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模型Club

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自作海洋シート

2013年11月01日 | 海軍Club


100均で購入できるもので、海洋シートを製作してみました。ディスプレイケースは400円ですが・・・
 
ケースの底面に合わせて以前に買って余ったアクリル板を切ります。これに最初に手でクシャクシャにした緑セロハンを木工用ボンドで縁の周りだけ接着します。面の部分を接着すると、そこだけ海面部分が不自然になるためです。アクリルは透明でしたので白シートを貼って、セロハンの発色を良くしました。白シートも100円です。
 
その上に青セロハンを縁だけ接着していきます。これは好みですが、緑1、青2が一番外洋色に近かったので、私はこの組み合わせにしました。この上にさらに黄セロハンを貼り夕景タイプにしてみます。これで計4枚のセロハンを貼るわけですが、このときベースの板をあまり薄い物にしてしまうと、ボンドが乾いたとき板が反ってしまいます。たまたまあったアクリル板は3mm厚でしたが、これだと大丈夫みたいです。
 

で、霧島をセット。綿に100均黒スプレーで黒煙にして付けてみました。バックスクリーンは適当な夕景をダウンロードしてプリントアウト、これまた100均スプレーのりで貼り付けました。

扶桑と長良も作ってみました。海洋シートは結構いい値段がしますが、これなら格安で作れます。写真では出来が伝わらないと思いますが、実物は結構いい仕上がりになりますのでぜひお試しください。

 
570x400の大判海洋シートを作ってみました。100均の青色半透明セルロイドシートに青セロハン1枚を貼り付けます。
 
2枚作りましたが、色が濃いのと薄いのが出来てしまいました。おなじ物で作ったのに・・・


ピットロード1/700 日本陽炎型駆逐艦 舞風

2013年10月10日 | 海軍Club


ディスプレイは洋上とフルハルの選択ができます。同系艦の嵐・野分・萩風・秋雲のデカールが付いています。
 
フジミから販売されている、日本海軍艦手摺/艦橋窓枠セットとラッタル/舷梯セットを購入して、舞風に組み込んでみます。製造元はMK1というメーカーでKOREAとなっております。あしからず。。。


艦橋窓枠とラッタルを組み込みました。ピットロードは全体のモールドはタミヤより上で、アオシマのスーパーディテールと同じくらいです。しかし何せバリが多いので、いちいち・・・という感じです。。。舷窓モールドはありますが、ピンバイスで開けてあります。主砲上の空中線マストは0.3真鍮線で自作、カッターのグライブバンドはマスキングテープです。このグライブバンドは白を塗り忘れて透けてます。


タミヤ1/700 日本軽巡洋艦 長良

2013年08月24日 | 海軍Club


1994年発売のキットで、航空兵装を廃止した仕様になります。現在タミヤから発売されている長良は¥2,200ですが、このキットは¥1,300で中身も変わらないようです。艦橋を除いた各部ディテールはしっかりしています。電探とかはちゃんと網目状になっていて向こう側が見えます。カタパルトがあった甲板は、タミヤでは鉄甲板仕様になっていますが、リノリウムに変更して留めは0.3の真鍮線で再現してあります。艦首のマストと空中戦マストは0.3の真鍮線、主砲のキャンバスカバーはパテ、エッチング類はフジミ赤城用を使用しました。

   


アオシマ1/700 日本潜水艦 イ-400

2013年07月05日 | 海軍Club


旧キットのイ号です。現在では新金型のイ-400と401が発売されています。新キットの方はモールドもスジ彫りもキチッ、カチッとしています。何より晴嵐格納庫が開閉状態になっているのが素晴らしい。こちらの旧キットのモールドは、昔のアオシマという感じです。給排水口やスジ彫りも歪ですが、これはこれでアジがあっていいかも。兵装と晴嵐はショボ過ぎるので、静岡模型教材協同組合から出てる兵装セットを使用しました。これは、フジミ以外のウォーターラインのキットに付属として付いてくるパーツです。
 
