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なぎさの『……』

コードギアスの感想とかその他メディア作品の感想とか。
腐女子警報・発令中★ 別ブログでSS書いてたりw

Turn 17 『土 の 味』感想。

2008-08-04 | コードギアス感想
今回は、枢木神社でのルルたんとスザクのシーンに、日本上空での戦争の様子がフラッシュで入るんだけど、あえて、枢木神社に、焦点を絞ってみたいと思います。。。
というのは、私は、ウソも仮面もなしに、ルルーシュとスザクが向かい合うのを、ずっと待っていたから。。。


多分、スザクが、ルルーシュに一人で来い、と言ったのは、誰の目も耳もない場所でなら、ルルーシュも、本当のことを言うかもしれない、と思ったからだろうし、ルルーシュだって、前の神根島でのことを思えば、下手な切り返しや格好付けをしたら、二度と、スザクが首を縦に振るかもしれない機会は訪れないだろうことが分かるだろうと思ったから。。。
今こそ、全てを明らかにして、二人に、ちゃんと真正面から向かい合って、話し合って欲しい・・・。
すぐに、赦すことは出来なかったとしても、ナナリーを守りたい、という『想い』は一つのはずだから、歩み寄ることは出来るかもしれないもの。。。


さて。
枢木神社の石段を登りながら、8年前の『出会い』を思い出すルルたん・・・スザクの頑固で融通が利かないところは、8年前からのもの・・・でも、そんなスザクだからこそ、8年前の、周り全部が『敵』だったルルたんも、スザクの言葉が心からのものである、と分かることが出来たみたいです。。。
そして、二人は、初めての『友だち』になれたはずでした。。。

ルルたんは、そんなスザクに賭けてみるつもりなのでしょう。。。

『もし、オマエがオレを受け入れてくれるのなら、オレも・・・』

ただ、祈るような気持ちで、二人が対峙するのを見守る私。。。
睨みあっちゃってるよ・・・大丈夫かな~?
スザクも、怒ってると、言葉に容赦がないからな・・・ルルはルルで、すぐスネてツンツンしちゃうし・・・かなりのハラハラものです・・・!


さて。
しばしの沈黙のあと、一人で来たのか、と問うスザきゅに、ルルたんは、約束だからな、と答えます。
こういうときは、律儀なルルたん・・・でも、もう、スザクの中では、そんなルルーシュさえも見えなくなってしまったみたいなのです。。。
いきなり、スザきゅの容赦ない一言・・・!

『よく来られたな』

これに対し、ルルたんは、独りでも枢木神社へ行けるルートは確保されてることを言いますが、スザきゅが言いたかったのは、別のことらしいです。。。

『よく、僕の前に顔が出せるな』

と。。。

そして、今さら、君の『約束』が、信じられるわけがないだろう、とルルたんに畳み掛けます。。。

あぁ、もう・・・信じられない人に、真実を問い質そうとするスザきゅ・・・あなたは、どこまで『矛盾』したら、気が済むのか。。。

その矛盾には、ルルたんも気付いたみたいで、だったら、なぜ、オマエもここへ一人で来たんだ、と言います。。。

あぁ、その態度は、いただけないなぁ。。。

このままいくと、売り言葉に買い言葉で、また険悪なムードになってしまいそうです・・・ハラハラ☆

そして、そんなルルたんに、スザきゅは、これ以上、ウソを吐きたくないから・・・と言い、今まで、ウソを吐いていたルルたんを責めるように、みんなを裏切っていた、と言います。。。
そのときのセリフが、これ。。。

『ナナリーに『ウソ』を吐いた・・・君と同じように・・・最低だっ!!・・・何が『友だち』だ・・・ずっと僕を裏切っていたくせに・・・僕だけじゃない・・・生徒会のみんなも、ナナリーも・・・ユフィだって!!』

あ~あ。
この時点で、スザクの株、また下がったのかなぁ・・・つか、もう今さら、下がる株なんてないのかもしれないけどさ。。。

でも、こればかりは、事実なだけに、否定のしようがないルルたん。
スザクのセリフを、黙って受け止めます。。。

まぁ、スザクに、事実は、必ずしも真実だけで構成されているわけじゃない、と言っても、分かるかどうか謎ですけどね。。。

でもさ、ルルたんが、ウソを吐いたのは、良くないことだったと思うけど、そればかりを責めてたんじゃ、スザきゅの本当に知りたいことは、見えてこないんじゃないかなぁ。。。
ほら、ルルたんって、そういうこと言われると、ますますツンツンしちゃうからさ。。。
・・・というか、もしかして、わざとルルたんをムキにさせて、本心を聞き出そうってか・・・?
いや、スザきゅが、そんな駆け引きじみたことしたら、すごく嫌なんですが?


