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猫とのんびりブルガリア

ブルガリアで猫とのんびり暮らしています。知名度のまだまだ低いブルガリアンライフを広めるべく少しずつ紹介していきます。

ブルガリアの家庭料理ムサカ

2012年05月26日 | 
今日は以前、友人に教わったブルガリアの家庭料理ムサカのレシピをご紹介します。
ムサカは野菜やお肉をオーブンで重ね焼きした料理でブルガリアのみならず、トルコやギリシャでも
似たような料理がありバルカン地域で親しまれている料理です。
地域によって具材は違うようですが、ブルガリアのものは、やっぱり?ヨーグルトが入っています。
美味しく作るコツはじゃがいもを細かくサイコロ状に切ることが大事だそうです。
細かく切ることで火が通りやすくなり仕上がりがホクホクになるそうです。

何度か自分流で作っていたのですが、いつもイマイチな仕上がり
ところが、このレシピで作ったところ・・・・激ウマ!
以前は滅多に作りませんでしたが今は月1ペースぐらいで頂いてます!
実はこのレシピ、お友達にカフェの紙ナプキンに書いてもらったものだったので失くさないウチに
こちらに記載しておきたいと思います。とっても美味しいので是非お試しを!

作り方:

玉ねぎ 1個
トマト 2個
ジャガイモ 5個
ひき肉(合いびき肉)250g
パプリカ 小スプーン 1
パセリ 適量
ミント 適量(生ハーブのほうが美味しいですが、なければ乾燥でもOK)
小麦粉 大スプーン 3
ヨーグルト400g
卵 3個
塩 適量
牛乳 150ml
水  300ml
バター 少々
ベーキングパウダー 少量


1.玉ねぎはみじん切り、じゃがいもは皮をむいて角切り、トマトも角切りにします。
2.フライパンに油をひき、玉ねぎ、じゃがいもを炒め、お皿に取り出しておきます。
3.次に同じ鍋でひき肉を炒めます。
4.耐熱皿に炒めた玉ねぎ、じゃがいも、ひき肉を入れ、トマト、水300mlを加え、バター、ミント、
パセリ、パプリカ、塩で味付けします。

5.200度のオーブンで45分焼きます。
6.焼いている間にボウルに卵、塩、牛乳、ヨーグルト、少量のベーキングパウダーを入れ混ぜ合わせておきます。
7.耐熱皿を取り出し、6を上から流し込み、更にオーブンで15分焼いたら出来上がりです!ちなみに今回は旦那のリクエストでチーズを最後に投入。チーズ入りも美味しいですよ~

そしてサラダにはスイカが出回っていたので、こちらでポピュラーなスイカのサラダを作ってみました。
このサラダ、スイカとフェタチーズ(なければカッテージチーズでも代用可能ですが、その際は塩を入れてください)紫玉ねぎ、ミントの葉をオリーブオイルと黒コショウで混ぜるだけなんですが、さっぱりしてて暑い日なんかにはぴったりのサラダです。スイカにお塩をかけるのが好きな方はきっと好きだと思います!


復活祭のお供 コズナック

2012年04月17日 | 
ブルガリアでは先週の4月13日の金曜日から復活祭の4連休でした。
西欧で行われる復活祭は(主にカソリックなど)その前の週らしいのですが、
ブルガリアは正教の国なので1週間遅れての復活祭でした。

私たちは昨年と同じく、旦那のお婆ちゃんのお家でイースターのご飯頂いてきました。
ブルガリアではイースターの日に羊肉とお米をオーブンで炊いたものを食べるのが
習慣のようですが、今年はお婆ちゃん、羊肉の代わりに私の好物の
鶏肉とキセロ・ザレというキャベツを発酵させたものにパプリカで煮込む料理を
用意してくれていました!
酸っぱいキャベツの味と鶏肉の風味が私はたまらなく好きなのですが、キャベツが苦手な
旦那は一人でスーパーで買ってきたお惣菜を食べてました。

