Laugh-Air

日常での喧騒を少しだけ忘れて、のんびりと楽しいフライト出来れば!!

陸単修行・・・インドネシア編(その2)

2010年01月19日 | 教習編


本日も早朝6:15にピック・アップ。

長い1日が始まります。

今日は大晦日。

大掃除もせず家族をもほったらかしての(子供達は大きくなって、とっくに親離れしてますが ^^;)陸単修行・・・あの大音量のコーランに合わせて私も日本へ向けて祈りを捧げます・・・ホントか(笑)

朝早いホテルのレストランはその解脱した?陸単修行僧数名のみが静かに朝食を取ります。





(ホテルのレストラン横のテラスにて・・・翌日元旦はおおぜいの子供達が歓声を上げて泳いでました)


今日は車で約1時間走って(かっ飛んで?)「ブディアルト空港」へ向います。

こちらの方々は本当にゆったりとした気性の方が多いなあ~と感じたのですが、車の運転は全く「別もの」です(笑)

日本だったら間違い無く「免許剥奪」もの・・・正直怖いくらいです(^^;


そんな訳で掴まれる物全てを握り締めて到着したのが、ブディアルト空港。







1800M滑走路に横風用1600M滑走路、タワーをも備えた立派な飛行場です。
(但し、周りは長閑な田園が広がるゆったり?した環境です)


ここは日本で言えば「航空大学校」のような所で、練習用のPA28(パイパー)が数多く並んでました。

ただ、本日は大晦日って事で訓練FLTは私達と午後のソカタTBM700がTGLを行ってました。

双発機の訓練も可能です。






また、現地スタッフの方に拠ればここは旧日本軍が作ったとか。







さて、初の現地FLTはC172(ラム型)。







担当される教官殿に、「カタコト」で自己紹介をさせて頂き訓練開始です。

空港南西部の長閑な田園風景が広がる訓練空域まで行ってA・W(エア・ワーク)を。


ただ、如何せんこちらは熱帯地方。

ど~んと持ち上げられたかと思うと、すぐさま叩き落されるような感じで対流が凄く、高度維持が大変です。

グライダー天国かも(笑)


午後になれば午前にも増して気流の対流が激しくなり、あっちこっちでCBが発生して「スコール銀座」の模様を呈してきました。

ファイナル進入中にスロットル・アイドルでも昇降計はプラスを指したり、その直後にはド~ンと叩かれてフル・スロットルに近い操作が必要であったりと。


それでも長い滑走路に助けられてか、私にとっては結構な横風でしたがTGLに於いても教官殿の手を煩わせずになんとかこなす事が出来ました。


途中、お願いをしてここでのネタ用にと風景写真も少しだけ撮ってみました。









(エマ・ランの場所には困らない場所でしょ? 笑)


高圧線なんかも全く見当たらないので、少しでも平らな空き地が在れば、そこをターゲットに降りるようなシュミレーションを行う訓練も数多く行いました。












汗だくになりながら長時間のFLTを数回こなしましたが、時には、ほんのひと時ですが綺麗な海岸線を飛び息抜き出来る場面も。


この後は、またまた車で(かっ飛んで?)ハリム国際空港にある現地事務所に行きATCの授業を夜遅くまで受けて、ヘロヘロになって夜遅くホテルへと帰り着きました。

因みに自差は「こっち」より2時間遅く、紅白歌合戦はほんの少しだけですが一人寂しくホテルの部屋で見る事が出来ました。

そう云えば、インドネシアはイスラムの方が大半を占めているとの事で、あまりお酒を飲まれません。

またそう云ったお国の事情でお酒の税金や販売に関する規制が多いそうで、ビール以外はとってもお値段が張ります。

ホテルのレストランでステーキが1,000円チョットなのに、グラス・ワインが1600円位、ウイスキーになると(私は飲んでませんが)その倍くらいと聞いてます。

次回は成田の免税品売り場で購入必須かな?

こうして2009年が通り過ぎていきました。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