そんな心配を余所に、今度は、ユフィにギアスをかけたのは、ルルたんなのか、問い質すスザきゅ☆
そして、肯定するルルたんに、その理由を問うと。。。

『日本人を決起させるためだ・・・行政特区・日本が成立してしまえば、黒の騎士団は崩壊していた』

・・・あくまでも、ギアスの暴走が原因で、本当は、ユフィと新しい日本を作りたかったことは言わないルルたん。
そんなに、スザきゅの神経を逆撫でしたいのか・・・というか、ナナリーのことは頼むつもりなのに、そっちの真実は言わないのね・・・どこまで、要領悪いんだろう。。。

ルルたんに取っては、今さら、変えられない『過去』をどうこう言うのは、格好の良くないことなのかもしれないけど、スザきゅにしてみれば、その『カッコ悪い部分』を聞きたいんじゃないのかなぁ。。。
だって、スザきゅは、ルルたんのカッコ悪いところが『好き』なんだと思うんだもの。。。
ルルたんの、そういう意地っ張りで、みっともなくて、本人、メチャクチャ大真面目なんだけど、どこかズレてて、どうにも決まらないところが、大好きなんだって!!
ルルたんが、完璧な悪人のゼロだったら、第一期の放送終わる前に、観るのやめてるよ・・・て、それ、私の話か☆
でも、私がスザきゅだったら、『どうして、本当の気持ちを言わないんだ?!』と怒鳴ってやるところなんですけどね。。。

でも、そのセリフが出せないスザきゅ・・・キミが、それを言わないのも、問題なんでないの?・・・ルルたんのこと信じたいなら、その気持ちをさらけ出さないと☆
ルルたんばかりを責めるのは、フェアじゃいよね?

そんなワケで、今度は、シャーリーが死んだ原因について訊くスザきゅ。。。
シャーリーについては、自分を好きになったばっかりに、シャーリーはギアスに翻弄され、命を落としてしまった・・・なんて思ってるルルたん。

また、俺のせいだ、と言ってしまいます。。。

そうして、スザクに、人間じゃない、となじられても、シャーリーもユフィも野望のための『駒』に過ぎないのかと言われても、それを認めてしまうルルたん。。。
全ての罪は、俺にある、と。。。

・・・あのね、そういうのは、潔い、と言わないんですよ?
開き直られた、とスザクは思うでしょうよ。。。
あまりのルルたんの不器用さに、呆れを通り過ぎて、愛しささえ感じてしまいました。。。

・・・みっちり、教育し直してやりたい(ぇ

当然、ナナリーは何も悪くないから、と言われても、素直になれないスザきゅ・・・。
どうして、この二人は、こうも不器用すぎるのか。。。
他に、『友だち』が居ないから、こうなっちゃうのかな。。。

やっぱ、このケンカは、カレンの前でやるべきだったな☆
そうすれば、カレンたんが、この仲直りも満足に出来ない、ダメダメ『親友』のお尻叩いて、二人とも、カッコつけてんじゃねーよ!!!と怒鳴ってくれただろうに。。。
(主人公たちより『男らしい』カレンたん・・・それ、ほめてないほめてない☆)


でも、突然、ひざを着いたルルたんに、驚くスザきゅ☆
ついに、土下座するルルたんが、観られるのか・・・?
(実は、密かに期待してた、悪い子の私xxx)

つか、STAGE 25でやっとけば、まだお互いにマシな状況で、和解出来たんでないの?
まぁ、どっかの製作スタッフさんは、謝らないのが、ルル、とか、フザケたこと抜かしてたけどさぁ・・・他の相手ならともかく、本当に失くしたくない人相手に、詫びの一つも入れられないルルたんxxx
やっぱり、10歳から、やり直してもらわないと☆

そんなルルたんも、やっと、スザきゅに頭を下げる気になったようです。。。
お姉さんは、嬉しいよ・・・。
ちょっと(?)頭の下げ方は、足りないようですが・・・まぁ、ルルたんにしては、上出来?

