見出し画像

Kitaq Foto Blog 「写真を楽しもう」

LUMIX DC-TX2 総集編(再)

 

※2020年12月のGoogle検索のコアアルゴリズムアップデート対策のためページを修正しました


Panasonic LUMIX DC-TX2 総集編



私が考えていた以上にこの記事のアクセスが多かったので改めて、このカメラの評価をまとめたいと思います



TX2の画質について

コンデジ屈指の35mm判換算24-360mm のカメラとして考えれば、かなり頑張っていると思いますが他社1型センサーのコンデジと比較するとシャープさに欠ける印象です
他社カメラよりもズームが出来るため仕方ありませんが、もう少しシャープさが欲しいですね
それとISO1600を超えるとノイズやノイズリダクションが目立つようになります
TX1では開放F2.8でしたが、TX2ではズームを優先しているためF3.3と若干暗くなっているためISO感度には注意しておく必要があります
それと私が実際に比較した訳ではありませんがライカC-LUXと色味や画質が似ているらいしです(ほぼ一緒?)
ライカ愛好者にはサブカメラとして、とても役に立つかもしれません


ズームサンプル

Panasonic LUMIX DC-TX2
ワイド端

Panasonic LUMIX DC-TX2
テレ端

Panasonic LUMIX DC-TX2
光学テレ端 ボケのイメージ

このズームがこのカメラの最大の特長ですね
写真は光学ズームのテレ端ですが、この写真よりも実は更にズームが可能で、iAズーム最大2.0倍 それからEX光学ズーム最大30.0倍(3:2、S時)と組み合わせれば物凄いズームとなります
また光学のテレ端で撮影すれば大きなボケも撮影可能


iAズームサンプル写真

Panasonic LUMIX DC-TX2
ワイド端
 
Panasonic LUMIX DC-TX2
iAズーム使用

普段ここまで使うことは無いと思いますが素晴らしいですね



動画について

動画をよく撮影される方にはオススメです
画質については写真同様にRX100シリーズに劣るかもしませんが、あまり多くの機能を使わないのであればTX2で問題ないと思います
それと4K動画の連続撮影がTXシリーズは15分というのもちょっとした魅力←当時のコンデジとしては
ちなみに最新のRX100シリーズは熱さえ気にしなければ長時間の撮影が可能


動画サンプル

神戸で撮影を行いました
流石に暗い場面は苦手ですが、4Kハンディカムよりも便利に使えるので旅では重宝します


ボディのデザインについて

Panasonic LUMIX DC-TX2

「トップとフロントが一体の繋ぎ目のないアルミボディ」とメーカーが謳っているように持った瞬間に「丈夫なカメラだ」と感じると思います
またTX1はグリップ部分にラバーのような物はありませんでしたが、TX2からグリップを向上させるため変更が加えられています
でも個人的にはTX1の黒1色のシンプルなデザインが好みかな



DMC-TX1


EVFの改善

Panasonic LUMIX DC-TX2

今回はEVFの変更が大きかったですね
「約233万ドット相当の高精細ライブビューファインダーを搭載
従来機(TX1)と比べて、約2倍のドット数にアップし、ファインダー倍率も0.53倍となり、大幅な進化を遂げました」 メーカーのHPより抜粋

個人的には進化ではなくて大幅な改善だと思いますが、とにかくEVFはやっと使えるレベルになりました
TX1はおまけ程度の質だったので、これは良かった点ですね


Panasonic LUMIX DC-TX2

カメラ上部に関してはTX1から目立った変更点はありません
ライバルのRXシリーズと違う点はシャッターボタンの横に動画撮影のボタンがあります
RX100M6は確か背面でしたね
どちらが使いやすいかは好みですが私はTXシリーズの方が好みです


機能について

ルミックスといえば4Kフォト
この4Kフォトは使いこなせば野鳥から花の撮影まで非常に役に立つと思いますが4KフォトのモードをON・OFFにするのが、カメラを使っていると面倒になってきます
私の場合、意図しない時に4KフォトがONのままだったりするので正直 あまり使用していません



携帯性

1型センサーで35mm換算で24-360mmを考えれば相当コンパクトですね
堅牢性も高いと思うのでサブカメラとして非常に役に立つと思います
ただこの手のカメラはレンズ内にゴミが入りやすいので注意が必要です
使用しない時は可能な限り埃などが入らないケースに入れた方が良いですが
念入りにしても入ってしまう場合はあります
これに関しては運次第かな



バッテリーについて

動画撮影などをすると消耗は早いです
写真だけであれば一日持つと思いますが不満点はあります
以前にも書きましたがバッテリーの残量表示が3段階です
この価格帯のカメラとしては残念ですね
もう少し細かく表示して欲しかったと思います



気になるコスパは?

現在の中古価格が7万円台
対してRX100M6が10万円台と考えると
お得感がありますね
トータルの性能はRX100M6が上だと思いますが
堅牢性やズーム率を考えるとTX2の方が優秀な部分もあるため
コスパは良いと思います

※このブログは2019年に書いたものです 2020年12月現在DC-TX2の中古価格は6万円台となっています


最後にどんな人にオススメか

旅行用や運動会のサブカメラとして非常にオススメ
私は当時フジフイルムのX100Fとよく組み合わせていました
出張などで極力荷物を減らしたい方にも役に立つカメラだと思います


Panasonic LUMIX DC-TX2
出張中の新幹線から撮影した写真

1型センサーで光学15倍そしてこの大きさのコンデジは唯一無二ですから、リコーGRシリーズやフジフイルムX100シリーズ、もっと高級なライカQシリーズと一緒に持ち歩けば相性は抜群でしょう(ソニーのRX1もね)

 



ここからは個人的な宣伝です↓

北九州市の写真スポットやイベントなどを紹介しています
時間があればこちらのサイトもご覧ください



FUJIFILM X100VI と RICOH GRIIIx HDFで地元(北九州)を散歩します

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「Panasonic LUMIX DC-TX2」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事