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【FF14】約3ヶ月遅れて7.0の冒険を振り返る【#03】

2024-10-26 | 冒険録(FF14)
現在進行度:パッチ7.0「黄金の遺産」 Lv90メインクエスト進行中

(この記事には『FINAL FANTASY XIV』のネタバレを含みます。各々の責任で閲覧には注意してくださりますよう、よろしくお願いいたします。)



【前回のあらすじ】
 遥か西方、トラル大陸へ向かう船の上で、乗員たちと話をした。
 彫金師、商人、グリーナー、探検家…………さまざまな人が乗り合わせていた。
 さまざまな人が乗っていれば、聞ける話もさまざまだった。



 ひとしきり甲板にいる同乗者たちと話したあと、船室に戻り、皆と他愛ない話をして過ごした。
 船に乗って以降、ウクラマトの元気がないんだが、大丈夫だろうか。

 心配ではあるけれど、アルフィノが次の話題を話し始めた。
 エレンヴィルにトラルでの種族の呼び方を聞かねば、と思っていたんだけれど、アルフィノのおかげで聞かなくても聞けてしまった。

 ヴィエラと同じように長い耳を持つ種族、シャトナ族か…………
 ヴィエラは、男は師匠のもと、森の中で暮らし、集落を守ることを宿命づけられているが、シャトナ族はどうなんだろうか。
 
 エレンヴィルの口ぶりからすると、シャトナの男性も集落の中にいることはほとんどなさそうだが…………と、この時は、気になって仕方がなかった。

 エレンヴィルの母親の話も気になったのだが、続きを聞くことは叶わなかった。

 船員たちの慌てふためく声が船室中に響いたからだ。
 助けに甲板に出ると、横から激しい雨が打ちつけた。

 大きく揺れる船体。立っているのもままならない。
 とんでもない大嵐だった。
 波に踊らされて大きく傾く船体。足を滑らせて船から落ちそうになる人もいた。

 このままではまずいと思い、魔法障壁を起動すべく、ぼくは走った。
(ちなみに、メインクエスト7.0を始めたこの日、討滅戦ルーレットで当たったのは、なんと、よりにもよってリヴァイアサンでした。なんたる偶然。)

(エレンヴィルが珍しく素直に感心してくれているのに、「さっきリヴァイアサンで触ったからw」とひとり笑ってしまいましたw)

 ウクラマトも、なんだか調子が悪い中、奔走してくれていた。
 実際、助けになっていたのか、というところは怪しいが、トラブルがあったときに他人のために行動できる心の持ち主だと知ることができたのは、良かった気がする。



 翌朝、目を覚ますと、船室は窓からの柔らかい光で溢れていた。
(ここでグラフィックアップデートのすごさを痛感した私。光の反射がめっちゃくちゃ綺麗でした……!)

 甲板に出る。
 爽やかな海風がぼくを迎えてくれた。
 雄大な波の音に紛れて、海鳥の声も聞こえた。

(これは……!リムレーンさんが依代にしていた鳥さんと同じ種類の鳥さん……!!!と感激しました!)

(サリャク像に見送られ、デリックと同じ髪型のかたが旅支度を整えてくれ、リムレーンさんの依代と同じ鳥がトラルに導いてくれている…………なんて素晴らしいんだ……!神様に愛されてるよヒカセン……!!と思いましたw)

 エレンヴィルが、陸地が近いことを教えてくれた。
 平穏な、とはいかなかったが、とうとう船旅も終わりのようだ。

 手当てを手伝っていたアルフィノたちも、後ろ髪引かれることなく下船することができそうだ。
 大事にならなくて良かったな、と思う。


 そろそろ下船、といっても、まだまだ陸地は見えない。
 ここからは小舟に乗り換えてトライヨラを目指すそうだ。
 この大嵐の中で手助けしたことは、賭け事が賭け事にならなくなるくらいの活躍になってしまったらしい。

 当の継承候補者本人であるウクラマトが動けていたかと言われると…………正直、この時点では、まだまだだったと思う。

 でも、これからの活躍に期待が持てる。

 そんなスタートになったのではないかと思う。


 青い空に、青い海。
 遠くには陸地が見える。


(ここ、めちゃくちゃトレーラーと同じセリフ、同じ動きをキャラクターたちがしていて、おお、ってなりました!)


