お地蔵 の「見仏記」

「空倶楽部」に参加しています。
「見仏記」は、みうらじゅん・いとうせいこうサンからパクってます。ハイ

気分は土門拳 by空倶楽部

2010-12-29 06:32:58 | de 旅日記

EOS 5D2 EF24-105F4 (2010/12/25 奈良 室生寺)

朝、橋本屋の女将の声で目を醒ました
 「地蔵先生、雪が降りましたよ。起きて見て下さいな」
はっと飛び起きて 脱兎の如く駆け出した。

土門拳先生すみません。「×地蔵」→「○土門」です。

写真集「古寺巡礼」の締切が過ぎても1ページ空白にしながら
数ヶ月待ったと言う、土門拳が執念で撮った雪の室生寺です。
(フォト左下、お地蔵sanが並んでいるのを見逃さないでネ)

でも、以下のくだりはリアルですヨ

京都駅を降り、地蔵はmarimekko携帯を手に取った
 「室生寺sanですか、雪、積もってますか」
 「綺麗な雪景色ですよ」 (声は多分、住職san)
観光客に丁寧答えてくれる、なんと親切な室生寺!



EOS 5D2 EF24-105F4 (2010/12/25 奈良 室生寺)

↑土門拳が寝泊りしながら雪待ちした橋本屋の脇を通り、
朱色の太鼓橋を渡ると『女人高野室生寺』の表門です。
雪景色へに期待がいやがおうでも高まります。



EOS 5D2 EF24-105F4 (2010/12/25 奈良 室生寺)

↑雪は止んでいるんですが、
冒頭フォトの様な青空は一瞬で通り過ぎます。
階段を登り、五重の塔を上から見た時は、どんより曇り空
んんん、残念。



EOS 5D2 EF24-105F4 (2010/12/25 奈良 室生寺)

↑締めくくりフォトはコレ(空、隙間にチョイだけど許して)

帰り際、階段を降りていると、突然の強風です。
プチダイヤモンドダストの様に、木々の粉雪が舞います。
慌てて振り返り、フォトしました。

寒かった~、でも、来て良かった~

京都宝泉院

2010-12-23 08:40:51 | de 旅日記

EOS 5D2 EF24-105F4 (09/01/10 京都宝泉院)

「今年も見たい」の意味を込めての蔵出しです。

扉の「わらべ地蔵」と同日フォト「京都宝泉院」、
大原エリアでも額縁庭園として人気の高いスポットです。
吉永小百合sanのCMを記憶されている方もいるんじゃないでしょうか

雪のチラつきが元フォトでは判るんですが、
上下切ってのミニサイズ720×360では消えてますネ


おじゃMAP




EOS 5D2 EF24-105F4 (09/01/10 京都宝泉院)

↑四角い部屋のもう一辺の額縁庭園がこちら、
真冬でも凛とした竹林の緑、絨毯が日差しに反射した天井の赤、
雪景色でもなんかカラフルです。
今度は左右をカットして480×480にしました。



EOS 5D2 EF24-105F4 (09/01/10 京都宝泉院)

↑額縁二辺をつなげると、こんな感じ。
四角い部屋の対角線の柱に背中をくっ付けて、
ワイド端24mmでフォトしています。
パノラマ風に縦横比率が1:3にしてみました。



EOS 5D2 EF24-105F4 (09/01/10 京都宝泉院)

↑フォト後は、右手前の座椅子で肘を掛けて庭園を眺めてました。
ここは入館料が800円と少し高いんですが、
お抹茶和菓子付きなんで良しとしましょうか。

フォトに(やらせ)演出を入れる場合は、
抹茶も和菓子も手を付けずに絨毯にそっと置く事をお勧めします。

円陣全快 by空倶楽部

2010-12-19 00:32:19 | de 学級日誌

2010初夏 EOS 5Dmk2 EF24-105mmF4 とある学校のグランド

スンマセン。
京都紅葉フォト終わった途端ネタ切れ、季節逆さま初夏です。

この円陣は「これから試合だ頑張るぞ!」
ではなく実は正反対。

最後の大会で健闘空しく敗退し最上級生はこれで引退。
「明日からは後輩達の世代、頼んだヨ」
の円陣なんです。

白い歯を見せてる笑顔の三年生達、胸中はチョット複雑かな

え~~~と
顔が真っ暗で記念撮影的には失敗作です。
デイライトシンクロしたくても5Dmk2にフラッシュ付いてないし、
もっとも、シルエットだから掲載できたとも言えますけどネ

