愛のソレア

　きょうは雪が降っていて、予定の行動が一つも出来ず、ただぐずぐずと時間を過ごしている。
　残り２日の体力の温存の為にはいい事なんだろうと勝手に解釈しながら、そしたらたまに見る、昼メロの愛のソレアが最終回であった。
　この昼メロと言う奴が、なかなかに曲者で見始めると見てしまう。夜の連ドラはもう２０年近く見た事がないのでなんとも言えないが、昼メロはほんとに嵌る。
　なぜかと言えば、毎日やるので展開が早い。一週間も見ないと、幼稚園児は高校生になり、登場人物の顔ぶれがほとんど変わってしまう。そのために強迫観念にも似た感覚が自分の中に芽生え、結果毎日見てしまうのだ。
　それゆえに見ないように、見ないようにしているのだが、今回は見てしまった。
　そして結果、結構面白かったのだ。古くは、大場久美子主演の砂の城とかってのにも似た、超現場ご都合主義。素敵すぎるのだ。真珠夫人や牡丹と薔薇が社会現象になるのも頷ける。
　見ている側がもっと過激に過剰に演出を迫るのに、日々応えてくれるのだ。多分、脚本なんてものは存在せず、視聴者の意向がそのまま反映されているんだろう。落ちていく者はとことん落ちろ、嫌味な奴はどこまでも嫌味にと・・・しか～し最終回ともなると、やっぱりそれはやり過ぎだ、純愛もしくは人として、優しくすこ～しだけ幸せになれよってな事に落ち着く。
　そして来年からは、何をいまさら韓流のパクリ、みたいな冬のなんちゃらが始まる。またすごい事になりそうだ。もう見ないぞって言いながら一度見てしまえば、また毎日ビデオ録ってでもみるんだろうなぁ・・・
　だってこの暮れにきてこんなもの書いてる私なんですから。暇なんだ。

　泣いてなんかいら～れな～い、もうほんとの恋はしない、くちづ～け～は頬にぃぃ・・・駄～目だこりゃ。