あ☆ 今、とんでもないコトを聞いてしまいました☆

『俺は、今、生まれて初めて、人に頭を下げている・・・』

もう、どうしよう?・・・そ、そんなの、自慢になんないから!
つか、よく、今まで、そんなのでやって来れたよ・・・いつも取引か駆け引きか、脅しで通して来たんだろか、この子・・・だから、あんな大事な場面でも、あぁだったのか・・・もう、あきれてモノが言えませんよ・・・言っちゃうけど☆
私、どんだけ、ルルたんのファンを敵に回すような発言しなイカンのだろ・・・好きなのに・・・ダメダメ過ぎて、いぢらずにいられない☆

これは、そんなルルたんを大目に見てきた、ルルたんの周りの人たちにも、問題があるとみたな・・・いくら、分かりやすい不幸な環境で育ったからって、それに甘えてしまうような付き合い方したら、ルルたんのためにはなりません、というコトですねw
カレンたん・・・ルルたんの『再教育』は、キミに任せた!
Turn07で、ルルたんが一番取り戻したがっていたナナリーが、行政特区宣言を始めたことを知りながら、ルルたんを叱咤出来たキミなら、ルルたんを甘やかし過ぎることはないでしょう・・・フフフ☆
あの状況で、『しっかりしろ!』と言えるのは、真実に一番近い場所にいるカレンたんだけなのさ☆

さて☆
モンダイのスザきゅの方ですが・・・やってくれました★
ルルたんの後頭部、踏みつけました★
今週のアンチ・ヒーロー決定!!

『今になって、何だそれはっ・・・赦されると思っているのか?!・・・こんなことで!!!』

・・・お言葉を返すようですが・・・こんなコトで、キミの気が済むんでしたら、今のルルたんは、いくらでも踏まれてくれるでしょうよ・・・ナナリーのためだもの☆
それより・・・泣きながら、ルルたんの頭をゲシゲシ踏んでるキミのが、痛そうな顔してるよ・・・そんなに(心が)イタイなら、やらなければいいのに。。。

・・・赦したくないの? それとも、赦したいの?

そして、延々と続く、ルルたんを責める言葉・・・血を吐くように言い放つスザきゅに、ルルたんも辛そうに応えます。。。
この辺りは、完全・セリフバレで☆

(先のセリフの続きで)

『思わない・・・でもっ・・・今の俺には、これしか・・・ナナリーを救うにはっ・・・お前にすがるしかないんだ・・・!』

『僕が・・・俺が赦すと思うのかっ?!・・・みんなが赦すと思っているのか?!・・・お前に惑わされた人たちがっ・・・死んでいった人たちが・・・ユフィだって!!!』

(ユフィは、赦したと思うけどね・・・少なくとも、シャーリーは、最後までルルたんを責めたりせずに、死んでいったよ・・・それが、スザきゅの救いになるとは思わないケド★)

『今さら、謝るくらいだったら、ユフィを生き返らせろ!・・・今すぐだ!!・・・お前の悪意で、世界を救ってみせろっ!!・・・今すぐに!!・・・君は、奇跡を起こす男、ゼロなんだろう?』

(それが『奇跡』でないことを、一番よく知ってるのは、スザきゅでは?)

『奇跡なんてない・・・全ては、計算と演出・・・ゼロという仮面は、記号なんだっ・・・ウソを吐くための『装置』に過ぎない・・・!』

(あ☆ ようやく、ルルたんの『本心』に近づいてきたか?)

『何が装置だ・・・そんな言い訳が通ると思うのか?!・・・ウソだと言うのなら、最後まで吐き通せっ!!』

(お☆ カレンたんと被った!)

『しかし・・・!『過去』には、戻れない・・・やり直すことは、出来ないんだ!!』

(ルルたん、心の叫び・・・! やり直したい『過去』なら、山ほどあるよね・・・ルルたん・・・!)

『答えろっ!!・・・何故、俺に『生きろ』とギアスをかけた?!・・・何故だっ?!』


(Aパート終了です。。。)


『お前が命じた『生きろ』というギアスは、俺の信念を歪ませた・・・何故、そんな『呪い』を掛けた?!』

(いや?・・・それ、君の『信念』じゃなくて、マオによって暴き出された、君の中の『逃げ・甘え』なんですが?)

『俺が、生き残りたかったからだ』

(うわ☆ この期に及んで、まだ、悪ぶってるよ、この人・・・正しくは、お前に死んで欲しくなかったからだ、でしょ?)

『クロヴィス殿下殺害の罪に問われた、俺を助けたのは?』

『日本人を信用させるためだ』

(はいはい、自分がした犯罪の濡れ衣を、友だちのスザクに掛けさせたくなかったから、ですね? ナナリーも心配してましたし?)