 さあ、ようやく到着だ。
 トラル大陸での冒険が、始まる。


© SQUARE ENIX

【FF14】約3ヶ月遅れて7.0の冒険を振り返る【#02】

2024-10-09 | 冒険録(FF14)
現在進行度:パッチ7.0「黄金の遺産」 Lv90メインクエスト進行中

(この記事には『FINAL FANTASY XIV』のネタバレを含みます。各々の責任で閲覧には注意してくださりますよう、よろしくお願いいたします。)



【前回のあらすじ】
 遥か西方、トラル大陸を統べる、トライヨラ連王国。
 その王女、ウクラマトの依頼によって、冒険者は海を渡る。
 ガレマルドの民との和解の手がかりを探す、アルフィノとアリゼー。
 手紙と耳飾りを携え、祖父の旅路の真相を探す、クルル。
 仲間とともに、晴天のオールド・シャーレアンを出航する。




 トライヨラへ向かう、船の上。

 当然だが、右を見ても左を見ても、海。
 燦々と照る太陽のおかげで、きらきらと輝いている。

 遙か西方、トラル大陸に到着するには、当たり前だが時間がかかる。
 皆はめいめいに船の上での自由時間を満喫…………過ごしているようだ。

 クルルから、船に乗っている人に話を聞いてきてはどうかと提案された。


 確かに、聞き込みや情報収集は、冒険者の基本だ。
 ぼくは、同乗者たちと話をしてみることにした。



 ……と、その前に。
 船の舳先に立ってみた。
 危ないのは百も承知なんだけれど、先程、ウクラマトが船首の先の先まで行っていたのが、少し羨ましかったんだ。

 潮風が気持ちいい。
 これから、どんな冒険が待っているんだろう。
 トラル大陸の人々はどんな生活をしているんだろう。
 どんな強敵が待っているんだろう。
 楽しみで、弓を掲げたりなんてしてみた。

(我ながらうちの子めっちゃかっこいいと思った瞬間でしたw)



 さあ、同乗者に話を聞きに行こう。


 彫金師のフォンジャンテーンは、新天地を求めてトラル大陸に渡ることを決意したらしい。
 ウルダハのエシュテムといえば、とても有名な店のはず。つまり、彼は実力ある彫金師なのだろう。

 そのまま働いていても、生活に困ることなく、周りから「すごいね」と言われる日々を送れると思うんだけれど……なぜ……?
 きっと、その答えは、彼が見せる憂いを帯びた表情が物語っているような気がした。


 ララフェル族の商人は、トラル大陸で取引を行うつもりのようだ。
 彼からは、トライヨラでの種族の呼び方について聞くことができた。聞き慣れない響きの呼び名ばかりだった。
 ……なるほど、エオルゼアとトライヨラでは、言葉もまるで違うんだな……。

 相手の言葉を知るというのは大切だ。言葉は、コミュニケーションの要になるのだから。言葉を知らなければ、知らずに無礼を働いて、トラブルになることだってある。

 ……まあ、ぼくの場合は、超える力のおかげか、ある程度話していることが理解出来る……気がしているんだけれど。
 それでも、言葉は文化のひとつだから。

 トライヨラに着く前に、良いことを聞けた、と思った。


 トライヨラには、グリーナーも用事があるようだ。

 まあ、これは納得、かな。
 終末の危機が過ぎ、あらゆる動植物を集めなくて良くなったとはいえ、シャーレアンは学問の最先端だ。あまり交流のない地域には興味津々だろう。

 このグリーナーのかたは、エレンヴィルの知り合いで、この船を融通してくれたという。ありがたいことだ。
 お礼を行って、他の人のところへ向かった。



 マムージャ族とルガディン族の乗員だ。
 そうか、マムージャ族はトラル大陸の出身だったか。片言で話していた彼が急に流暢に話し始めたときは驚いたが、すぐに事情がわかった。

 湯浴みの踊りといえば、ブロンズレイクで、湯浴みの踊りをしようとするマムージャ族が出禁になってトラブルになっていたのを思い出した。
 気には、なるんだよな……。

 気になるといえば、ケテンラムのこともそうだ。
 ルガディン族の中では憧れの存在なのだろうか。今までどこで冒険をしたのだろうか。
 彼の足跡をたどれる日が来れば、新たな旅路を決めるときに参考にできるかもしれない、なんて考えた。



