新ラ☆スーサの星

ラ☆スーサのいろいろ
  
 ここ数年はコスタデルソル暮らし。

Feria de Malaga

2017-08-31 15:04:59 | マラガ界隈

マラガのフェリアはスゴイ。

フェリアとはお祭りの事。

マラガのフェリアは会場が2つ。

ひとつは町中。

ひとつは町はずれにフェリア会場があり。

昼は町中、夜はフェリア会場に人々は集まる。

町全体でただひたすら飲んで踊ってワイワイする祭り。

今年初めて町のフェリアに行ってみた。

一昨年にフェリア時期、夜にマラガセントロを歩いたら町中がお酒臭く、道はお酒やカップやごみでドロドロ。他人は酔っぱらってたむろって大声で話している。

ひゃー、恐ろしい。

と、怖くてそれ以来行ってなかったんだけど。今年は行ってみた。

今年は8月12日から一週間。

初日の土曜日お昼にカジェラリオス(マラガセントロの目抜き通り)に集合。

その日、その時間帯が一番汚くなく、臭くなく、人々もまだ落ち着いていて良いらしい。

それでも人は沢山。

マラガの町のフェリア本当に町全体がお祭りになる。

カジェラリオスでは自主的に?セビジャーナス(日本で言う所の盆踊り的な?)を踊っている人々が。

面倒見のいい姉御肌な妹のアンちゃんはマラガビノデドゥルセと、トルティージャを買って持ってきてくれた。

フェリアで買うと少々高いから。。

フェリアではカルトハルというビノドゥルセを飲むのが定番。
これはマラガの甘いワインで。みんなグラスを首からぶら下げてボトルをもってぶらぶらしている。
炎天下に甘いワインたくさん飲んで町をぶらぶらするってもろもろ体に悪そうだけど。それがマラガのフェリア。

勝手に画像拝借。カルトハル。

サンドイッチにして腹ごしらえ。

中心のプラサには飲み物食べ物の売店が出て、舞台ではあちらこちらでライブが行われる。

売店で買ったビールは1.5ユーロだったけど、サンミゲル(ビール会社)のテントで買ったビールは1ユーロだった!さすが!

ここは建物のパティオ(中庭)みたいな所で、上から霧の水が出ているので、ちょい涼しい。という、サービス付きなので、ビールは2ユーロもした!!

最初はアンちゃんと二人だったけど、どんどん仲間が集まって来て、

アンちゃん毎年見ているお気に入りにのバンドのライブへ。

この左の男性がちょっとミックジャガーみたいで、目が離せなかった。全然見えないけど。黒人女性とのツインボーカル。大人っぽいバンドでカッコよかった。

けど、これのおかげで難聴に。。。

てか、町中ガンガン音楽がかかっているし、人々もわいわい話しているから、いずれにしても耳には超負担。

うるさすぎるから自分も大声を出して話すので、家に帰ったら喉が痛かった。

ライブが終わった時点で6時過ぎ。

あたしはへとへと。帰る前にビールをもう一杯くらい飲みたかったけど。

アンちゃんはディスコに行きたいというし、他の人は甘いマラガワインと菓子パンを食べながら建物の入り口に座っているし、とりとめもつかぬだらだら状態になってしまったので、あたしは一人帰ることにした。

あたしだけが疲れている感じ。みんな元気。強いねー。と、感心。

これの数日後あたしは友達がギターを弾くというのでまたマラガセントロに行ったら、帰り道、カテドラルの前でパエジャを食べモヒートを飲むアンちゃんとフラちゃんにばったり会った。

彼らは毎日フェリアを楽しんでいるようで。夜はフェリア会場に行くよ、一緒にいかが?と誘われたけど。
そして、今からそこの舞台でライブがあるから一緒に踊ろう!と言われたけど。

あたしはその日は用事があったのでご一緒出来なかったけど。

用事がなくてもご一緒出来ないな。考えただけでヘトヘトだよ。

ほんとに。あたしが極端に弱いのかもしれないけど。

明らかに彼らはタフすぎる。彼らはアルゼンチン人とイタリア人だけど。スペイン人もスゴイし。ラテン人すごいな。

本当に、彼らの遊び力というか、遊ぶ粘り強さみたいの、スゴイ!

そんな彼らにカンパイ!