 


フジミ1/700 日本空母 赤城 特35

2013年06月13日 | 海軍Club


完成した赤城の斜め後方写真に惚れ込んで購入しました。あの、トラス支柱や甲板裏のトラス構造が何ともいえません! エッチングがすぐに売切れてしまって、中々購入できませんでしたが、うまく木甲板と同時に購入できましたので、さっそく製作に取りかかります。
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うーん、よーく調べないで買ってしまった天罰が・・・ このトラス支柱はフジミ純正エッチングには付いていません。甲板裏のトラス構造エッチングもありません。あー、別売りなんだ・・・ こっ、ここが再現されないと赤城を買った意味が・・・ で、調べてみると写真のエッチングがフライホークから出ています。他にもライオンロアやゴールドメダルなどから出ていました。価格は¥6,000~¥9,000といったところです。う~ん、高い!! 作りたきゃ、買えよ! って話ですが、すでに赤城に¥6,000を拠出、さらにこれ以上の金額となれば他の戦艦が買えるし・・・ と、ウダウダと考え中。
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さらに調べると、トラス支柱のみのエッチングが、ファインモールドなどから出ている事を知り、とりあえずそれを購入することにしました。問題は丸穴支柱ですが、ノーマル部品にピンバイスで穴あけをしてみました。う~ん、微妙。。。エッチングではもう少し穴が大きく見える。ドリ歯は0.5を使いましたが、これが限界です。0.6では穴がつながってしまいました。これはこの方法でで良しとするか。
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トラスパーツが来るまで、他の部品をつくります。これはトモ甲板の奥にある格納庫へと続くシャッター扉です。ノーマルではモールドも一切なくのっぺりしていたので、それらしく作ってみました。最初はプラ板を細切りにして貼っていきましたが、いまいち表面のボコボコ観が表現できなかったので廃棄。次にやったのが1mmプラ棒を半円に削り貼りつけたのが写真のやつです。なかなかいい感じになりました。でも船体につけるとほぼ見えません。。。
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注文した部品が着たので組み込んでみました。アンカーチェーンの方はなかなかいいかんじです。甲板のリノリウム止めは0.3の真鍮線を使用。トラス支柱はとりあえず仮置き。一番下の写真はこのパーツが送られてきた梱包ですが、表に折曲厳禁と表示してあるにもかかわらず、このようにキッチリ折り曲げて配達されました。業者は日本郵政、いわゆる郵便局です。パーツの収まり場所が幸いしてか折れてはいませんでしたが、パッケージと同じ大きさのパーツだったら完璧アウト! なんにしても注意書きは守れよ郵便屋!! エッチングパーツ類を通販で頼むときは配達業者の確認を! 日本郵便だと余計なストレスと、場合によっては返品とか手間隙がかかります
 
エレーベーター下の格納庫扉のエッチングが完成しました。ファインモールドのトラス柱をやぐら状に追加してあります。
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右舷甲板下のトラスをエッチングパーツで再現。モールドはあらかじめ削り取っておきます。
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赤城の専用エッチングではないこのトラス支柱を、どうやって組み込むかずっと悩んでいました。ノーマルパーツにエッチングを被せるという方法は、思いついてはいたものの、向こう側が透けて見えないという点が納得がいかず採用しませんでした。しかし、支柱は斜めに取付けるなど難題が色々あります。結局、試作に試作を重ねた結果トラスパーツが無くなり、残りで作った二つは被せるタイプにしてみました。
 
これが仮組みしたところで、ノーマルに比べれば段ちの差です。この方法ですと斜めの具合も簡単に再現できますが、下側の部分はノーマルパーツに沿ったエッチングカットが必要になります。上の部分が少しすいてしまいました。
 
