「サトラレ」たらどうする？

この前、ＴＳＵＴＡＹＡに行ったんですけど、
これ観たいという、強烈な作品がなくて、
そういう時って時間だけがすぎていって、
どうしよう、帰るのもなんだしなぁと何だか焦るという・・
行かなきゃいいのに、気になるんだよね、
誰かが借りてしまった映画・・・

その時、
目にとまってしまったのが
安藤政信さん主演「サトラレ」・・・

借りられてました・・・

これ、テレビドラマ化されたんですよね
あのオダギリ・ジョー主演で

オダジョーはさすがでした、
ひとの良い新米医師を演じていたのですが
へんちくりんな役をいつもこれでもかと
演じるひとには見えない、いいひとに見え・・

もっともどんな映画に出ても
最近はオダジョーが立ってしまうので
映画のなかに入ってゆきにくいんですけどね
「あずみ」、怪優ぶりをいかんなく発揮してましたが、
オダジョーやるなあ、と醒めた目で見ちゃった

安藤政信さん、
とてもかっこいいのに、
今までまだ何も観たことがないんです、実は

先日も「亡国のイージス」を
途中から観たので、
かっこいいクールなスナイパーとして、
でも、自殺しちゃったんだよ、すぐに
ちょっと待って、今観始めたばかりなんですからって
テレビはＤＶＤみたいに戻れないっつうの

≪キッズ・リターン≫とか≪赤影≫とか≪69≫とか
出てらっしゃいますよね、安藤さん
自己主張が控えめみたいな雰囲気があるのに、
人気高！　の俳優さんですよね
理知的で綺麗で男っぽくて、
ザルツブルグにいっちまったガンバの宮本選手に酷似で
（宮本さあん、お疲れ様でした。がんばってください）

そういう安藤さんのこと、
まず「サトラレ」で観たいです

ひとのこころを読んでしまうテレパスは
筒井康隆さんが書いた小説のヒロインですが
かっこいいですよね
でもひとに自分のこころを読まれてしまう「サトラレ」って
サトラレってたいへんだ・・・

生きていけない、私なんか
醜いこととか、ひどいこと、胸に抱えまくってますから
やばいです
隔離ですよ

ドラマ「サトラレ」で泣いたのは
新米医師のサトラレの母親ががんで
そのがんを治してあげられないことを想う場面

母親役はふぶきじゅんさん（漢字がわからない）
だったのですが、
自分の息子をとても優しい表情で見守るんですよね
サトラレは本当にいいひとで、
自分の無力を嘆く場面がとても感動的でした

そういう場面、安藤さんがどんな風に演じたのか、
あの冷静で美しい安藤さんが・・・
観なくちゃです
年末はＴＳＵＴＡＹＡへゴーです