 


7月第2週のごはん。

2017-07-31 14:09:14 | あたしのごはん

7/9日。写真、撮り忘れているし、何を食べたのか覚えていないなー。

7/10月。昼ごはん。野菜カレー。(アレパ連続食べる挑戦は既に終わっています。)

夜ごはん。
レンズ豆とチョリソの煮込みとサラダ。


レンズ豆とニンジン玉ねぎピーマンジャガイモチョリソをピメントン(スモークパプリカ)でコトコト煮るだけなんだけど。
エナジーがもりもり出て来そうな夏バテ対策ごはん。鶏肉とかお肉類をもっと入れた方がスペイン風だな、きっと。

7/11火夜ごはん。
とんかつ。新玉ポテトサラダとレタス。

 

7/12水夜ごはん。
MisterNoodle(中華チェーン店)風焼きそば。
どこがミスターヌードル風かと言えば、牛肉が細切り?オイスターソース味?
わからんけど、ミスターヌードル風に作ってみました。

ちなみに、麺はスパゲッティが微妙量だったので、タイヤリネスというスペインの平らな麺も混ぜました。
そして塩と重曹を入れてゆでると有名な話ですが、中華麺に早変わり!
焼きそばにするにあたって水で洗うか洗わないか毎回悩むのですが、今回は洗って使いました。その方がヌメヌメしなくていいな。

7/13木昼ごはん。
チャーハンパクチー沢山乗せ。

夜ごはん。スカート肉ステーキ特製サルサ付き。
フライドポテトレタス添え。


スカート肉はたまに安く売っていて、おいしい。あたしはハラミ(エントラニャ)とかスカート肉(ファルダ)の味が好き。
ファルダは煮込み用のお肉としてすね肉と一緒の分類で売られているんだけど、安売りしているときにファルダがあると嬉しい。無い時の方が多いからー。

ぜんぜんおいしそうに見えないこの写真ですが、このサルサに超時間をかけました。
トマト、唐辛子、玉ねぎをローストしてからちょっとお湯に入れてしとらせて、ハンドミキサーでガーっとかけて、アボカド、ライム、パクチー(スペイン語ではシラントロ)を混ぜる。
手間がかかっている!作ってみたかったのよねー。このこげ味のメキシコサルサ。
でも思ったほどはおいしくなかった。とほほ。本当はもっとおいしいはずなんだよね。要研究。

7/14金昼ごはん。
前々日の残った麺で作った中華混ぜ冷やし麺。
どんな味にしたか忘れちゃったけど。

夜ごはん。
写真撮り忘れちゃったけど、ファルダ肉をケチャップと甘いマラガワインとローズマリーでマリネして焼いたんだった。
超おいしかったんだけど、夕食の前にアクシデントがあって、写真撮り忘れちゃったのよねー。

7/15土昼ごはん。かぼちゃカレー

夜ごはん。ハンバーガー。

もうちょっとうまく撮れるとよかったなー。なんかたいしておいしそうに写ってないな。

おわり。


マラガワインの酒蔵

2017-04-28 23:27:39 | マラガ界隈

今回の遠足はデセンボカドゥーラとボデガが目的でした。
デセンボカドゥーラを地図で探しているときに見つけたボデガ。ボデガとは酒蔵の事です。
どんなボデガかはわからないけど。お酒が無料で飲める可能性があるからね!!
そんなこんなで、河口を楽しんだ後、向かいました。高架下だったり、道が分岐していたりで、ちょっと迷子というか、(迷子になるほど選択肢はないんですけど)不安な気持ち?になりながら、歩いて行くとありました。この道、でかいトラックみたいのが多くてしかも歩道がないのでそういう意味でも不安。


入り口の写真が一つもありませんが、この入り口がデカくて(扉一枚4畳くらい。)、そして閉まっているので、入っていいのか悪いのか、わかりません。

ああ、見学とかできるボデガじゃないのねー、なんて思っていると、
一緒にいたKちゃんがしれーっと「あ、開いたよ」と言ってドアを開けたので、入ってみることに。入ってみても薄暗く、営業していない雰囲気。でもスゴイ甘いワインの熟成の匂いがする!!なんとなく「あたしたちいますよー」っていうアピールで「オラ―(こんにちはー)」とか言ってざわついた雰囲気を出しながら奥へ。


そうしたら、奥からお姉さんが出て来た。
「営業しているんですかー?」と聞くと「もちろん。こっちへどうぞ」と。
え”、まじ営業しているように見えませんけどー。外からだと―。とびっくり。
あの扉開けて入って来るの超勇気いるよ。あたし一人だったら閉まってるな、と認識して絶対入ってこれないよ。
なんて思いながら。通されたのは試飲コーナーと売店。

