クシノカンバン

『櫛の看板』
いろんなものを作って
いろんなことを楽しんでいます。

空白の11分

2017-07-27 23:30:36 | 日記

学校検診で次男の心臓に孔が空いてるのがわかり

夏休みの初日に入院し縫合の外科手術を受けました。

入院中に夏休みの宿題はしないと言うので、

暇つぶしグッズを用意。

            
手術の説明を二時間かかって受け…

人口心肺装置を使って一時的に心臓を止める。

そして、そこからの生きることを意識する…


担当医師の言うことは二つ。

自分の身体を大切にする。つまり、

大人になってからも定期的に検診を受ける。

それともう一つは、自信を持つこと…と。

 

不安で仕方ない採血や点滴の時も、

「騙し打ちはしないから。納得してからするよ。」

と、少しだけ気持ちを整える時間をくださいます。

次男の意志を尊重する医師や看護スタッフの

とても良い医療に向き合えたと思います。

                                               

30年ほど前、実習で訪れたこの大学病院に

通うことになるとは思ってもみませんでしたが…

医学や医療機器の進歩、日本の社会保険制度、

そしてプロフェッショナルな医療スタッフには

本当に感謝します。

             

心臓が止まった11分間は、次男にとって

これから生きる大きな力になると信じています。

順調なら術後8日ほどで退院の予定です。


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