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キョウエイ株式会社の製袋機械~ポリ袋の資料室~

弊社では、ポリ袋と呼ばれる、色々な袋をつくる機械を開発・製造・販売しております。

キョウエイ株式会社では

ポリ袋と呼ばれる、色々な袋をつくる機械を開発・製造・販売をしています。
ここでは、ポリ袋の製袋に関する色々な事柄をご紹介できたらと思っております。
*厳密には、ポリ袋=ポリエチレン(PE)袋、ポリプロピレン(PP)袋

点字を成形したポリ袋

2013-12-09 12:55:29 | 製袋機械

第6回目です。10月に東京ビッグサイトで開催されましたJAPAN PACK2013で以前より試してみたかったことを実演、展示してみました。
それは、我々がいつも作っている、このポリ袋を何か重要な意味を持ったものにしたいと思っておりまして、ポリ袋に点字を入れてみました。
ポリ袋に点字表記があることで袋の内容物の判別等ができたら、ただ包むだけの袋でなく、何か世の中のお役に立てるのになぁ~、と思い試してみました。

ポリ袋に使用するフィルムは、厚みが薄く、点字がしっかりと成形できません。
そこで雄型点字と雌型点字の間にフィルムを押し込む方法で点字を成形いたしました。
また、雄型点字と雌型点字のはめ込みクリアランスは。フィルムの厚みを考慮して押し込みクリアランスがきつすぎてフィルムが破れないように、
また、押し込みクリアランスがゆるすぎて点字がはっきりしない等の問題がないように点字型を作りました。

ご興味がおありの方がいらっしゃいましたら、お問い合わせ下さい。
展示会での実演時のサンプルもございます。
まだまだ、未完成ですが、お役に立つ技術なら皆さんで広げて下さい。


箔押しデコレーション袋

2013-12-06 08:30:14 | 製袋機械

第5回目は、前回のプラ封筒の続きで2013 JAPAN PACKで実演展示させて頂きました
「キラキラ系箔押しデコレーション袋」があります。

プラ封筒に製袋中に金箔・銀箔・ホログラム箔で店名やロゴ・マークを白で押しながら製袋する小ロッドにも対応の装置で製袋した「ゴージャス?なプラ封筒」です。

このプラ封筒も展示会後にお問い合わせを頂戴致します。
「(レストランの)店名を金箔文字で印字して1000枚で価格は?」や、
「50mm×50mmのマークをホログラムで押して最低ロッドは、何枚から?」など、

誠に残念ですが
「弊社では、機械は販売させていただいておりますが、袋は販売いたしておりませんので」と丁重にお断り申し上げております。


プラスチックフィルム製封筒

2013-12-05 08:32:27 | 製袋機械

第4回目は、プラスチックフィルム製封筒-プラ封筒についてです。
今年10月に東京ビッグサイトで開催された展示会 2013 JAPAN PACKでサンプルとして展示、配布させて頂いた袋の1つに
「住所宛名の紙ラベル部が簡単にちぎりとれるプラ封筒」があります。


自宅や会社に届いたプラ封筒に入ったダイレクトメール等の封筒の紙ラベル部分のフィルム部に
「半折前フィルム加工装置」で切り取り用のミシン目を入れ、添付された宛名、住所の紙ラベルをちぎり取りやすくしたプラ封筒ですが、
展示会後に弊社にこのプラ封筒の見積等のお問い合わせを頂戴致しますが
誠に残念ながら「弊社では、機械は販売させて頂いておりますが、袋は販売致しておりませんので…」と丁重にお断り申し上げております。
 


半折前フィルム加工装置

2013-12-04 10:02:57 | 製袋機械

第3回目は、「半折前フィルム加工」という新しい製袋技術です。
弊社では、製袋する前の原反(原紙・フィルム)を曲げたり、折ったり、捻ったりして、色々と変わった形態の袋を製袋する機械を製造致しておりますが、
たまに弊社に問い合わせのある袋の形態で「袋の片面だけに穴をあけた袋」が欲しい、とか
「袋の表面に3mmで8穴、裏面に10mmで4穴の袋」ができますか?など、
簡単そうなのですが、この業界の常識で通常の製袋方法ではできないのです。
でも、弊社では、そのような形態の袋を製袋する為に「半折前フィルム加工装置」という装置を開発致しました。
理屈は、簡単で、三角台で半折する前のフラットな状態の時点で穴加工や切り込み加工・熱シール加工等、色々な加工をした後、三角台で半折し、あとは、通常通りの製袋をします。
この装置の活用で新しい機能や形態の袋ができると思っているのですが…?

ちなみに「半折前フィルム加工装置」で加工致しました袋の中で1番問い合わせが多かったのが、Bタイプヘッダー袋の、フラップの角切り加工(台形カット)袋です。


(Bタイプヘッダー袋は、袋の上方向の開口部より商品を入れる袋の事です。)


ヘッダー袋の角R加工装置

2013-12-03 11:05:53 | 製袋機械

第2回目は、最近問い合わせを多く頂く装置。
ヘッダー付き袋と呼ばれる吊り下げ袋のヘッダー部の角Rの加工装置です。
方法としましては、Rの熱型で焼き切りする方法と、ヘッダーをラミネート状に熱溶着しRの刃物で切る方法があります。
いずれにしましてもRの中心を溶断シールする為の製袋中の微妙な調整が必要です。

ちなみにヘッダー部をラミネート上に熱溶着した場合、ヘッダー部が熱型のローレットのギザギザ型になりますので「鮫肌ヘッダー袋」とよばれています。

 

 


食パンの袋をつくる機械

2013-11-29 14:35:08 | 製袋機械

まず、身近な袋から
定番の食パンの袋を作る機械から
食パンは、四角い形なので袋を角型の底にしなければなりません。
袋の底に折り込みのマチをつくり、V型熱板でシール~カット~トリミングの後、
サイド熱溶断シールという製袋方式で袋をつくります。
その角型の底にする装置、「V熱溶断シール、トリミング装置」です。
   

食パンを袋の口をひろげて袋に入れるための袋の吊り下げ穴をあけます。
「ウィンケット穴あけ装置」です。
 
本日は、ここまで。