3種類ほど味見させてもらって、お姉さんは姿を消してしまいましたが。
レジにいたお兄さんに欲しいお酒のボトル詰めをお願いしたら、まあ、話好きな人で、ほぼ全樽味見させてもらい、ボデガツアーもしてくれました。
マラガワインはシェリーと同じように強化ワインです。そしてほぼ甘いです。
写真の樽の説明を書こうと思いましたが結構忘れているー。


上段左のseco añejo(セコ アニェホ)ドライ熟成---へレスのアモンティリャードに似たような感じでした。
その右下のOro Viejo(オロ ビエホ)古い金(直訳過ぎて雰囲気違うけど)---ペドロヒメネスって言ってたかなー?葡萄種。こちらはこってり甘め。
そしてその左隣のPajarete(パハレーテ)これは固有名詞みたいなので訳無し。---上記2つの間の甘さ。
おもしろかったのは、
Lagrima(ラグリマ)涙---教会でミサの時に使われていたワインだそう。でも、結構強いので、今は弱めのGloria Bendita(グロリアベンディータ)栄光の恵み(一つ置いて右隣り)を使っているそう。いろんなハーブやスパイスを使っているようで、養命酒みたいな味でした。後味が超苦い。
そんなこんなで買ったのはこちら。
お兄さんが「アントニオバンデラスじゃないけど。」と言ってニコニコボトル詰めしてくれました。


秤売りで、1リットル6.5ユーロ。

お土産にこんなのもくれました。かわいい。

そして工場ツアー。
家族経営の小さな工場、と言っていた。


樽が並んでいる大広間。ここでパーティーとかも貸し切りで出来るそうです。
100年前だったかのワインも眠っている。でももう、飲み物のていではないそう。どろどろだったかカピカピだったかは忘れちゃった。ウフ💛。
すぐ忘れる脳みそ。


工場内。左側がぶどうを絞る機械。手前の見切れちゃってるのは、これ、なんだっけな。
わすれちゃった。熟成ワインとしぼりたてワインを混ぜる機械だったかな?


タンク。



これは窯で、ぶどう汁を煮詰めてカラメルにする。そのカラメルが熟成ワインの色付けになる。この技術はアラブ時代から伝わっているらしく、へレスワインと違う所だそう。


瓶詰めラベリング、パッキング作業中。


倉庫。
あ、ボデガの名前はQUITA PENA(キタペナ)悲しみを取り除く。

結構沢山味見したので、(お兄さんは味見のコップに並々注いでくれるので)結構酔っぱらってしまったというか、
甘いお酒なので体がおも~く感じるというか。

なので、軽くお茶でもしたかったけど、満足過ぎて少々ぐったり。そしてそもそもお茶するような場所もなく。。。
帰りのバス停へむかいました。

そんなこんなで、鳥のサンクチュアリ・グアダロルセ河口とボデガキタペナへの遠足報告終了です。
ありがとうございます。


マラガワイン

2016-05-10 15:11:52 | スペイン食べ物
の種類の豊富なバルに行ってみました。(トレモリーノス・セントロ)

どうしてかわかりませんけど(まあ気候なんでしょうが)
ペドロヒメネスとかモスカテルで作る甘い強化ワインが伝統的みたいです。
ベルモットもあります。
レストランとか行くとロンダなんかで作った甘くない普通の?ワインも見ますが。
いわゆるマラガワインというと甘い。

あたしは2種類試してみましたが。名前は忘れてしまいました。
最初に、マラガワインだけどそんなに甘くないのください。
次に、マラガワインで一番甘くないのください。
と。注文して。

普段甘いお酒を飲まないから、どういう飲み方したらいいかわからん。
一番甘くないの、はアモンティリャードがぼんやりした、って味でした。

慣れたら感じ方も変わるんじゃないかな、とは思いますが。
おつまみ。
コンチャ、って頼んだら、まさかの生が来た!

レモンをたっぷり絞ると、磯臭さと塩みが緩和されて甘味が引き立つ。



Tapa salvaje
って書いてあったと思うんだけど。野生のタパス?
塩漬けのイワシにお酢がかかっている。
この辺のティピカルな料理だよ。
っていうので、せっかくだから頼んでみました。

やたらしょっぱい。甘いマラガワインとそんなに合わない。
おいしい、というか、塩漬けのイワシ、ってそのままの味。

サルバヘじゃなくて「塩漬け」みたいなスペイン語だったのかなあ。

トマトとサバのサラダ。

切ったトマトとサバの塩ゆでみたいのに油とお酢がかかっている。オリーブとピコが乗っかっている。

火を使わないおつまみ!みたいのしかない店みたい。でも良い感じ。


お料理をナメながらのワイン樽撮影!している友達の真似をしたらピンボケ。