丹後の観光を振興しよう

丹後の観光客は年々減り続けています。その理由をレポート、解き明かします。

舞鶴市五老岳の展望

2007-08-19 | 観光
 五老岳(ごろうがだけ)は、標高301m、山頂から、複雑に入り組んだリアス式海岸と、舞鶴市内の景観を展望できます。また、高さ50mの五老スカイタワーと言う有料の展望台が有り、ここからは「近畿百景第1位」に選ばれたと言う景色を堪能できます。




 夕暮れ時に来て、サンセットと夜の舞鶴市を見渡せば、展望は、また格別かも知れないですね。
 付近の観光地として、赤れんが博物館等があります。

京丹後市峰山町 天女の里の現状

2007-08-16 | 観光
 2007年8月14日、午後3時頃の天女の里の写真です。


 盆休みの真っ最中というのに、なぜか、閑散としています。

 そう言えば、ついこの間も、日曜日に、喪服の人が集まって法事をしたのだそうです。それでは、人は、だんだんと寄りつかなくなるのは当然です。キャンプの横で法事、楽しさは無くなってしまいます。
 他にも、食品の製造に従事する人の検便もしていないそうで、こんにゃくが腐っていたと言うこともあったようです。期限切れのクッキーを売っていたり、むちゃくちゃです。今はやりの不二家、ミートホープや白い恋人等のミニ版です。

 ところで、私は、自然保護に関心を持っています。この施設は、不法に河川を改造して、不法にニジマス釣りをやらせていたのです。その上、この河川には、絶滅危惧種が生息していることは周知の事実です。それなのに京丹後市は、このようなことを無視して、未だに続けているのです。

 と言う事で、朗報です。天女の里の下流では、逃げたニジマスが生息していて、無料で釣ることが出来るのです。しかし、くれぐれも田畑を荒らさないようにしてください。地元の人が迷惑しますから。

京丹後市 静神社

2007-08-04 | 観光
 静神社は、2005年のNHK大河ドラマ「義経」に登場した、源義経の側室「静御前」を祀っています。



 ここは、網野町に在ります。村の鎮守のような小さな社殿があり、ここに静御前の木造が安置されているようですが、扉が閉まり、見ることが出来ませんでした。また、近くに、海が見渡せる展望台がありますが、眺めは・・・・・です。

 また、集落の中の海に面する所に、静御前の生家跡があり、記念碑が建てられています。

 大河ドラマに登場した所は、観光地として賑わうのが普通ですが、ここは、全くその気配がありません。駐車場や展望台を作り、観光地として売り出そうとした形跡はありますが、失敗したようです。
 
 案内看板も、電柱に針金でくくりつけています。普通の市は、このような不法看板を取り締まる側のはずです。その市が、案内看板を電柱に、無断でくくりつける、言語道断です。ああ、天女の里の派手な看板も電柱にくくりつけてありました。他にも・・・・・、たくさん有りますね。これでは、観光地として失格です。真面目にやっている観光業者がかわいそうです。

 話が横道にそれましたが、ここは静御前に興味のある方は、生誕地の雰囲気を味わうには良い所です。

兵庫県香美町 美伊神社のキツネノカミソリ

2007-08-01 | 観光
 兵庫県の香美町余部といえば、余部鉄橋が有名です。この鉄橋は取り壊されるというので、その前に一目見ておこうと、結構の観光地になっています。

 ここから、北西へ3Km程細い山道を進むと御崎集落が有ります。さらに2Km近程進むと、日本一高い場所にあるという余部御崎灯台が有ります。ここからの山陰海岸の眺めは、山陰一とも言われているほどに素晴らしい景色です。
 この灯台の側に鳥居が立っており、ここから1Kmの細い山道を辿ると、断崖絶壁の上に建つ美伊神社があります。



 灯台から美伊神社の中間地点には、キツネノカミソリという彼岸花の仲間の群落がありました。おとぎの国など異空間へ導かれるような、綺麗な風景でした。

 灯台からは、さらに浜坂方面へ林道が続き、リアス式海岸や自然が堪能できる、見所の多い道でした。しかし、知名度が低いためか訪れる人は少なく、穴場的存在です。それだけに整備も遅れていると言うことですが、今後の発展が望まれます。

 山陰は、交通が不便な上、日本海気候で雨や曇りの日が多い所ですが、このコースは、天気の良い日にドライブすれば、遠方から来られても、十分に値打ちがあると感じました。