Lady Ella

ひとり語り・・・

デスノート。

2005-01-31 06:06:10 | 酔言
 なんだか、すごいタイトルになってしまったのだが、週刊少年ジャンプに連載されている漫画のタイトルなんだそうだ。なんでこんなタイトルになったかと言うと、中国は遼寧省の瀋陽市でこの漫画にでてくるようなノートを発売した。すると小中学生の間で大人気になり、その様子がテレビのニュースで放映されるまでにいたった。そしたら、まぁ、最近の日中間の問題もあるのだろうが、かなたの大人達の間で喧喧諤諤の大論争を巻き起こしているらしいのだ。曰く、「こんな事をしていると将来の人生観のなかに悪影響を及ぼす」「これはいじめや差別の温床である」・・・・・まぁねぇ、そうなんだろうなぁ。
 しかし子供達は4~5ページに一回くらいある真っ黒なページに嫌いな先生の名前を書いたり、喧嘩しているお友達の名前を書いたりと、たわいもないその時だけの遊びをしているだけなんだよな。
 たしかに、昨今の少年犯罪・・・これはこの日本においてなのだけれども・・・をみると非常に殺伐として心が痛む事がおおいのだけれど、元来、子供なんてのは、むか~しの私も含めて、こんなまじないの類を大好きだ。こっくりさん、エンゼルさん、み~んなやった事がある。なんてたって、子供は分からない事が多すぎる、その割りに想像力や知識欲なんかが旺盛であるがため、そんなまじない事に嵌ってゆく。でもいいんじゃないかな、ある日突然そんな事に飽きてしまったり、事の本質なんかが、その年齢なりに分かってしまうときがくるのだから。数少ない子供のうちに許される、まぁ頭の中の冒険旅行みたいなものなんだから。
 話はそれてしまうかも知れないけれど、口裂け女にしろ仮死魔さんの話にしろ、子供達が飽きてしまった頃に大人達が騒ぎ出す。どっちでもいいような理屈を並べ立てて、自分らの都合のいいように論理を展開させていく。そんなのはどうでもいいんじゃないかな、子供達には子供達なりの世界観があり、それは大人のそれとは、相容れない。そんな事よりも彼ら、彼女達は、私たち大人の悪いところもいいところも映しだす鏡みたいなもんなのだ、もっともっといところを映し出してもらえるように、かっこいい、素敵な大人になりたいもんだって今回のニュースを見て聞いて思ってしまいました。
 今夜もたくさん飲んだし、明日もまた成長なき一日を送るのだろう。だからこそ、ガキなんかにゃ負けないぜ。
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