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死亡が過去最多の119万人 出生横ばい(人口動態統計)

2011-01-03 | 気になったニュース


死亡が過去最多の119万人 
   出生横ばい(人口動態統計)



 2010年に国内で死亡した日本人は推計119万4千人で、
09年(確定、114万1865人)を上回り、
戦後に統計を取り始めた1947年以降で最多となったことが31日、
厚生労働省の「人口動態統計の年間推計」で分かった。

 一方、国内で生まれた赤ちゃんは107万1千人で09年(107万35人)からほぼ横ばい。
出生数から死亡数をひいた「自然増減数」は12万3千人減で、
過去最大だった09年(7万1830人減)を更新した。

 厚労省は「高齢化で死亡数は増加傾向にあり、出生数は出産世代の女性人口が減り伸びない。
今後もマイナス幅は増えていくだろう」と分析している。

 死亡数は09年、前年に比べ542人減ったが、10年は約5万2千人増と大幅に増加した。

                                                     (中日スポーツ)


赤ちゃんの出生数というものは数字でときどき見かけますよね。
逆ピラミッドになっているものです。
でも、この数字、じっくり見ていると、かなり衝撃的。
いえ、数字は毎年公表されているのでしょうけれど、

>2010年に国内で死亡した日本人は推計119万4千人で

これって、甲子園球場が約24個分ですよ。
まあ、いつまでも死なないわけにはいかないので、
これはしかたがないのですが、

>出生数から死亡数をひいた「自然増減数」は12万3千人減

普通の市規模?

いなくなってしまって、二度と帰らない人間の数ですよ。
毎年、ゴーストタウンが増えていくみたいな感じ。

幼稚園が、小学校が、中学校が、
少しずつ閉校していくことからはじまるのかなあ、
静かな空間が広がってゆくのかなあ。

少子高齢化対策などというものでは歯止めがきかない、この現状。

なんとなく新年にはふさわしくない記事の気もしますが、
二度と戻らないひとたち、に衝撃を受けたので取り上げました。



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