エリア55レポート 

趣味を追求するオタクな日々

デイビッド・ボウイの訃報で涙する自分が意外で・・・

2016年01月12日 | その他


昨日はデイビッド・ボウイの訃報が飛び込んできてびっくりしました・・・

やはりなんといっても「死ぬことが選択肢にない」感のある人が死ぬと驚きます

私的に一番びっくりなのは訃報を聞いてから断続的に自分が泣いていることです

デイビッド・ボウイってものすごく好きなアーティストというわけではなかったのです
というか中学の時にはまって、アルバム2枚持ってたけど
音楽性がそこまで好きではなかったので
レッツ・ダンスなんかは聞いてたものの
かなり離れてしまっていた人なんですよね

そして一時期否定してたし・・・

訃報に接して、その否定がなんでだったのがを考えさせられて
泣いてるんですよね

自分がそれまで好きだった少女マンガの世界をバカにして否定していた時期と重なるんです
揺り戻しはあったんだけど
結局ここ数年前までずっと彼のことは否定モードで過ぎてきてしまっていたんだなと

「シャーロック」以来イギリス好きに戻ってきたことで
彼を含めた少女漫画の世界も自分の中で名誉復活してきてたんですが
それでも彼はまだまだ私の中では完全に名誉復活してたわけではなかったんですよね

うわーん!
そんな中で死んじゃうなんて・・・

ゴメンを言えずに友達に死なれたような妙なパニックに襲われてしまいました


しかし、昨日から自分の人生を振り返るようにデイビッド・ボウイ関連をいろいろ考えていて行きついたのは
私が泣いてるのはむしろないがしろにしてきた自分に対してじゃなかって
たぶん、そうです

出産や子育て、体育会系近所づきあいなんかで
少女マンガというか中二病的な嗜好というのがすごく邪魔だったんで
その部分をかなぐり捨てて生きてたんですが
その時代がちょうどデイビッド・ボウイを否定してる時期と重なってるんです
それを訃報で振り返ることになってしまったのです

自分の好きなものを好きだと認めていなかった時代って
思い出すとすごくつらいです
自分がかわいそう・・・
そんなふうにずっと生きていたら死ぬときにものすごく後悔するはずです
今気づいてよかった

やっぱり好きなものを「好きだー!」と思いっきり叫ぶ生活してないと
心が死んでしまうんですよ
気づかせてもらえて本当によかった・・・

これからは今以上にガンガン「好きだー!」を叫んで生きています



デイビッド・ボウイの音楽性は自分にドンピシャな感じでもなかったことも今回思い出しましたし
彼の見た目の軽さみたいなものに反発していた感じもあったのでした
でもね、年とってわかるのはミーハーとか軽さとかも貫くのってすごいし
それでいて実生活が地に足がついてる感じのエピソードも伝わってきて
やっぱりそういう人ってすごいんだなと思いました
売れると虚像に押しつぶされるし、廃れればその底に自分も引きずられるものね・・・

デイビッド・ボウイで自分の人生を振り返ることになるなんて思ってもいなくて
そこが一番驚いてます^^;


お誕生日の1月8日に撮ったという写真が、笑顔でとても素晴らしいです
ご冥福をお祈りします
(きっと生まれた星に戻っただけなんですよw)



追記








**コメントのお返事は次回します








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