何だろう、不思議発見!

ふだんよく耳にする言葉や使っている物、その謎を解明して見よう。たくさんの知らないことがありそうだ。

世界最古アユ、学生が40年前発見

2012-06-13 | 生物

ほぼ全身が残っていた約1000万年前のアユの化石。右側が頭(松江市の島根大で)

  

島根大(松江市)は1日、同大で保管していた魚の化石が、約1000万年前の世界最古のアユの化石であることがわかったと発表した。

 東アジアで分布するアユは、氷河期が始まった約258万年前に出現したとするのがこれまでの定説。今回はこれを約750万年遡ることになるという。

 化石は40年前、松江市内で、島根大の学生が発見した。6点あり、うち2点はほぼ全身の骨格(長さ4〜6センチ)が残っている。大きさから「ワカサギ」とみられていた。魚の化石に詳しい小寺春人・鶴見大講師(比較解剖学)らが島根大を訪れた際、珍しい化石だと気づき、電子顕微鏡で観察。アユ固有の櫛(くし)のような歯を確認し、骨格も現在のアユの稚魚と同じだった。読売新聞6月2日



最新の画像もっと見る

コメントを投稿