最後に、
地蔵は地面に寝っころがって撮ったんではありません。
10秒セルフです。



地蔵を 『沼』 に引き込んだ一枚

2010-12-18 01:19:43 | de レポート

2007/12 α700 Planar85mmF1.4 (店頭品)

地蔵が始めて、一眼レフを手にしたのは
2004/9 CANON EOS 20Dです

EF-S 18-85、EF-S 10-22、EF 70-300 Doを1年掛けて購入。
短中長、ズームで揃えてひとまず完成です。ところが
2007/12大型量販店で【NEW SONY α700】のノボリについつい

 「データ持ち帰り可だったら触ってみようかなっ」

と立ち寄ってしまったのです。
***沼に足の親指を入れた瞬間です***

 「レンズは、その太いのを付けて下さい」

あ~、それがZeiss Planar 85mmF1.4
***沼に爪先を入れた瞬間です***

そして、何気にと言うか適当に撮ったのが冒頭の一枚。
ミニカー左部分の鮮鋭像から流れる様な右部分のボケ具合に呆然

 「CANON 20D に、Zeissを付けるにはどうれば良いのか」
 「EF-α変換のマウントアダプターはないのか」
 「コシナからZeiss EOSマウントが出るのを待つのか」

これを繰り返しながら2年間、悩みました
(楽しんだと言う方が適切か)到達した結論は、

 「そーーだ、αを買えばいいんだ」

2009/12、α350とZeiss Sonar 135mmF1.8 購入
***沼に片足を入れた瞬間です***

えっ、って事は両足はまだなの?
これから、もっと沼にはまるって事なの!


2007/12 α700 Planar85mmF1.4 (店頭品)









ね~こ・こくほう・ほうせき・きょ~と

2010-12-11 20:18:25 | de 旅日記

EOS_5Dmk2 EF85mmF1.2 嵯峨野・祇王寺 2009/7/4

地蔵もネコフォトの仲間に入れて下さい
冒頭フォトは、昨年、京都の夏紅葉で見かけた猫です
ほうせきの様な苔の上で、尻尾を丸めて落ち着き払っています



EOS_5Dmk2 EF85mmF1.2 嵯峨野・祇王寺 2009/7/4
祇王寺は、平家物語のエピソードを持つひっそりとした尼寺です
紅葉の頃も素敵ですが、苔に生気のある梅雨の方が地蔵は好きですネ
苔の凹凸が撮りたくて地面スレスレに構えていると真白ネコが一匹



EOS_5Dmk2 EF85mmF1.2 嵯峨野・祇王寺 2009/7/4
近づいて見ると、もう一匹いるではありませんか
うっそうとした庭園は地面まで光が届かず、開放F1.2でSSを稼ぐ
紙の様なピントは真っ白猫の右目(のつもり)



EOS_5Dmk2 EF85mmF1.2 嵯峨野・祇王寺 2009/7/4
地蔵が位置を変えても、セレブ猫は顔だけ向けて動じません
真正面、睨めっこフォトになりました。このフォトも開放F1.2
ピントはセレブ猫の右目(のつもり)
尚、他フォトのF値は、1枚目がF1.6、2枚目がF2.0




EOS_5Dmk2 EF24-105mmF4 浄瑠璃寺 2009/7/3
日付的には、こちらの方が前日です
浄瑠璃寺は京都府ですけど、殆ど奈良県に接した位置にあります。



EOS_5Dmk2 EF85mmF1.2 浄瑠璃寺 2009/7/3
雨がポツリポツリ
梅雨に来たんだから、これは喜ぶべきなのでしょう



EOS_5Dmk2 EF85mmF1.2 浄瑠璃寺 2009/7/3
縁側で雨宿り、即昼寝(?)の猫



EOS_5Dmk2 EF24-105mmF4 浄瑠璃寺 2009/7/3
ネコフォトの締めくくりは、こくほう阿弥陀堂で惰眠を貪る猫
たぶん、爪は国宝で好き放題に研いでる




