新聞広告をみて購入。一気に読んでしまった。
2014年12月末の理研の実験打ち切り発表ならびに外部委員会による検証結果の発表内容が盛り込まれていないのは残念だったが、専門的知識をもつ著者が、科学者に徹したスタンスにたち、事件の経過をコンパクトにまとめてくれている。専門的な用語についても、分かりやすく説明してあるので解りやすかった。
結局のところ、ユニークなキャラクターでちょっと可愛い女性の不正の連続に、実績のある著名な研究者たちが、騙され翻弄され、あげくに、世界的にも有名な科学者一人が悲劇的な死を遂げるという、まるで小説のような実話なのだという気がしている。本書の中で、ある著名な大学教授が「STAPあるある詐欺だ」と表現していたがまさにピッタリのネーミングだ。
この本は、昨年11月の時点までの記録なので、その後の、残存試料の分析結果の詳細、丹羽氏と小保方氏による検証実験の詳細、小保方氏の退職決意の経緯とその後の懲戒問題、そして何よりも、ES細胞混入の詳細な経緯など、残された解明すべき重大な問題を、ぜひ続編で追及して欲しい。

2014年12月末の理研の実験打ち切り発表ならびに外部委員会による検証結果の発表内容が盛り込まれていないのは残念だったが、専門的知識をもつ著者が、科学者に徹したスタンスにたち、事件の経過をコンパクトにまとめてくれている。専門的な用語についても、分かりやすく説明してあるので解りやすかった。
結局のところ、ユニークなキャラクターでちょっと可愛い女性の不正の連続に、実績のある著名な研究者たちが、騙され翻弄され、あげくに、世界的にも有名な科学者一人が悲劇的な死を遂げるという、まるで小説のような実話なのだという気がしている。本書の中で、ある著名な大学教授が「STAPあるある詐欺だ」と表現していたがまさにピッタリのネーミングだ。
この本は、昨年11月の時点までの記録なので、その後の、残存試料の分析結果の詳細、丹羽氏と小保方氏による検証実験の詳細、小保方氏の退職決意の経緯とその後の懲戒問題、そして何よりも、ES細胞混入の詳細な経緯など、残された解明すべき重大な問題を、ぜひ続編で追及して欲しい。

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