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葉隠の里 みつばち通信

佐賀の山里、アルゼンチンの田舎の風景や出来事をお伝えしたいと思っています。

「靖国カルトが率いる日本」

2014-02-10 05:59:27 | Weblog

以下は米国の有力誌である「TIME」誌に記載された文章である。

http://world.time.com/2014/02/07/japanese-nhk-officials-world-war-ii/

書いてある内容は実際に国内でも報道されたことである。

現安部政権の周りの公的立場に配置された面々がことごとく安部首相の「御仲間」であり、かれらの発言が「日本を見る海外からの視線」に「急激に戦前へ回帰する右傾化日本」というイメージを与えることになり、それはとりもなおさず日本を国際関係の中で孤立させようとする中韓の外交術にしっかりと資するだけである。

今回の都知事選は「脱原発」のみならず、こうした状況に危惧感を持った人々が「暴走する安部政権に歯止めをかけなければとんでもないことになる」と立ちあがった選挙でもあった。

しかし、結果は前回と同じだった。

選挙結果から危惧されるのは20代の若者たちの意識が突出して「国家主義的」な思想に影響を受けていることが判明したことである。

更には「中二病」という映像があり「戦前の兵隊願望」を「軍服」や「飯合」「38銃」など収集して部屋に飾ることで表現する中学生が出てきたことが分かったが、確実に子供たちに「時代の影響」が色濃く及んでいるということである。

今のままの方向で日本は進んでいいのか?

NHKの委員にことごとく「現人神信仰の御仲間」を据え「政府の方針と一致する報道をすべし」とのたまう委員長ではまさに「大本営発表」の報道機関となり、北朝鮮やソ連時代の「国営放送」とどこが違うのか?

このように突出しておかしな姿になっている現状を「おかしいじゃないか」と異議を唱え、状況を変える野党もなく、ずるずると「菅官房長官」の強弁におしきられているではないか。

これでいいのか?


「安部首相の靖国参拝が世界の中でどういう意味をもつのか」

2014-02-08 10:54:43 | Weblog

以下の文章はとてもよく整理された内容であり一読の価値あり、である。

副島氏の「放射能」に関する意見は全く同意できないが、国際環境の中での「靖国問題」についてはとてもよく理解できる観点を提示している。

http://www.snsi.jp/bbs/page/1/

 

「原発と原爆について」

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/124093


「あれから一年」

2014-02-07 21:30:35 | Weblog
「琵琶湖宣言」を今一度高らかに!
2013-01-13 19:12:39 | Weblog
 
ちょうど一年前に「原発再稼働阻止」の声を上げて「未来の党」が選挙戦に挑んだ。
結果は惨憺たるものだった。
 
今回、都知事選になり同じ構図が再現した。
 
テレビや新聞報道では「政府与党推薦の候補」が圧勝との予想がでているが、前回も同じだった。
 
さて、どうなるのか。。。。。。違いは、ケンカにめっぽう強いアジテーター小泉元首相が「反原発側」で動いていることだ。
 
大手メディアではひた隠しにされているが、元首相コンビの演説にはものすごい数の聴衆が集まっている。
 
それでも「S学会」や「自民党を押す宗教団体」「労働組合」などの組織票を固める候補が勝つのだろうか?
 
今回の選挙は「原発ゼロ」と併せて「安部政権暴走阻止」が大きなテーマだ。
 
安部政権の外交方針が日本を孤立化させつつあり、戦前の状況に似てきた、と書いたが、その兆候がますます著しくなってきた。
 
先ほど、ヤフーのニュースで出ていたが(一時間もしないで消されている)、ソチに一足先に着いた中国の習首相とプーチン大統領が来年、抗日戦争勝利を記念する行事を共同開催することで同意したそうである。
 
これからソチに向けて出発する安部首相の機先を制したことになり、出鼻を挫かれたのである。
一方、アメリカからは「300キロのプルトニウムを返せ」と迫られており、安部政権に対する疑念が大きくなっている証左である。
 
