同性婚禁止案の投票に
全米のハリポタ・ファンが立ち上がった?!
11月4日、ついに米国大統領選が無事に幕を閉じ、
民主党大統領候補バラク・オバマ氏がアメリカ建国以来
初の黒人大統領として当選した。
今回のオバマ氏の選挙活動で大きな機動力となったのは、
若者たちを始めとして、とにかく今まで選挙にまったく
興味のなかったような人々の力があった。そして、なんと
あのハリー・ポッターとその仲間たちも貢献したのだ。
米国の大統領選投票日は大統領を選ぶだけの日でなく、
各州ごとに法律が多少異なる米国は、同じ日に州民投票により
各州の新法案の可決も行なわれるのである。
今回の州法で大きな注目を集めていたのは、カリフォルニア州、
フロリダ州、そしてアリゾナ州の州法の「同性同士の結婚」を
禁止するかしないかという法律だ。
アライアンスは、どちらの大統領に投票するようにとの
呼びかけは行なわなかった。だが、同団体の創設者である
アンドリュー・スラック氏は、「ハリーポッター・シリーズは
人間愛と人間の寛大さというテーマが根底に流れる作品だ。
これを念頭において、この州法に対して投票してほしい」と
ファンに呼びかけた。
ハリポタの話の中に狼男のルパンが魔女のトンクとの
結婚を考えるエピソードがあるが、そのときルパンが、
「狼男と魔女の結婚なんて不自然なのでは……?」と悩むシーンがある。
だが、そんなルパンにマクゴナガル教授は、
「この世には少しでも愛が多い方が良いと語っていたダンブルドアが
今ここにいたら、きっと君たちの結婚を喜んでくれたに違いない」と語る。
ローリング女史が、ハリー・ポッターのストーリーで
「ダンブルドア先生は、実はゲイ」と明かしたときは
ファンを仰天させたものだ。だが、このストーリーを通じて、
まさにハリポタ・シリーズは全世界の子どもから大人、すべての人々
に人類愛と寛容の大切さを訴えているのであろう。
残念ながら、「同性同士の結婚」禁止案は接戦だったものの
可決されてしまったようだ。だが、これからこの可決を上訴するという
動きが起こっており、ハリポタ・ファンを始め関係者たちは
この州法の動向を見守っている。
(シネマトゥデイ)
同性婚禁止に反対する論拠は自由であるために・・、
だと思っていた。
事実そうなのだろう(かな?)
だけど、ハリポタが同性婚禁止に関わっているとは
夢にも思わなかった。
>「この世には少しでも愛が多い方が
良いと語っていたダンブルドアが今ここにいたら、
きっと君たちの結婚を喜んでくれたに違いない」
この世には少しでも愛が多いほうが・・
いいセリフだなあ。
そういう言い方というのは、
同性であろうが、異性であろうが、
あらかじめ、その次元をはるかに超えているのだなあ。
愛というものが、質量として
測られるなんて、思わなかった
だけど、
たしかに、憎しみや我慢より
愛の多い世の中のほうがいいに違いない
ハリポタで、そういう理念が語られていようとは
無理なく子どもたちもその理念に
触れることができるのに違いない
素晴らしいことだなあと思う
ダンブルドア先生、いいこと言うなぁ。
禁止される愛(お互いが成人ならば)なんて、なくていいはずですよね。
確かに国家として、国民が増えない「同性愛婚」は認めにくいです。でも、「禁止」するのは、基本的人権に違反していると思うのです。
個人の幸福を、国家が禁止することはできない。個人的に、同姓婚にどのような感情を持とうが、それとは別問題ではないでしょうか。
同性愛は、マイナだから、差別されているんでしょう。
日本で、このような法律議論ができるのは、いつになるでしょうか…。
私もいいこと言うなあって、目からウロコでした。
きわめて個人的な恋愛、その愛情が、世界にかかわってる???
なんかこう、すごい、人間の素晴らしさも想いました。
だれかが幸せでいることが、きっと世界を美しいものにするんだなあって。
気持ちの問題を法律で規定することなんかできませんよね。
血液の問題は科学だから、近親婚の禁止などは理にかなって
いると思うのですが。(当然笑)
法律に血が通っているかどうかの問題も含めて、
まだまだ成熟しているとは言いがたいというか、
「人間的な」法律であってほしいですがね。
恋愛には口出しするなよっての。
(最終がこれかよと自らを嘆く・笑)