(この記事には『FINAL FANTASY XIV 黄金の遺産』のネタバレを含みます。各々の責任で閲覧には注意してくださりますよう、よろしくお願いいたします。)
今日もトライヨラは活気に満ち溢れている。
万貨街の賑わいと波の音を楽しんでいたら、いつの間にか日が暮れそうだ。
シューニェの店では、店主の彼ももちろんだが、ウヴロもどうやら評判が高いようで、女性客が訪れるのをよく見かける。
ドヌハヌの店は、いつかの閑古鳥はどこへやら、夕飯で怪魚に挑戦しようとするお客が来ている。彼が提案する調理法は美味しいと評判だ。
ラゾルジとパパーニは、やはり良いコンビだ。手早く、美しい製品をとても生き生きとした表情で作っている。
パメカは、今日は何の本を読んでいたのだろう。仕事の合間に読んでいる本の装丁が毎日違うものだから、その速読ぶりを少しうらやましく思ったりする。
シェーロジャとハルナレクは、次の新作ジュースのことでまた揉めているみたいだ。揉めている、とはいっても、その表情は生き生きとしている。
トライヨラの人々は、皆、生き生きと生活していて良い。
タコスのチーちゃんは、今日も今日とて大繁盛だ。外の席には、辛さに顔をしかめつつ、明るい声で、隣人と食事を楽しむ人々で溢れていた。
モブリン族の店主は、いつも勤勉だ。商品が届く前に片付けをしておこう、と、整理整頓を欠かさない。
ペルペル族の青年は、今日も釣りに行くのだろうか。相も変わらずよろず屋に顔を出している。
シャバーブチェでは、賑やかな声が一層の盛り上がりを見せている。今日はデモウェニの物語だろうか。それとも、異邦の詩人だろうか。ヴァリガルマンダや障壁の向こう側でのことで、ちょっとだけ有名になってしまったから、少し気恥ずかしい。
障壁の、向こう側、か……。
黄金郷をめぐる冒険からしばらくが経った。あの景色は美しく、穏やかで……だからこそ、考えさせられるものだった。
うーむ。
ここらでひとつ、考えをまとめてみるのも良いだろうか。
今までだって、愛用の紀行録に簡単に書きまとめてはいる。とはいえ、考えを……自分の思いを事細かに書くなんて、そんなことはしなかったのだけれど……。
ぼくのやる気がもつだろうか……。
一抹、不安を感じつつも、やってみたいという気持ちが勝った。
フォルアード・キャビンズの一室に、心地よい風が吹き込んできた。
潮の香りを乗せて。
≪7.0のメインクエストがあれやこれや言われているのは知っていますが、私はとってもよかったと思いました!ぜひ、私の思うままに感想を書きまとめたいと思い、こちらにまとめることにしました!≫
≪光の戦士が思い返している体で記事を進めていくつもりですが、BGMや一方その頃……の場面などは、この形でプレイヤーの私が語ることもあります。≫
≪もうすでに、『土佐日記』みたいに、終盤、筆者が出張ってきてるやんけ!最初の設定どこ行ったん!?ということになりそうな気がしています!(企画倒れ)≫
≪更新、とってもゆっくりとなります。気が向いたときにふらっと立ち寄ったかたがふわっと温かい目で読んでくれていたらいいな……と思ってはいますが、気長にお待ちください。≫
≪あ、文才はそんなにありません!というのと、世界設定熟知しているわけではないので何かしら食い違ったら申し訳ない!≫
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