 アルフィノは、船に設置されている装置が気になるようだ。
 魔法障壁を発生させる装置のようだ。
 ぼくはリヴァイアサンやビスマルクと戦ったときにお世話になったけど、普通に生きてたらお世話にならなかっただろうな……とは思う。
(そもそも船の形が特殊すぎますものリヴァイアサン討滅戦とビスマルク討滅戦。まあ、それは、シドさんの発明がすごいということで……)



 ここの船員たちの間で、賭けが行われているようだ。

 今回、ウクラマトが挑んだ継承の儀で、王位継承権をもつ者は1人じゃない。
 確かに、トライヨラでは皆、誰が王になるのかを楽しみにして……そして、期待していた。
 楽しみにしていたのは民衆だけじゃないということだ。


 ウクラマトは、潮風を浴びて、海を眺めていた。
 なんだか辛そうだとは思っていたけど…………まあ、これは後で書く機会があるかな。


 一通りの乗員と話して、クルルに声をかける。
 クルルも種族名には興味があるらしい。
 ちょうどいい、後でエレンヴィルあたりにヴィエラ族の呼称を一緒に聞きに行こうかな、なんて思った。


© SQUARE ENIX

【FF14】約3ヶ月遅れて7.0の冒険を振り返る【#01】

2024-10-03 | 冒険録(FF14)
現在進行度:7.0「黄金の遺産」 Lv90メインクエスト最初から

(この記事には『FINAL FANTASY XIV』のネタバレを含みます。各々の責任で閲覧には注意してくださりますよう、よろしくお願いいたします。)

(「2ヶ月遅れて」と銘打って始めたはずが、いつの間にやら約3ヶ月遅れになってしまったな……?
 ……うーん、気にせずいこう。)



 事の始まりは、ヴォイドでの冒険もデリックとの冒険も一段落して、しばらく経った頃のことだった。
エレンヴィルが外大陸から客人を連れてきたことだ。

 客人……ウクラマトの依頼は、彼女の国、トライヨラにて近々開催される継承の儀の手助けして欲しい、というものだった。

 正直、政治絡みの案件には苦い思い出があるんだけれど…………それよりも、わくわくが勝った。
 まだ行ったことのない場所に行けて。その土地の暮らしを、行き交う人々の衣服から、建物から、かかわりから、感じることができる。ぼくの冒険の動機なんて、それで十分だ。

 オジカに声をかけて、メインホールで皆を待つ。
 グ・ラハが壁に貼った新しい地図を見ながら、これから始まるたびに胸が弾んだ。
 ぼくが一番乗りとは、珍しいような気がした。

 しばらく待つと、皆が続々とメインホールに入ってきた。


 アルフィノとアリゼーは、ガレマルドの人々との和解の手がかりを求めて。
 クルルは、手紙と三つ葉の耳飾りを足取りに、祖父——ガラフ・バルデシオンの旅路の真実を求めて。
 ウクラマトは、継承の儀を乗り越えた先に待つ、玉座を求めて。
 エレンヴィルは、ぼくたちの先達として。

 ……と、言っても、彼も黄金郷の伝説はずっと気になっていたみたいだけど。
 素直じゃないところも、彼らしい。
(この凸凹コンビ、めちゃめちゃ好きです……!)

 ぼくには、皆ほど明確な目的はなかった。

 それでも。

 それでも、トライヨラへ旅に出た。
 以前グ・ラハが言った通り、歩いていけば、いつか目的が見つかると思うから。




(バルデシオン分館を出たらエレンヴィルが立っていたので、グルポでパシャリ。)

(夜だったのとエレンヴィルが褐色なのでちょっとライトを足しましたが、フィルターをいれなくてもめちゃくちゃきれい(むしろフィルター入れると違和感を感じるレベル)に撮れました!)
(グラフィックアップデート、すげぇ……!って思いました!)



 明朝、支度を整え、船着き場へ向かう。
 知神の港では、着々と船出の準備が整い始めていた。
(顔は似ていないとしても、ここにデリックと同じ髪型の船乗りさんがいるの、演出がずるいなあと思いました……!)