『ホテルジャックから、生徒会のみんなを救ったのは?』

『黒の騎士団のデビューに、利用出来ると思ったからだ』

(例え、『偽り』でも、生徒会のみんなは『友だち』で、何より、彼らなくしては、ナナリーの笑顔はありえないから、だね)

"その瞳(め)・・・知っている・・・『秘密』を仕舞い込んで『罰』を受けている瞳だ・・・だから、俺はブリタニア軍に入った・・・償うため・・・悲劇を、繰り返さないために・・・”

(そう、それが、スザきゅの『本当の信念』・・・途中で命を落としたら、決して叶うことのない『願い』・・・ルルたんの姿は、スザきゅに、忘れかけていた『何か』を思い出させてくれたのでしょうか?)


ルルたんの『ウソ』は、スザきゅに、バレてしまいました☆
今のルルたんは、わざと、スザきゅを怒らせるようなことを言って、スザきゅに、自分の罪を裁かせようとしているのです。。。
そして、それを知ったスザきゅが取った行動とは。。。

『ウソだ・・・ルルーシュ、君の『ウソ』を償う方法は一つ。そのウソを本当にしてしまえばいい』

『君は、『正義の味方』だとウソを吐いただろう?・・・だったら、本当に『正義の味方』になってみろ・・・吐いたウソには、最後まで』

『しかし・・・どうすれば・・・』

(あ☆ このルルたん、すごくかわゆいなぁw・・・そんなの、今のルルたんがやろうとしてることを、スザきゅに認められる方法でやるだけじゃないの?・・・スザきゅが、後頭部踏み過ぎたせいで、一時的に思考停止しちゃったよ・・・w)

『この戦いを終わらせるんだ・・・君がゼロなら・・・いや、ゼロにしか出来ないことだ。・・・世界が平和に・・・みんなが幸せになるやり方で・・・』

ルルたんに、そっと手を差し伸べるスザきゅw
念願のシーンが、すぐそこに・・・!

『そうすれば、ナナリーを』

『助けて・・・くれる?』

『ナナリーのために・・・君ともう一度』

『・・・すまない・・・お前となら、どんなことでも・・・』

差し伸べられた手を、取ろうとするルルたん・・・!
このシーンを、どれほど、待ちわびたことか・・・えっと、最初に、最終回モーソーしたのが、おととしの11月末だったから、実に、1年と8ヶ月?
まぁ、ユフィの件があってからは、スザきゅがルルたんを糾弾したあと、真実を話すルルたんの様子を見て、罪を償う君を見ていく、という形を取ることを望んだから、そっから数えても、1年と4ヶ月だなぁ。。。
・・・長かった☆
本当に、長かった☆
でも、これで、本当に・・・!




・・・と、思ったら、甘かったです。。。
ここで、一発の銃弾が、二人の手を引き離してしまいました☆

介入者は、カノンさん率いるグラストンナイツの面々・・・。
シュナイゼルお兄さまの『読み』って、ここまで来ていたのか。。。

(確かに、第一期のころ、シュナイゼルお兄さまは、スザきゅにムチャな作戦を命ずるとき、『ゼロ』というカードがそこにあって、それで、スザきゅが命を取り留めている例を見てきたわけだし、それでなくとも、前々から、色々と縁があるゼロとスザきゅの関係性に、ただならぬものを感じていても、不思議はないのですが。。。)

それよりも、深刻なのは、屈辱に耐えながらも、それが、ナナリーを救うため、そして、友だちであるスザクとやり直すためなら、と堪えてきたルルたんの心情ですよ。。。

・・・すっかり、スザきゅにハメられた、と思い込んでしまってる・・・orz

ここへ来て、スザきゅが、ルルたんに、し返ししてきたコトの反作用が来てしまったようです。。。
ルルたん、あのスザきゅの驚いてる様子が見えてない・・・スザきゅは、後を付けられていることに気付かなかっただけ、なのに。。。
スザきゅの迂闊さだな・・・そして、バックに居るシュナイゼルお兄さまの恐ろしさ。。。

もう、私、いつまで、こんな『生殺し』状態を続けられるのか。。。
ま、まさか、最終回まで?
スザきゅが、ルルたんの『アンチ・テーゼ』だからって、二人の和解は、ありえないとでも言いたいの?!

そんなワケで、すっかり、人を信じられなくなってしまったルルたんは、スザきゅを最初で最後の『友だち』として、その『人間らしい感情』に、別れを告げてしまうのでした。。。


・・・その他のエピソードについては、また、時間があったら、追記させていただきます。。。


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