何だろう、不思議発見!

ふだんよく耳にする言葉や使っている物、その謎を解明して見よう。たくさんの知らないことがありそうだ。

謎の哺乳類「デスモスチルス」とは

2013-05-01 | 動物

水中を泳ぐ姿で描かれた束柱類「デスモスチルス」の復元画。右下は肋骨の断面図でスポンジ状になっていることがわかる(足寄動物化石博物館・新村龍也学芸員提供)

 

本や北米西海岸などの沿岸に3千万~1千万年前ごろに生息していたとされる謎の哺乳類の一種「デスモスチルス」が海で生活していたとする研究結果を大阪市立自然史博物館の林昭次学芸員らのチームがまとめ、3日付の米オンライン科学誌プロスワンに掲載されました。

 

その歯の特徴から、ギリシア語で「束ねられた(デスモス)柱(スティルス)」を意味している学名を与えられた。束柱目の名もここからきている。かつては束柱獣(たばはじゅう)とも呼ばれた。の名の元となった生物であるが、進化過程としては最後期に現れたである。体長約1.80m、体重は約200kgと推定される。ずんぐりとした体躯と頑丈な四肢を持っており、頭部はやや細長く、上部に鼻孔が並ぶ。その姿はカバに似るが、同様に半水性であったと考えられる。ただし、四肢はやや外に張り出している上、前腕の尺骨橈骨が癒合して前肢端の向きを変える事が出来ないなど、陸上での動きは鈍重であったと思われる。・・・ウィキぺディア より

 

 主な生息場所が陸上か海中か見解が分かれていました。

これは最初の想像図です。

チームは化石で見つかった骨が密度の低いスポンジ状になっていることを突き止め、「体重が軽くなるように進化することで、上手に泳ぐ能力を獲得した」と分析しています。

 デスモスチルスは、のり巻き状の柱を束ねたような歯が特徴的な束柱類の一種。チームは陸生と海生の代表的な63種類の哺乳類について、上腕骨や肋骨、背骨の内部構造が陸と海とでどう異なるかを解析しました。

 その上で、デスモスチルスは、クジラやゾウアザラシと似たスポンジ状の骨を持ち、海中で活発に泳ぐのに適していると判明しました。

                                                                      産経ニュース

 



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