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初監督の小栗旬 『泥臭く ちょっと格好良く』

2010-07-25 | 気になる表現者

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初監督の小栗旬
『泥臭く ちょっと格好良く』

 公開中の青春群像劇「シュアリー・サムデイ」は、小栗旬による初監督作品。

 子どものころから友だちだった5人の若者が、何をやってもうまくいかない日常から
ぬけ出すべくむちゃな勝負に挑む。リアルな日常と奇想天外な事件との絶妙なバランス、
物語を貫くスピード感、若者たちの愛すべき単細胞ぶりが魅力的な作品。小栗の原案、
脚本家の武藤将吾がシナリオを書いた。

 「格好良さと泥臭さ、どっちを取るかと言われたら、もう確実に泥臭さのほうを
取りつつ、でも、時には、ちょっと格好つけてみました、みたいなバランスで作れれば
いいと思っていました」と小栗。念頭にあったのは、大好きな「ロック、ストック&
トゥー・スモーキング・バレルズ」「トレインスポッティング」「スタンド・バイ・ミー」
の3作を「ごちゃまぜ」にしたような作品だったという。

 俳優として映画、舞台、テレビで活躍、人気を集める一方で、映画を監督することは
10代半ばからの念願だった。俳優の監督作ということで色眼鏡で見られるのは覚悟の上。
「結果を残さなければ絶対に次が撮れない」

 1か月半の撮影期間中、「ほぼ毎日、ずーっと悩んでいた」という。その理由の一つが、
俳優業と並行しての撮影だったこと。「僕は、別の仕事をしちゃっているので、スタッフ
ルームにはいない。だから現場からは『監督の意見が聞きたいのに聞けない瞬間がたくさん
あった』って言われることもあって。それはやっぱり僕のせいなので、次は本当にもう
少しちゃんと打ち合わせをしたいです」

 ただ、演出については「すごく楽しかった」と語る。「これまで『自分だったらこう
する』『こう伝える』とか思いながら過ごしてきたことを全部やっていい環境になった
ので。俳優の時はパズルの一つのピースなんですけれど、監督っていうのはパズルを作る
人なんですよね」

 撮影開始後、ほどなく50人以上いるスタッフ全員の名前を覚え、深夜まで別の仕事を
した時は車中泊をして翌日の撮影のカット割りを考える時間を捻出(ねんしゅつ)するなど、
ひたむきに作品に向かった監督デビュー作。監督することを「1回では絶対終わらせたく
ない」という。「次はこれっていうのは、明確にはないんですけれど、とりあえず、自分で
脚本を書くところからスタートしたいと思っています」
                               ( 読売新聞)



映画の中、ではなくて、映画を作る、
いわば外側の作業において、
どういうご苦労があったのか、
小栗さんの口から明らかになる、
興味深い記事だと思いました。

ご自身が俳優として映画出演、
あるいはドラマ出演となったら、
本当にたいへんだったろうと思います。
小栗さんほどの存在となると、
いつも主演としての重責を担わされるし、
たとえ脇役にまわっても、
世間が小栗さんを見る目というのは、
主役と遜色のない、厳しいもの、
あるいは期待があると思いますから。

でも、両立させた、
そこが小栗さんのすごいところだと思います。

きのう、可愛いベッキーがテレビに出ていたんですけど、
中学生の頃から、デビューするならバラエティタレントで、と
決めていたのだそうです。
女優さんなら女優の仕事、歌手なら歌手の仕事、それ以外は
手を出している、と見られがちだけれど、
バラエティタレントならいろいろなものを自由にやれるから、ですって。
歌手として出したデビューアルバムは全編自分で作詞を手がけているし、
テレビに出るときは喜怒哀楽の、喜と楽だけを出すんだと。
常に計画をたてて、それを実現していくのがとても楽しいと言われてましたが、
あー、小栗さんみたいだなあと思ったんです。
ベッキーもきっと仲間や友だちは多いでしょうけれど、
小栗さんのそばにいると、一緒に夢を見させてもらえるし、
夢にむかって、頑張れる気がするんですよね。

いろんなことを一度に頑張って、実現していく・・・
その裏にはすぐに多くのスタッフの名前を覚えるというような、
人知れぬ努力もあるんですよね。
姿勢がぶれない限り、小栗さんは無敵という気がします。
無尽蔵の可能性をひめて、そして実現して、
これからも無理なく、歩いてってほしいです!!!


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