先週末に投稿しましたこちらの記事で、クコ(枸杞)の花が咲いているのを見つけたと伝えましたが、こちらもひさしぶりに見つけました。
ひっつき虫、そうオオオナモミ(大葈耳)の実です。童心に返って自分の服にひっつけては取ったりして、ひとり悦に入りながら、子供の頃にいろいろなひっつき虫を服にひっつけたまま帰ってきては母に叱られたことを思い出しました。当時は「せっかく楽しく遊んで帰ってきたのに、うるさいなあ」と思っていましたが、今となってはよい思い出です。
さて、このオオオナモミ(大葈耳)は北アメリカ原産の外来種であちこちに帰化しており、そのため在来種のオナモミ(葈耳)が見られなくなってきたという弊害が出ていますが、それでもひっつき虫の代表と言える植物ですね。
このトゲトゲの実だけでなく花も咲いていました。茎の先端に多数ある頭状花のようなものが雄花で、雄花の脇で見られるぼさぼさの筆先のようなものが雌花です。
左下にある、上向きで筆先に色がついたようなものが雌花です。
岐阜ではひっつき虫とかくっつき虫と呼んでいましたが、仙台に来たら「バカ」と呼ばれていてビックリしました。
地方で呼び名が違うのですね。
京都でも「ひっつき虫」か「くっつき虫」と読んでいますが、仙台ではそのように呼ぶのですね。初めて知りました。😲
地域によってどのように呼ばれているのか、調べてみてもよさそうですね。😊