行事報告

曹洞宗中国管区教化センター

平成24年度 センター布教協議会・研修会 (9月11日~12日 於:島根県)

2012年09月28日 | 平成24年度

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 9月11日(火)~12日(水)の両日、島根県益田市三好家に於いて中国管区教化センター布教協議会・研修会が開催された。
 この研修会では、元東北管区教化センター統監、宮城県徳本寺住職の早坂文明老師を講師としてお招きし、「東日本大震災-亡くなった人が生きたいと願った 一日」と題してご講演いただき、東日本大震災発生当時の状況を詳しくお話されました。また、「私が無駄に過ごした今日は、昨日亡くなった人が痛切に生きたいと願った日だ」など、一日の命の尊さについて話され、参加者は説得力あるお話に深く感銘を受け、供養の意味や命の尊さについて学ぶ機会となりました。

   

 最後に布教実演が行われ、今回の実演は山陰側3宗務所の代表者3名により行われ、教化センター統監、 山陽側宗務所長3名、センター布教師1名の計5名が講評委員を努められました。実演時間を各10分、講評時間を各委員5分と定め、テーマは、今年度布教教化方針に基づき、実演者各自で選択していただきました。講評委員の的確な講評と緊張感あふれる実演により、実演者は勿論のこと参加者全員にとって掛替えのない学びの機会となりました。
 布教協議会では、教化センターの認知度を高めてもらいたいとの願いから、教化センターの組織的位置づけや活動内容などについて説明がなされ、今後の方針として、各宗務所と協力し合いながら存在意義のある活動を継続していくことなどが協議されました。
参加者:96名