定禅寺・JAZZ・FESTIVAL・・・

　今回の会場はストリートライブ。片側３車線の定禅寺通りの多分、上り車線を歩行者天国にしてその歩道、脇の公園、中央分離帯・・・ってこれが広いのよ、そうねぇ、車線にして２車線分くらい。そこに杜の都に相応しくでっかい・・・なんてぇ～木なのかなぁ、がたくさん植えてある。その、そこかしこにテントを張ったりスペースを作ってありとあらゆるジャンルの音楽が同時多発的に演奏されている。そしてそこに出演しているバンドがね、どれもこれも上手いのよ。

　勝手に楽しくなってきている私は「さぁ、ビールビール」なんて屋台で売ってるビールを買って・・・またこれが嬉しい事に安い。キリンビールとかのサーバー付きトラックなんかが、バーンと止まっていて５００円。もうそれをカッパンカッパンと頂きながらいろんなジャンルの音楽を、まさしく字の通りに音の洪水を楽しんでいく。

　ボチボチと時刻は３時・・・すでに酩酊状態を通り越して妙なアドレナリンが分泌され始めた私は大変な興奮状態。そしてお目当てのTK＆BLUES・BLASTERS with TAD・MIURAのショウタイムが近付いて来た。勾等台公園滝下に陣取った私達の前に彼等は現れていつものようにブルーズ・タイムが始まる。この時の、この場所だけの観客数・・・どうなのかなぁ、ゆうに２００は越えていたように思う。

　それではBGMにモージョワーキン’でもかけて少しだけの画面ライブでもお楽しみくださいませ・・・
　　　　　

　　　　　　　　　
　う～ん・・・カッチョええ。仙台まで来たかいがあったってもんだ。天候にも恵まれてこの日の仙台市内は汗ばむほど。いつもは煙草の煙渦巻く薄暗いブルーズ・バーでストーンしながらユラユラと聴いているのが嘘のように健康的。ブルーズってなぁ、どこでどんな風に聴いてもやっぱりブルーズなんだよなぁ・・・ってのを実感していた私でありました。

　その後もユラユラ・フラフラと徘徊を続ける私。しかしさすがに心地好い疲労が・・・足元から・・・指先から脳幹へと這い上がって来る。「ちょっとホテルに戻ってシャワーでも浴びて夜に備えましょう」と、たもちゃん、ヒサ坊、Ｏちゃんが言ってくれる。「うん、そうね、そうしよう。まだ夜の部があんだからね・・・