臨済宗相国寺派の総本山で、京都五山の第二位に列せられる相国寺ですが、上立売通が境内の参道のようになっており、その通りに面する塔頭のひとつである林光院の生け垣としてクチナシ(梔子)が植えられています。
1週間ほど前のことですが、一重咲きの花がぽつぽつと咲き始めている姿を見つけました。
その中にぽつんと混じるように咲き始めていたのが、こちらの八重咲きのクチナシ。一重の花より咲き始めが少し遅いのでしょうか。まだ完全に開ききっておらず、開いていない花弁がまるで宝珠のようにも見えます。
ここまで書いて、ふと過去の記事を検索してみたら、2年前のちょうど今頃に同じような記事を投稿していたようです。でも、この八重咲きの花のかたちが愛らしいかたちに思えるので、お裾分けでこのまま紹介してしまいますね。