巨大なダムが決壊し、大量の水が一気に下流へ流されると、各地で堤防が越水したり決壊したりして、多数の都市が浸水する被害に見舞われます。
海外のとある地域(中国の三峡ダム)では、たった一つのダムが決壊するだけで数億人が被災し、甚大な海洋汚染が発生すると言われているような所もあります。
ダムそのものを現状以上に強化改良することが難しい場合、ダムの下流側に巨大な壁を複数枚設置しておくことで、被害を軽減させることができるかもしれませんね
仮にダムが決壊したとしても、流出する水量が河川の堤防を壊さない、溢れさせないレベルであれば、特に深刻な問題は生じないのです。
つまりこの問題に関しては、ダムが決壊しようがしまいが、流水量を常にある一定レベル以下に制限することができれば良いということになります。
巨大な壁をダムに密接して建造してしまうと、決壊時に大量の岩石が壁側の水門に詰まり、放水量の調節ができなくなる可能性があります。
また、超重量の壁を至近距離に設置することは、その間の土地を長時間日陰にすることとなってしまいますので、カビや害虫などの大量発生が懸念されますし、地盤沈下や土地の変形に繋がってしまうかもしれません。
よって、壁と壁は最低数㎞以上は離すべきであると推察されます。
壁内には居住施設をできるだけ建造しないようにし、田畑のみを展開するようにしておけば、災害時に犠牲者を最低限度に留めることができます
壁内の流水域には街路樹や船舶などを設置しないようにしておくことで、決壊時にそれらが壁の水門を塞いでしまう事態を回避することができます
1000年住宅の造り方 - 節約と日常ブログ (goo.ne.jp)