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コードギアスR2 オレンジ21個目

2008年09月07日 01時57分33秒 | ジェレミア・ゴットバルト
TURN 21 『ラグナレク の 接続』

ルルーシュ出現の混乱により転落したスザクを救ったのは、ギアスの力でアーニャの身体を借りたマリアンヌであった。

閉鎖したアーカーシャの剣の中でシャルルと会話するルルーシュ。ルルーシュ自分がついてきた嘘を必要なものと語るが、シャルルには否定される。
シャルルは集合無意識に接続して人間にとっての嘘を無意味化する「ラグナレクの接続」を画策していた。
更にアーニャの身体を抜け出し、ルルーシュの前に姿を現すマリアンヌ。
二人はルルーシュに真実を語り始める。

V.V.はシャルルを狂わせる存在としてマリアンヌを暗殺、しかし彼女は死の淵でギアスを発動し、その場に居合わせたアーニャの中に精神を潜ませていた。
シャルルはV.V.からルルーシュとナナリーを守る為、二人を捨てたように偽装し日本へと逃がしていたのだ。

全てを知ったルルーシュの前にC.C.とスザクが現れる。

シャルルはラグナレクの接続を行おうとするが、ルルーシュは二人の望む世界の変革を否定する。未来を否定する二人を糾弾し、その望む世界とナナリーの望んだ世界との違いを説くルルーシュ。そして彼は、集合無意識に対してギアスをかけ、ラグナレクの接続を止めようとする。
ルルーシュの両目にギアスの刻印が現れ能力が増したことで、集合無意識へのギアスは成功した。
それに伴いCの世界へと消え行くシャルルとマリアンヌ。親子は最期まで理解しあう事はなかった・・・

シャルルとマリアンヌを葬り去ったルルーシュらであったが、帰還しても待つのはやがてシュナイゼルが統治するであろう世界。彼らの選んだ道は・・・・


1ヵ月後のブリタニア。全世界中継される中で、ルルーシュはゼロとしてではなく皇子としてスザクとともに表舞台に姿を現す。そして自分がシャルルを殺したこと、そして自分が新たなる皇帝であることを宣言する。
戸惑う皇族たちをギアスで従え、ブリタニア皇帝の座につくルルーシュ。

中継を見ていたシュナイゼルは、弟との世界の覇権を懸けた決戦に向け、不敵な笑みを浮かべる。




・気を失ってるスザクの顔に落書きしようとするあたり、マリアンヌの人格がよくわかる。(あれで2児の母・・・)

・若本の目的は「世界中正直者にして、戦争をなくす」ってところか。
断片的に分かってはいたけど、ある意味純粋な人なんだよな、シャルルは。

厨二病とも言うが。

・マリアンヌ暗殺の犯人がようやく判明。ついでにシャルルがV.V.を撃ったときの「兄さんが“また”嘘をついた」の意味も判明。

・壮絶な親子喧嘩の様相を呈してるわけだが。
この作品はディスコミュニケーションというか、心を通わせる事に失敗した人たちの話なわけで、当然その発端も親子間の食い違いであったと。
他人じゃなくて親だからこそ、ナナリーを理解しない事に対してあそこまで怒ってる面もあるんだろうなあ。
しかし死別を経てようやく再開した母親を、ド外道だったからってああも思い切り葬れるもんかね?

・ルルーシュ・スザク率いるブリタニアvsシュナイゼル率いる反乱軍&黒の騎士団←いまここ

ここにきて対立構図がさらに転回するのか('A`)
小学生の頃見たガンダムWも、1週見逃すと誰が敵で誰が味方なのか分からなくなるほどややこしかったけど、それすら超える目まぐるしさだ。
流石に今度こそ最終局面だよ・・・な?

シュナイゼル側は自分たちでゼロ死亡を発表した手前、ルルーシュ=ゼロというカードを使う事は出来ないわけだ。(無理に使えばルルーシュの地位に打撃を与える事は出来るが、同時にゼロ死亡ということで儲を取り込んだ己の立場も危うくなる諸刃の剣。)

というかシュナイゼルは1ヶ月も何してたんだ?その間に行動しようとすればいくらでも出来ると思うのだが・・・
ただ潜伏してただけじゃないよな・・・?

スザクの称号がナイトオブゼロ(ナイトオブワンよりも上に位置する騎士であり、そして「ゼロの騎士」)というのも洒落てるなあ。
しかしこの二人もわだかまりが解けた上でああしてるわけじゃないわけで(主従関係なのにお互い憎んでるってまた腐向けだのう)、今後また転ぶんだろうな・・・


・某誌で言われてた「ラストはルルーシュが親父からロール髪を引き継いで終了」が実現しそうではある。


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