去年の仏像来るかしら

2010-12-10 21:10:58 | de 旅日記

2010/11/27 α55 Zeiss135F1.8 高山寺

今日は、もう一度来たかった撮りたかった あの仏像達

「去年の仏像来るかしら」 シリーズです。

冒頭フォトは高山寺の名も無き菩薩像
どうしても、ポートレートセオリーで手前の瞳にピント合わせたかった
でもでも、可哀想な事に、首筋の蜘蛛の巣がびっしり・・・
露出を下げて目立たなくしてますが、涙を誘います

おじゃMAP



2010/11/27 α55 SIGMA18-250DC 高山寺

〃 α55 SIGMA18-250DC 高山寺(上のトリミングでは無いです)

シルエットに成りがちな逆光のお地蔵様
どうしても、お地蔵様の表情を浮き上がらせたかった
α55のHDR機能で、ダイナミックレンジを無理やり広げました
そうそう、手前の菊、去年と活け方がほぼ同じ、流儀なんですかね



2010/11/20 DP-1 嵯峨野・天竜寺

どうしても、竜の顔を紅葉反射の間にレイアウトしたかった
あらあら、真ん中の窓に人影入っちゃった、来年再チャレンジだな。

京都紅葉ネタしつこいぞ
スミマセン




DP-1deスナップ京都 by空倶楽部

2010-12-09 22:42:36 | de 旅日記

2010/11/20 DP-1 嵯峨野・常寂光寺

家族と行った1回目の京都
5D2は家族に渡しっぱなしだったので、αとDP-1をぶら下げてました。
SONYαは19日の空倶楽部で載せたのに、DP-1を一度も載せずじゃ可哀相、
今日の空倶楽部は 「DP-1deスナップ京都」 と致します。

おじゃMAP



2010/11/20 DP-1 嵯峨野・常寂光寺

◆DP-1の特徴その1:撮影素子が、三原色を感じるFOVEON X3である事◆

他の撮影素子が色フィルター経由で単色感応に比べればかなり素晴らしい
但し、カタログスペックの落とし穴に注意して下さい。
表記1400万画素ですが、WINDOWS展開すると1/3の450万画素になります。




2010/11/20 DP-1 嵯峨野・常寂光寺

◆DP-1の特徴その2:ボディはコンデジ並、撮影素子サイズはAPS-Cサイズ◆

重さも250gと軽いです。
地蔵は5D2を担いでいる時は、ちょっとしかめっ面で
構図考えながら行ったり来たりするんです。
「DP-1deスナップ京都」にそれは似合いません。
基本、歩きながらパシャパシャパシャ。




2010/11/20 DP-1 嵯峨野・常寂光寺

◆DP-1の特徴その3:レンズは28mm相当のF4.0単焦点◆

広角の単焦点。写したければ自分で動け




2010/11/20 DP-1 嵯峨野・祇王寺

◆DP-1の特徴、隠しの4:RAWパラメータ「Fill Light」とは何ぞや◆

DP-1付属のRAW現像ソフト「SIGMA Photo Pro」
パラメータに「Fill Light」と言う謎のスライドバーがあります。
地蔵も通常はゼロかオートで、このスライドバーは弄りません。
それを、今回は大幅に「-1.6」(レンジは-2<2)にしてみました。

なんだこれは、どーも、単純なコントラストではないようです。


京都ライトアップ

2010-12-04 21:09:48 | de 旅日記

α350_Zeiss135F1.8 ISO3200

冒頭フォトは、2010年11月27日「高台寺」の竹林ライトアップです
数少ないZeiss135F1.8フォトを掲載トップに持ってきてしまうのは
レンズ沼片足突っ込み地蔵の自己マンなのでしょうか


