ラストゲーマーズBlog

この世にクソなゲームなんて一つもないのだよ。

ロストオデッセイ体験版レビュー

2006年11月03日 20時22分32秒 | ゲーム

今週のファミ通は「ロストオデッセイ体験版」付き。
さっそくやってみる。

ウォール高原で繰り広げられるウーラ軍とカント軍の戦争のムービーからスタート。
一進一退の戦況の中、ウーラ軍に所属する主人公のカイム登場し、カント軍の兵士をバッサバッサと華麗に切り倒す。

ムービーからスムーズにゲーム画面に切り替わり、戦闘シーンに突入。

カイム対カント軍兵士との戦闘。
戦闘方式は「たたかう」「魔法」「アイテム」「防御」のコマンドの中から選ぶ、もろFFなオーソドックスタイプ。
敵兵は弱いので、「たたかう」連打で終了。

敵兵を倒すと、今度は巨大なリフトがついた魔導戦車登場。
さっきと違って異様に強い&硬い。
通常の攻撃ではダメージが1しか与えられないため、攻撃力を上げる「パワードリンク」が必須。
カイムは3~4回くらい攻撃を受けると死ぬが、不死身なため最大HPの3分の1回復した状態で何度でも復活。
しかし、一度死んでしまうと「パワードリンク」の効果も切れるため、死ぬ前に「ヒール薬」で体力回復したほうがいい。

魔導戦車を倒すと、突然空から小惑星が落ちてきて大爆発が起きる。
周囲は、一瞬にして荒野と化し、生き残ったのはカイム一人のみ。

ここから、荒野を自由に移動することが可能。
メニュー画面は開けないので、とりあえずズンズン進む。
敵との戦闘はエンカウント方式。
兵士以外にも、モンスターが出現。
マップに配置されている柱は木箱は調べることで壊れ、時にはアイテムを入手できる。
ここでは「ウィンド」と「フレアラー」という魔法がゲットできる。

しばらく荒野を進むと、仲間のウーラ軍兵士がおり、装甲車でウーラの街に戻る。

ウーラの街で再び自由行動開始。
街には荒野以上にギミックが多く仕掛けられているので、歩き回って楽しもう。

街の駅から列車に乗る。
車内で仲間兵士から「爆心地から遠く離れた者が重傷を負っているのに、どうして前線のお前が無傷で生きているんだ」と冷やかされる。

カイムは、死ねない体で千年の時を渡り歩いてきたことを思いながら、窓の外を眺めるカットで体験版終了。

とりあえず現段階では「グラフィックが綺麗な特徴のカケラもないオーソドックスRPG」といったところか。

まあ、坂口さんも「体験版には、成長の要素やオリジナルのシステムは体験版には搭載していないが、製品版では大幅に進化する予定」と言っているので期待しよう。

音楽は「ブルードラゴン」に引き続き植松さん。
誌面では「死ねない」という設定に合わせてシリアスなものにしたと書かれているが
確かに、荘厳で物悲しい感じの美しい音楽だった。

カイムの顔は、ムービーよりも実際のゲーム画面の方が井上雄彦のイラストに似ててカッコイイ。

とにかく360普及の為の重要な柱的作品なのは確か。
「死ねない」という設定はかなりシビれるので、設定をうまく活かした作品になることを期待。
坂口さん頑張れ!

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