 やはり、出立の日はわくわくして仕方がない。
 ぼくがまだ見ていない世界へ、今、一歩踏み出そうとしているんだ。どんな光景が広がっているのか、想像するだけで心が躍る。



 うきうきした気持ちが顔に出ていたようで、皆に声をかけられた。

 エレンヴィルのいう「死の三角海域」は、それらしきものには遭うことは……いや、ぼくがそうだと知らないだけで、その海域に迷い込んでいたのかもしれない。
 なんにせよ、大自然の厳しさを味わう船旅になったのは間違いがなかったな。

 でも、アリゼーの言う通り、アクシデントも旅の醍醐味として、楽しみながら旅ができたらいい、と思った。
 オールド・シャーレアンの皆に見送られて、船は大海原へ繰り出した。

 見送りには、グ・ラハやタタル、オジカ、アメリアンスさん……フルシュノさんも来てくれていた。議員の仕事は忙しいだろうに、可愛い子どもたちの船出に立ち会ってくれるとは、素敵な父親だ。
(見知った顔がいると、「あーーーー!!!」ってつい声が出ますよね!ここでパパいたのうれしかったなあ……!)

 晴天、波風も船出日和。
 ぼくらのトラル大陸での大冒険は、こうして始まった。


© SQUARE ENIX

【FF14】約2ヶ月遅れて7.0の冒険を振り返る【#00】

2024-09-02 | 冒険録(FF14)
(この記事には『FINAL FANTASY XIV 黄金の遺産』のネタバレを含みます。各々の責任で閲覧には注意してくださりますよう、よろしくお願いいたします。)

 今日もトライヨラは活気に満ち溢れている。 

 万貨街の賑わいと波の音を楽しんでいたら、いつの間にか日が暮れそうだ。

 シューニェの店では、店主の彼ももちろんだが、ウヴロもどうやら評判が高いようで、女性客が訪れるのをよく見かける。
 ドヌハヌの店は、いつかの閑古鳥はどこへやら、夕飯で怪魚に挑戦しようとするお客が来ている。彼が提案する調理法は美味しいと評判だ。
 ラゾルジとパパーニは、やはり良いコンビだ。手早く、美しい製品をとても生き生きとした表情で作っている。
 パメカは、今日は何の本を読んでいたのだろう。仕事の合間に読んでいる本の装丁が毎日違うものだから、その速読ぶりを少しうらやましく思ったりする。
 シェーロジャとハルナレクは、次の新作ジュースのことでまた揉めているみたいだ。揉めている、とはいっても、その表情は生き生きとしている。

 トライヨラの人々は、皆、生き生きと生活していて良い。

 タコスのチーちゃんは、今日も今日とて大繁盛だ。外の席には、辛さに顔をしかめつつ、明るい声で、隣人と食事を楽しむ人々で溢れていた。
 モブリン族の店主は、いつも勤勉だ。商品が届く前に片付けをしておこう、と、整理整頓を欠かさない。
 ペルペル族の青年は、今日も釣りに行くのだろうか。相も変わらずよろず屋に顔を出している。

 シャバーブチェでは、賑やかな声が一層の盛り上がりを見せている。今日はデモウェニの物語だろうか。それとも、異邦の詩人だろうか。ヴァリガルマンダや障壁の向こう側でのことで、ちょっとだけ有名になってしまったから、少し気恥ずかしい。

 障壁の、向こう側、か……。

 黄金郷をめぐる冒険からしばらくが経った。あの景色は美しく、穏やかで……だからこそ、考えさせられるものだった。

 うーむ。
 ここらでひとつ、考えをまとめてみるのも良いだろうか。
 今までだって、愛用の紀行録に簡単に書きまとめてはいる。とはいえ、考えを……自分の思いを事細かに書くなんて、そんなことはしなかったのだけれど……。

 ぼくのやる気がもつだろうか……。
 一抹、不安を感じつつも、やってみたいという気持ちが勝った。

 フォルアード・キャビンズの一室に、心地よい風が吹き込んできた。
 潮の香りを乗せて。


≪7.0のメインクエストがあれやこれや言われているのは知っていますが、私はとってもよかったと思いました!ぜひ、私の思うままに感想を書きまとめたいと思い、こちらにまとめることにしました!≫

≪光の戦士が思い返している体で記事を進めていくつもりですが、BGMや一方その頃……の場面などは、この形でプレイヤーの私が語ることもあります。≫
≪もうすでに、『土佐日記』みたいに、終盤、筆者が出張ってきてるやんけ!最初の設定どこ行ったん!?ということになりそうな気がしています!(企画倒れ)≫

≪更新、とってもゆっくりとなります。気が向いたときにふらっと立ち寄ったかたがふわっと温かい目で読んでくれていたらいいな……と思ってはいますが、気長にお待ちください。≫

≪あ、文才はそんなにありません!というのと、世界設定熟知しているわけではないので何かしら食い違ったら申し訳ない!≫

© SQUARE ENIX