二十四節気のひとつ「小寒」で、寒の入りとなった先週水曜日の1月5日。先日投稿した「寒中でも美しく紅葉しています」の記事で紹介したおかめ桜の紅葉を見つけた長徳寺の近くにあるカフェの店先に植えられたヒメリンゴ(姫林檎)の木に、まだ真っ赤な実がぶら下がっており、時折吹きすさぶ寒風に揺られていました。
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(真っ赤なヒメリンゴの実)
新春を迎えたとはいえ、一番寒い時期とされる寒中にふさわしい姿かもしれませんが、寒さをものともしない凛とした姿にも見えます。同じような姿に見えるのが、頭に「枯れ」を冠して呼ばれる枯芙蓉もそうでしょうか。
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(白川疏水通で見つけた枯芙蓉)
痩果が花みたいに見え、夏から秋にかけて咲く花より趣があるようにも感じます。そして、花みたいに見えるといえばこちら、シュウメイギク(秋明菊)の綿毛のほうがそれらしいしょうか。
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(シュウメイギクの綿毛)
まるで小菊の花のようにも見えるかな?
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(少し大きめにトリミング)
ただ、風が吹くと綿毛に包まれた胡麻粒のような種子を散布するため、すぐにこんなかたちに崩れてしまいますが……
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(風が吹くと種子を散布するため崩れたかたちに……)
寒さ厳しく春が待ち遠しい季節ですが、視点を変えれば植物の普段あまり気に留めない違った姿が発見できるかもしれませんよ。