戦前ABCDラインを築かれ、にっちもさっちもいかなくなった日本の姿を想起せざるを得ないではないか。
 
安部政権や彼らを支える人々が「靖国神社」に参るのは「これからも若人に戦争で死んでもらわねばならない。その人たちを祭る場所が必要だから靖国神社参拝にこだわるのだ」と小生は直接聞いたことがある。こうした人々の中でも極右の代議士は「支那、討つべし」という本を最近出したが、小生には正気とは思えない。
 
また、メルトダウンした燃料棒がどこにあるのかも分からず、ストロンチウムが発表毎に濃度が高くなる福島第一原発の状況を澄ました顔で「コントロール下にある」と言える首相の同じ口調での国会答弁をラジオで聞いていると、この国が正気の岸辺を離れつつあることが感じられ、背筋に悪寒が走る。
これだけの大事故があったにもかかわらず、あたかも何事もなかったかのように「再稼働」に邁進する「政、財、官」、そして目の前の「ニンジン」を選んでしまう選挙民はもはや正気を失いつつあるのではないか、と思う。
 
http://www.videonews.com/on-demand/661670/003163.php
 
ピート、シーガ―がベトナム戦争最中に「海外の米兵を皆帰還させよう」と歌い始めた時、米国は正気に戻るきっかけを得たのだ。トンキン湾事件はでっち上げだった、ということが後に判明したではないか。
 
と、下の「The Power of Song」で語っている。
 
最後の歌「You gotta walk that lonesome valley. You gotta walk by yourself.」とは「犀の角ように独り歩め」と教えたブッダの言葉に通じるものがある。
 
「Heaven helps those who help themselves(天は自ら助くる者を助く)」はサミュエル・スマイルズの「自助論」に出てくる言葉である。
 
行き過ぎた「福祉」は人間をダメにする場合も多く、往々にして公務員の権限、組織拡大に資することになり、ひいては公的財政を圧迫し、社会を維持できないことになる。
 
学ぶべきは「ピート・シーガ―」が体現したような「自主独立の精神(これが肝要!)」、そして日本の本来的文化である「自然と共に生きる共同の精神」ではなかろうか。
 
 
News Addd at 23:32.
 
 原発事故と甲状腺がん:7日時事「福島原発事故を受け、福島県が当時18歳以下だった子どもを対象に実施している甲状腺検査で、33人が甲状腺がんと確定したことが7日、分かった。前回発表から8人増加」
 
 

[The Power of Song] Pete Seeger

2014-02-04 10:01:33 | Weblog

 ピート・シーガ―、「おもいっきりかっこいい男の中の男」の人生を辿ったドキュメンタリーである。

彼が戦争中の北ベトナムを訪問した後、米国で「Bring'em home(すべての米兵をアメリカに戻そう)」という反戦歌を歌い始め、全国各地でコンサートをしている時、ベトナム帰還兵の若者が「お前を殺しに来た」と言って迫った。しかし、話を聞こう、と彼を招き入れたピートにすっかり感激し、コンサートを最後まで聞いて帰った、という解説があった。暗殺に来た坂本竜馬を翻意させた勝海舟のようではないか。

最後まで自己の内面に忠実に生きたすごい、大きな人物である。こういう人を「100%アメリカ人」というのだろうと小生は思う。

奥さんの「Toshi」さんは日本人の顔が色濃くあり、長男や長女の顔も東洋人の顔が残っている。なんだかそれだけでも嬉しいような気分である。

 

 

[Walk by yourself」



「都知事選への参考意見」としてどうぞ

2014-02-01 20:04:45 | Weblog

3年前の3月11日の出来事をもう忘れかけている人たちも多いというが、それぞれ深いところではさまざまな影響を受けており、何らかの形で現れるのではないだろうか。

それが、都知事選の投票に表れればありがたい。東京都民の選挙であり、田舎に住んでいるものにはどうにもできぬ話ではあるが、田舎の家庭をでて東京で暮らす子や孫は多い。我が家にも東京で生活を営む娘や息子夫婦、そして孫がいる。