前菜とメインを食べ終わると、ここから感謝祭のメイン行事スタートです。
テーブルを囲んでいる客人みんなで好きなイースターエッグを選び、卵の先と先を
ぶつけ合い、どちらの卵が割れないかを競い合います。
最後まで卵が割れなかった人が今年、一番ラッキーな人!となるようです。
そして、割れた卵と一緒に最後に食べるのが・・・コレ↓
コズナックという菓子パンのような甘いパンです。甘いパンとゆで卵の組あわせ、
不思議な組み合わせですね~。

面倒くさがり屋の私。コズナックはスーパーで購入しました。イースターの1週間前ぐらいから
ずらっと店頭に並び、ブランドも様々な物が出回っています。一斤で結構な量があり、イースターの
ご飯に招かれた時などお土産としても持参したり、ご近所さんに頂いたりするので、
コズナックが余ってしまい、毎年消費に困ってしまうのですが、今年は余り物をフレンチトーストに
すると良いという情報を仕入れたので早速試して見ました。これが、コズナックの甘さがちょうど
合い、ぴったりでした!おかげで今年のコズナックはカビが生えず無事消費いたしました。ホっ。
私が購入したコズナックのパッケージにはロシアやギリシャ語訳でも書かれてました。
他の国もコズナック頂くんですね~

おまけ:本日のリリの寝姿。小さい箱に無理やり入って、箱が破れてしまいました。
それにしても、こんなに無理やりな体制で寝て苦しくないのかしら・・・と心配になりましたが、
正面を見たら、身動き一つせず、グースカ寝てました。


ブルガリアの豆スープ ボブチョルバ

2012年03月29日 | 
ブルガリアでは、木々にも少しずつ新芽がついてきて、すっかり春らしくなってきました。
さて、今日は安くて簡単に出来る家庭料理、ボブチョルバというブルガリアで
親しまれているスープを紹介します。

先日、青空市場に行ったときに乾燥ピーマンと乾燥ミントをゲット。売り場のおじさんから
これを入れると豆スープが美味しくなるんだよ~と言われたので、すっかりその日は
豆スープが頭から離れず、家に帰ってから早速作ってみました。実は以前、近所の方にご馳走になった
ボブチョルバが美味しくて、私が何度挑戦しても同じ味にならないので、今回おじさんに
電話してその秘密を教えてもらいました。何が違うんだろう?と疑問に思ってましたが、
美味しさの秘訣は・・・・・「チキンブイヨンだよ!」
チキンブイヨンを入れるとなんでも美味しくなるんだよ~と教えてくれましたが、
簡単すぎる答えに拍子抜けしてしまいました


ボブチョルバは乾燥の白いんげんを使います。豆は水につけてから煮ないといけないので
ちょっと面倒くさいのですが・・・缶詰とかあると便利ですよね~


作り方

材料:
白いんげん豆 適量
玉ねぎ    1個
トマト    2個
にんじん   2本
乾燥ピーマン(なくてもよい)適量
乾燥ミント 適量
セイボリー 適量
パセリ   適量
塩     適量
パプリカ  適量
サラダオイルまたはラード 適量
チキンブイヨン 1個


1.乾燥白いんげんは水につけ一晩おいてから、鍋にいれ豆がやわらかくなるまで煮る。
2.玉ねぎはみじん切り、にんじん、トマトはサイコロ状に切る。
3.鍋に白いんげん、水を入れ、沸騰させる。沸騰したら玉ねぎ、にんじんを入れ、柔らかくなるまで煮る。
4.トマト、乾燥ピーマン、ミント、セイボリー、パセリ、塩、パプリカを適量入れます。

5.サラダオイル、チキンブイヨンを加え、弱火にしてから2時間ほど煮込む。
出来上がり!

ブルガリア人は食べるときに生にんにくや酢漬けのとうがらしをスープに添えて
頂きます。

お豆がホクホクしててヘルシーで美味しいですよ!ちなみに白いんげんはダイエットにも良いそうです。
是非、お試しを~!

寒い日はブルガリアンチキンスープ!