内側から見たところです。外側はエッチングが船体の縁に当るため一マス半カットしてありますが、それ以外は残さないと内側から見たとき、ノーマルパーツが見えてしまいます。
 
すいた所に一回り小さいトラスで目隠ししてみました。丸穴支柱は以前書いた、0,5ピンバイスで穴を開けた方法を採用。やはりプラモ作りは、何かいい方法は無いか・・・など考えるのもまた楽しいものです。私はプロモデラーではないので、お金をかけずにちょっとした工夫でそれなりに見えれば良しとします。この方法ならトラスパーツだけ買えば誰にでも出来ますよ。いずれにせよトラスパーツが無くなったので、新たに購入しなくてはなりません。。。
 
トモ甲板トラスの方法を少し変更です。プラパーツの上下部分をカットし・・・
 
上下甲板に取り付け、トラスガイドのようにします。これですと、中が透けて見えるようになります。
 
この方法で行こうと、ネットでトラスエッチングを注文しようとしたところ、ハセガワの三段赤城のトラスエッチングが流用出来ることが判明。ちょっとトラスパターンが違うけれど・・・ う~ん。。。
 
トラス支柱の試作のしすぎで、エッチングパーツが足りない・・・ しかし、金欠で買うことが出来ず・・・ 仕方ないのでほかの部位を組み上げていきます。甲板支柱に0.3の真鍮線でブレースを付けました。ほかにも、トラスが付くとその間にもブレースがはいります。
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プラパーツではクレーンが右舷にしか無いので、0,5真鍮線で作ってみました。プラパーツと形が違うので、2つ作ってこちらと差し替えます。先端の滑車とフックは初霜用のボートダビットエッチングをカット流用しています。
 
トラスエッチングを入手したので、対空砲奥のトラスとトモ甲板トラスを製作。ブレースもつけて、次は飛行甲板の取り付けです。
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甲板を船体に取付け木シールを貼りました。赤城の木シールは2分割になっています。貼るときに前後は、プラパーツにあるモールドがマーキングの代りになるのですが、左右は曲がって甲板からシールがはみ出さないように注意する必要があります。甲板デカールはドライタイプではなく、キット付属の水デカールをダメもとで木甲板に貼ってみました。このデカールは分割ではなく1枚物です。しかも、相手が木シール・・・かなりのギャンブル。プラパーツなら位置修正も容易ですが木シールとなると・・・当然、一発勝負か? ということで貼ってみました。貼り付けた後に上から水をかけると極少の位置調整は出来ます。木シールもふやけたり剥れたりする様な事はありませんでしたが、このへんは微妙なさじ加減が必要とおもわれます。木シールは凹凸があるので、このままではデカールがぴったり張り付きません。ミンスクで紹介したマークセッターをデカールの上からタップリ塗ります。よく乾かして仕上げにつや消しトップコートを吹き付け。出来栄えは、正面から見るとバッチリ。斜から見ると、デカールの透明部分が目立つといった所でしょうか。
 
完成しました。艦橋左舷の空中線マストは0.3の真鍮線で自作。空中線は垂れ下がった状態を再現したかったので0.2の真鍮線を使用しましたが、色を塗ると太くなるので0.1以下を使用した方が良さそうです。それと、トラス支柱のブレースは0.5真鍮線ですが、0.3位の方が他とのバランスが良いかもしれません。
  
  
   
赤城を一部改修しました。写真上のウエザリングマスターは限定品で、木甲板の汚しがセットされています。写真下は空中線用の金属線で、5mで定価¥1,800とかなり高価です。今までは釣用のハリスや真鍮線の0.2とかを使っていましたが、これに張り替えてみたところ、説明には1/350用と書いてありましたが少し細いような気がします。1/700ではこの下の0.15か0.1ですが、ちと細すぎるかと・・・  張り方はハリスなどに比べるとメタルリギングのほうが楽です。リールに巻いてあってもクセなどは一切つきません。裏を返すと垂れなどを表現する曲がりは、少し工夫しながら張る必要があります。あと、毛髪より細いので老眼が来てる方はつらいです。。。 以上、木甲板汚しと空中線の張替えを行なった赤城を再アップします。