EOS_5Dmk2 EF24-105mmF4.0 ISO6400 高台寺

竹林エリアの最後の広場っぽい所が結構素敵でした。
でも、広場は寄りかかる場所が無く完全手持ちが少し大変。


おじゃMAP



EOS_5Dmk2 EF24-105mmF4.0 ISO3200 高台寺

EOS_5Dmk2 インダスター6 1L/Z-MC ISO6400 高台寺

ロシアン六芒星を持参しました。
EFが24mmワイド端とロシアンが50mmですが、フォト位置は同じ
EFのDPPは色温度3200Kと、むしろ赤味を下げています。



EOS_5Dmk2 EF24-105mmF4.0 ISO6400 高台寺

EOS_5Dmk2 インダスター6 ISO6400 高台寺

ロシアンで紅葉そのものが小さな星になればと思ったんですが、
星は点光源でないと、やはり無理みたい、企画倒れかも
げげっ、時刻19:55、粘りすぎ、清水寺まで三年坂を走って上ろう



EOS_5Dmk2 EF24-105mmF4.0 ISO6400 清水寺

EOS_5Dmk2 インダスター6 1L/Z-MC ISO6400 清水寺

EFの方は、SS1.3秒、ブレブレ御勘弁
点光源の色が変わると星の色も変わってチョット嬉しいかな
時刻20:20、これから清水寺の坂を走って降ります。
21:00新幹線に間に合うのか、京都の長い一日が終わりました。

京都東福寺

2010-12-03 23:55:10 | de 旅日記

SONYα55 SIGMA18-250DC

冒頭フォトは、「東福寺」通天橋。
京都紅葉ランキングは数あれど、東福寺はBEST3を外しません。

結局、この日、東福寺の入場時刻16:00に間に合いませんでした。
通天橋は既に入場閉鎖、地蔵に許されたのは遠くからのフォトのみ
フォトでは、守衛さんが(中央の青)、落下物がないか確認しています。


EOS_5Dmk2 EF24-105mmF4.0 東福寺
庭園内は観光客は居ますが、入場はやはり禁止。
地蔵に許されたフォトスペースは、垣根越しに左右3mだけ。

おじゃMAP



EOS_5Dmk2 EF24-105mmF4.0 東福寺
帰りの参道をチョコっと撮ってトボトボと引き上げました。


SONYα55 SIGMA18-250DC 東福寺
時刻は17:00頃、
よし、締めくくりは、あそこにしよう!


京都no神社

2010-12-02 03:06:21 | de 旅日記

EOS_5Dmk2 EF24-105mmF4.0
冒頭フォトはひっそり神社シリーズ1_『多治神社』です

周山街道の北山杉を横目に最終目的地に到着しました。

ただ、フォト的には少し残念
鳥居の右後あたり、My京都写真集では紅葉の筈なんです。
落ち葉には早すぎるし、枯れたのかな・・・
それから、鳥居の左手前、もっと引きたいんですが、
神社の軽トラックが止まっていて、これ以上は無理。
神社にとって紅葉は祭事では無い、んんん、仕方ないか


EOS_5Dmk2 EF24-105mmF4.0 多治神社(京都府南丹市)
↑今日は神社名をフォトに入れておこう。忘れそうだ。

おじゃMAP



EOS_5Dmk2 EF24-105mmF4.0
↑ひっそり神社シリーズ2_『日吉神社』です。
神社名を真正面フォト、ドーンって感じ。しょうもなっ


EOS_5Dmk2 EF24-105mmF4.0 日吉神社(京都府南丹市)
右側の根元にお札のある杉が「タネスギ」
このあたり一帯にタネを供給している大事な杉だそうです。
杉と銀杏、フォト的にどっちが主役?ハッキリせいよ、しょうもなっ



EOS_5Dmk2 EF24-105mmF4.0
↑ひっそり神社シリーズ3_『笛吹神社』です。
My京都写真集では「銀杏で覆いつくされた・・・」と記事
手入れして無いのと紙一重の気がしないでもないです。
神社名デカっ


EOS_5Dmk2 EF24-105mmF4.0 笛吹神社(京都府南丹市)
↑今日、一日頑張ってくれたレンタ君。でもまだ帰りがあるぞ。



EOS_5Dmk2 EF24-105mmF4.0 
↑帰り道の日吉ダム

太陽も大分翳ってきました。
今から、アソコに向かって間に合うだろうか。安全運転で急ごっと