2011年12月01日 | 
気がつくと既に12月!!
朝晩マイナスは当たり前になりブルガリアはすっかり冬です。

寒い日が続くとついつい食べ物も温かいものが恋しくなりますが
そんな時にはチキンスープが最高です。ブルガリアでは鶏肉を丸ごと買っても
7レバ程(日本円:約420円)なのでお手軽に楽しめる家庭料理として親しまれています。
時間はかかりますが、材料も少なく栄養満点で作り方はとっても簡単!!
シンプルな料理ですが鶏肉のうまみが出て物凄く美味しいんですよ~

チキンスープってどこにもあるんじゃない?どこがブルガリア流?と思われる方がいると思いますが、
仕上げに溶いた卵とヨーグルトを投入するんです~
アツアツのまま入れると固まりが出来てしまうので、冷ましてから入れます。
ちょっと面倒くさいですが・・・・
もちろん、ヨーグルトなしでも十分に美味しいので面倒であればそのまま頂いてもOK
ブルガリア人はこのスープにワインビネガーを入れていただきます。
ラーメンにお酢みたいな感覚でしょうか?鶏肉の皮から油が出るので
お酢を入れるとさっぱりして食べやすくなるんですよ。

作り方:

鶏肉1羽(丸ごとでなくでも皮付き肉を1Kgあれば大丈夫です)
玉ねぎ 2個
にんじん 1本
イタリアンパセリ少々
フィデ 少々(フィデは細いパスタ状の小麦粉で出来た麺のこと。通常の極細パスタでも可能。)
ヨーグルト100g
卵 1個
塩 適量
水 適量

1.鍋に鶏肉と水を入れ、肉がホロと崩れるぐらいまで弱火で煮込む。(大体3時間ぐらいでしょうか)
  こんな風にスープが黄色っぽくなります。

2.鶏肉から出汁がたっぷり出たところで、一旦鶏肉を取り出して、骨を取り除く。
  身は細かく裂いてスープに戻します。
3.再び弱火にかけ、みじん切りした玉ねぎ、にんじんを入れ、柔らかくなるまで煮る。
  玉ねぎとにんじんが柔らかくなったら、フィデを入れ、フィデが柔らかくなるまで煮る。
4.塩で味付けし、火を止めて冷ます。
5.スープが冷めたところで、卵とヨーグルトを混ぜた物を投入。よく混ぜ合わせたら再び火にかけ
  暖めて、パセリを散らして出来上がり!

今回挑戦した私のチキンスープは崩したジャガイモも沢山入れてしまい、水分を
吸い込んでしまったのでスープがなくなってしまいました。


ストーブの前から離れないリリ。電気ストーブなので、安全なのですが、
寒い朝などはストーブの表面にくっついてる?と思うぐらいスレスレのところまで近ずいて、温まるまで
ジィーーと動きません。なので毛がアツアツになってたりします。大丈夫??


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秋、美味しいもの

2011年10月23日 | 
最近ますます気温が下がり、朝晩は10度以下まで冷え込むように
なりブルガリアではますます秋が深まっております。

さて、秋といえば美味しいものが増えますよね。
ここブルガリアでもこの季節になればこれ!という物をご紹介します。
といっても、私の勝手な判断ではありますが・・・

気温が下がってくると必ず林檎が出回ってきます。市場にいくと
写真のような小ぶりの林檎が多く出回るのですが、この林檎、サクサクしていて
甘みがあるので調理するよりもそのまま皮ごと食べると、とっても美味しいんですよ!
なんでもブルガリア独特の林檎だということです。
写真の↓林檎も何方かの家から取れたものらしく、旦那のおばあちゃんから
頂きました。5キロ頂いたので今でも山ほど家にあり、まだまだ食べ切れていません。

ちなみにおばあちゃんからこんな綺麗なお花も頂きました。秋っぽい素敵な色ですよね。


それから、この季節はちょうど蜂蜜とハーブ類が多く出回る季節です。先日
山にドライブに行ったときにこんな変わった蜂蜜を手に入れました。
写真右がブルガリアでは山岳地帯でしか手に入らないといわれている長寿のムラスルスキの蜂蜜と
メンソールの蜂蜜(左側)どちらも蜂蜜とハーブの味が混ざり合っていてとっても美味しいです。
そして、ハーブーティーミックス。こちらにもムラスルスキ、オレガノなどのハーブを数種類
混ぜ合わせたもので、免疫力向上に効果があるそうです。


これから気温がぐんと下がるので、風邪予防に蜂蜜やハーブティーを飲んで備えるんですね~

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