逃げまどうような可能性のある未来ではなく、希望のある未来を孫や、まだ見ぬ世代に残せるような選択をしてもらいたいと切に思う。

今回の選挙は日本の行方を左右する選挙である。

 http://www.fujiwarashinya.com/talk/index.php


「アメリカ フォークソングの父 逝く」

2014-01-29 22:00:36 | Weblog

ベトナム戦争に異議を唱え「Bring’em home」「We shall overcome」など最近まで数々のすばらしいフォークソングを遺してPete Seegerが94歳の生涯を終えた。


 


 


1943年に結婚した彼の奥さん、「Toshi Seeger」さんは 昨年6月に91歳で亡くなっている。

名前を見てもしかしたら日本人?と思い、検索したらそうだった。

彼女の祖父がマルクス主義者の本を日本語に翻訳したことで日本を追放されることになったが、身代りに息子、つまり「Toshi」の父親がドイツのミュンヘンに追放された。そこで米国人女性と結婚して彼女が生まれたが、彼女が生後6カ月の時、米国に移住したとあるので、彼女はほぼ100%米国人だが、ハーフとは言え1943年に結婚するのはなかなか勇気のいることだったのではないだろうか?当時は、日米は戦争中であり、日系人は収容所に入れられていた時代だったのだから。

ジョン・レノンの奥さんといい、このToshiさんといい、日系女性はなかなか大したものだ。

http://en.wikipedia.org/wiki/Toshi_Seeger


「謹賀新年」

2014-01-10 10:53:49 | Weblog

明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願い申し上げます。

     平成26年元旦

 

さて、元旦の朝、毎年恒例のアルゼンチン「原養蜂場」へのスカイプ通信。

一時間ほど話して、原君の現況、アルゼンチンの状況をじっくり聞いた。

アルゼンチンの「異常熱波」と「警察ストによる略奪暴動発生」についてはニュースで流れているのでご存じの方もおられるかもしれない。

「異常熱波」は南極に近いリオ・ネグロ州でも摂氏42度まで気温が上がり、水源から300メートル以上離れたところに蜂箱が置いてあった場合は巣蜜の蜜蝋が融解して蜂群も死滅。幸い経験が豊富な原養蜂場は蜂箱を水源近くに置いていたので今回は被害を免れたとのこと。しかし、昨年は蜂箱を置いていた周辺で違法な農薬散布が行われ一挙に500群の蜂を死滅させてしまうという被害に遭っており、近年は厳しい状況をなんとかこうにか乗り越えるのがやっと、という感覚とのことらしい。おまけに原君はトラック上で作業中、転落し肋骨を4本折ってしまったそうだが、寝込むほどではないらしい。

また、政府による政治経済運営のまずさで、アルゼンチンはインフレが年率30パーセントになり、しわ寄せが弱者の暮らしを直撃する状況になった、ということで、警官のストライキに乗じて店を襲う暴動が発生している。

小生のような「なまくら自然志向生活」とは違って「政治経済が安定しない国で、しかも自然の只中で生活を営む」ということは実に大変なことが深く察せられる年頭の電話だった。

しかし、不安はアルゼンチンばかりではない。自分の足元もかなり危うい感じが強くなってきた。

大戦前の国際連盟を脱退して孤立化がすすんだ戦争前夜の日本に似てきていないか?

我々の政府はまともな感覚を保てているのか?

心配な状況がある。

「ロシア政治経済ジャーナル」

mag2 0000012950 

http://blog.livedoor.jp/bilderberg54/archives/36285004.html#more

「右翼厨二病」の映像にはたまげた。



「ニッポンのマスコミはへタレだ!]

2013-12-22 08:35:10 | Weblog

 

脳科学者の茂木健一郎が下手な歌だが勇気を出して唄い踊っている。こういうのを「本物の知識人」というのかも。。。 

 

佐賀の誇り「ミスインターナショナル 吉松育美」の前途に暗い影を落とす者たちの世界に一声もあげない日本のマスメディア。

http://blog.livedoor.jp/bilderberg54/archives/35838988.html#more