クシノカンバン

『櫛の看板』
いろんなものを作って
いろんなことを楽しんでいます。

修復完了

2012-12-30 22:58:29 | 日記

身に着けているものを失くしたり

何か大切なものが形を無くす時って

身代わりになってくれると聞いたことがあります。

 

実は食器棚のガラス戸が割れてしまったんです。

正直言うと、長男ケに割られてしまった…

私と言い合ってガラスにパンチ。

どこにぶつけたらいいのか

ホントは私に向けたかった拳。

 

粉々に飛び散ったガラスを黙って集め

それからですかね。

憑き物が落ちたように落ち着いて

目標を定め、エンジンを掛け始めた息子。

 

            

うちの家具を造ってくださった足利の家具製作者さんの所へ

ガラス板と枠を持ってリペアを依頼しに行きました。

5年前食器棚を備え付けた時は私がガラスを嵌めましたが

今度は職場で購入した大判ガラスをカットからお願いすることに。

プチプチを解いてみたら、あらま、柄の大きさが違っていて…

でも、敢えてこちらで。

一枚だけ違う、それもいいんじゃないかな。

法隆寺や東照宮陽明門のように未完のままで。

いつまでも終わることなく歩み続ける

家族もそんなカタチでありたいと願いを込めて。

 

http://homepage2.nifty.com/WWBU/noname205.htm

こちらは納入前の食器棚、製作者さんのページです。

木の特性を生かし、巧みな技術で造られています。

いろんな話しもおもしろいんですけど。

 

ひとつオーダーしたものがありまして

桜の咲く頃になるかな…

また伺います。


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