こんにちは😃
学童野球チームでは毎週、土日は半日、あるいは1日中、ですから週に10時間程度は、外に出て野球をしているわけです。
子供が成長するための貴重な時間を、ただ一生懸命練習して疲れて帰ってくるだけにしてはもったいないですね。
練習や試合の中での経験や気づき、学びを吸収して、成長の糧になるような実りの時間にしてあげる責務が現場の指導者には求められると思います。
昨今、学童の指導現場はお父さんコーチの支えなくしてありえません。経験、未経験にかかわらず、学童ですから1人の大人として指導にあたってほしいというのが正直なところだと思います。
一方で、お父さんコーチだろうが関係なく、指導者としての資質を問われます。なので、子供達のためにも、お父さんコーチ自ら学びつづけることを是非やってもらいたいと思います。
よく、経験者でないお父さんコーチは子供達の指導は教えることが難しいという声を聞きます。
例えばコーチで意見の分かれるようなバッティング指導などは、経験者でも難しい領域だと思いますが、意外と盲点になっていて、教えがいのある、しかもお父さんコーチでも教えられることがあるのです。
それは、そう
「野球のルール」に関すること
です。
意外にも、野球ルールを教えられない経験者コーチも多い!
なぜかというと、野球ルールは毎年改定されていて、10年、20年前とはかなり違ってきています。
また、普通では起きないような珍プレーが学童野球では結構起きたりします(先日の記事で書きましたがインフィールドフライのボールが塁上のランナーの頭に当たったりします)。
なので、最新の知識で野球ルールを教えられるというのは、意外と強みになりえます。ブルーオーシャンといっても過言ではないでしょう(笑)
もちろん覚えるのは子供達。子供達が消化不良になるような教え方はする必要はありません。
あくまで、プレーに役立つものから、実際のプレーで起こった時にさりげなく指導するのが効果的です。
以下は学童の早い時期(ジュニア)からでも教えてあげてもいいルールに関することです。
①危険な間違ったプレー(今はコリジョンルールがあり、ブロックは×になりました)
②相手ランナーがベースを踏んだか必ず見るよう内野手に教える(踏んでないときは審判にアピールすることができることも)
③同様に、タッチアップのタイミングが早くないかどうか(ちなみに、よくタッチアップで得点された時にベンチからの指示でサードにボールを送りベースを踏ませたりしますが、あれは変ですよね。サードが見なければならないということをしっかり指導すべきです)
④同時に2人が同じ塁上にいて、2人が両方タッグされたら2人ともアウトなのか?どっちがアウトなのか?(これもわかっていないと、先にいたランナーが離塁したらすぐタッグされてダブルプレーにされたりします)
その他、投手にはブルペンでの投球練習の時から「ボーク」とならないようなセットポジションでの正しい投球方法をしっかり指導してあげた方がいいです。これも、ルールが変わるので、最新の知識が必要なので、よく勉強すれば指導できます。
野球の醍醐味の1つはルールであり、頭を使うところです。
お父さんコーチはプレーそのものでは経験者に叶わないですが、最新の知識やルールを武器に、是非、ブルーオーシャン旋風を巻き起こしてほしいです。
もちろん、野球ルールなどを覚えるのは子供ですが、コーチが知らないと現場で教えられませんからね。
がんばってください。
ではまた!