  
  
  
  
  
  
  

 


  
  
 

 


フジミ1/700 日本戦艦 霧島 特53

2013年05月22日 | 海軍Club


今回は製作過程をアップしてみます。キットと同時にフジミのエッチングキットと同木甲板を購入して製作していきたいと思います。と言っても、木甲板は組付け後の写真になりますが・・・

木甲板シールを貼り付けたところです。シールになっていますので、接着剤の類はいりません。まったくスキも無くぴったり貼れるのには感動ものですが、その分貼るのには難しいと言えるかもしれません。

対空砲の台座の手摺を付け、色付けをして組みます。

第二煙突のエッチングです。6段あるジャッキーステーを両側面に付けていきます。

第三砲塔と後部艦橋のジャッキーステーが当って、砲塔が真後ろの配置にならない! エッチング無しだと真後ろにいくが、転回ができないぞっ! デッキを削って艦橋をずらすか、砲塔をずらすしかなさそう。
 
第四砲塔も回転させるとエッチングの階段に当るじゃないか! 各部のスキはかなり狭いです。一度、仮置きをして見た方が良さそうです。
 
カタパルトのエッチングはノーマルだと手摺に当って付きません。ですので、カタパルトをかさ上げしてやる必要があります。写真下側のパーツは扶桑の台座パーツですが、これをカタパルトに付けてかさ上げしてやります。

すると、このように手摺に当らなくなりました。

写真中央にある艦橋と第一煙突デッキをつなぐ通路ですが、横から見ると艦橋側が高く煙突側が低くなり斜めになってしまいます。その理由は木甲板パーツにあります。

甲板の第一デッキと主砲のある第二デッキにある木甲板パーツが2ミリ近く艦橋をかさ上げしています。これがハシケを斜めにしている原因です。ですので、このかさ上げしている部分を切り取って、部品を組み込まないと歪になってしまいます。

後部艦橋も直下の木甲板を切り取っらないと、前方の対空砲デッキとマストが浮いてしまいます。

エッチングパーツの取付け写真にはありませんが、舷梯パーツがあまるのはここの部分です。

完成しました。 エッチングパーツや木甲板シールを組み込むと、中級者以上の方でないと厳しいと思います。プラモデルとはいえ、それなりの経験がないと中途で放り投げてしまうキットかもしれません。とはいっても、何も特別な技術が必要なわけではなく、とにかく根気が必要です。従来の同スケールの戦艦モデルの倍以上は必要かも。。。それと、部品が細かいのでピンセットで摘んで飛ばしてしまう事も多々。その部品を探す時間と根気も涙ものでした。はっきり言うと作りにくいキットです。それは、素組でも各部品の間隔がタイトで、そこにオプションパーツを組み込むと、収まらない、回らない、斜めになるなど、ため息が出るばかり。。。それを解決するのが、それなりの経験と言う事です。ともあれプラモデル作りが好きな方なら、UP写真程度には組み上がります。 本体キットとオプションパーツで¥7,000位する、けして安くないモデルですが、作ってみる価値はあると思います。また、フジミ特シリーズを購入したいと思います。





 


アオシマ1/700 日本初春型駆逐艦 初霜1945 限定版

2013年05月11日 | 海軍Club


エッチングパーツ付のキットです。駆逐艦という小さなスペースに無理やり押し込んだという感じのエッチングパーツになっています。対空気銃などは左右折り曲げて張り合わせる様になっていますが、左右を切って分離し張り合わせた方がうまくいきます。ボートダビットは、スケールが合わずでか過ぎるので、プラスチックパーツを使いました。駆逐艦のエッチングパーツは手摺ぐらいで充分だと思います。