何だろう、不思議発見!

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ニワトリの「コケコッコ―」は時計代わりか?

2012-05-14 | 動物

ニワトリのオスとメス

 

朝早く、「コケコッコ―」というニワトリの鳴き声を聞いたことはありますか?

ニワトリが朝を告げるとき、最も強いオスが最初に鳴くことが名古屋大学吉村教授らの研究で分かりました。ニワトリの「コケコッコ―」は紀元前から時計の代わりに使われて来ましたが、最近ではこれも当たり前過ぎて、ほとんど研究されて来ませんでした。

ニワトリは1か所で飼うと、最初はくちばしでつつき合いながら強さを確認し合います。いったん順位が決まると、その後はほとんど変わりません。強いニワトリが、優先的にエサを食べたり交尾したりします。

吉村教授らは、オスばかりを4羽1組の三つの集団で調べたところ、いずれの集団でも朝を迎えると最上位のニワトリが最初に鳴きました。下位のニワトリも、それをきっかけに鳴き始め、最上位のニワトリが早く鳴いたり遅く鳴いたりすると、下位もそのタイミングに左右されて鳴きました。

何をきっかけにニワトリが鳴くか調べた結果、明るさや音など周囲の刺激よりも、ニワトリ自身の体内時計が朝のコケコッコ―に強く影響していることも分かりました。   読売新聞より

ところで、ニワトリの鳴き声もニワトリの特徴のひとつとして挙げられます。

現在日本国内では鳴き声を「コケコッコー」と表現する場合がほとんどですが、江戸時代には「東天紅(トウテンコウ)」と表現していました。英語圏では「Cock-a-doodle-doo」 (クックドゥードゥルドゥー)、フランスでは「ココリコ」、ドイツでは「キケリキー」、イタリアでは「キッキリキー」、中国語圏では「咯咯」や「喔喔」等と表現するそうです。

                    



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