埋まりゆく本棚

読んだ本の感想なんかを好き勝手に綴ってます。最近忙しくてなかなか本が読めませんが…。

職業別 パリ風俗

2006年05月21日 15時27分55秒 | その他
最近忙しくて本を読む時間がなかなか作れない…。
でもレポートの資料探しに図書館へ行くと、ついつい関係ない本まで借りてしまう。時間がないはずなのに…。


この本もレポートとは全く関係のない本。
日本史の本を探してたのに、結局この本借りちゃった…何やってんだか。

バルザックとかフロベールとかモーパッサンの書いた小説の舞台となった時代のパリの職業を紹介した本。
私もバルザックとかモーパッサンの小説は時々読むけど、たまに読んでいてよく分からない部分があったりする。それは現代の日本と当時のパリとでは社会とか文化が違うからなんだけど、そういうのって大抵注釈を見てもよく掴めないのだ。

例えばバルザックの『ゴリオ爺さん』では、ゴリオ氏が年利1350リーブルの永久国債を売って、そのお金のうち15000フランで抵当権の付いた1200フランの終身年金を買うというくだりがある。

正直言ってよく分からないでしょ?
私もよく分からなかったし、『ゴリオ爺さん』を読んでるときも「とりあえずよく分からんが娘のために色々やってお金を作ったんだな」程度の理解しかしてなかった。
こういう読んでいてよく分からない部分を説明してるのがこの本。
作者いわく「一冊まるごと注のような本」とのこと。
確かにこの本を読むと、フランスの小説をさらに深く理解することが出来るし、小説の内容も分かりやすくなると思う。

○この本で紹介されてる職業(一部)○
 グリゼット(お針子)
 女優
 ダンディー (職業か!?)
 免許医 (『ボヴァリー夫人』のシャルル・ボヴァリーとか)
などなど…
乳母について書かれた「人乳市場」の章が、私の中では特におもしろかったです。


●『職業別 パリ風俗』鹿島茂 白水社●

DEATH NOTE

2006年05月07日 15時20分38秒 | マンガ
『DEATH NOTE』の新刊が出てたので早速買ってしまった。
そんでもって、早速読んでみることに。

もうややこしくて頭がこんがらがってよく分からなくなってしまいました…(笑)

とりあえずメロが真相のすぐそばまで来ていることは分かったけど。

今後の展開はかなり気になるけれど、そのためにはストーリーをしっかり理解しなければと、現在『DEATH NOTE』を1巻から読み直している。
そこで気がついた☆
Lが死んでからの展開が、私にとってややこしいものになっているということが。
Lが死以降の巻から、読むスピードが急に落ちてるしね(笑)
でも、ライトとLの勝負に決着がつくまで、私も頑張って『DEATH NOTE』読んでいきます!