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音無「浮気させてもらうぜ」 かなで「え?」改訂版(3)

2010年08月31日 | Weblog
そうして音無がここに監禁されてから
結構な時が過ぎたが、少しずつ慣れてきた。

両手の手錠はやっかいだが、風呂やトイレに行く
ときは外してくれるし、食べ物に飢えることもなかった。

だが、愛しい遊佐嬢と離れ離れの生活は、
日に日にストレスになっていった。

かなでは音無に遊佐のことを
忘れさせるためにこの監禁生活を実施したわけだが、
逆効果だったのだ。

ある日音無が『遊佐と会いたい…』
と小声で口走ったときには、かなでは烈火のごとく怒った。
かなでは地獄耳だったのだ。

『結弦? 何かおもしろいことを言ってたわね。
もう一度言ってみて。殺してあげるから』

かなでが胸倉を掴んでくる。
ギリギリと締め付けられ、呼吸が苦しかった。

遊佐の名前を出しただけで怒られる理不尽さに
音無はカッとなってしまい…

『遊佐と会いたい言っていったんだ。ヤンデレ女』

開き直ってしまった。

『……そう』

かなではスッと立ち上がり、本棚の引き出しに入っているムチを取り出した。

『これからあなたにお仕置きしようと思うんだけど、
何か言うべきことはない?
土下座して謝れば許してあげてもいいわよ?』

音無を見下しながら言った。

(誰が謝るかよ、このクソ女め!!)

音無は唾を吐いた後、

『俺は今でも遊佐を愛してる。おまえと違って
こんな酷いことをしない優しい子だからな』

禁忌を破ってしまった。

『うふふふふふふふふ……まだあの女のことを
 忘れてないんだ……あははははははははははは』

かなでは薄気味悪く笑った後、他の天使達を
集合させ、音無をベッドの上に拘束した。

音無は上半身裸でうつ伏せの状態で寝かされ、
両手を前に伸ばした状態で固定された。

例えるならビート板を持ってバタ足の練習をする体勢。

『私を怒らせたこと、すぐに後悔させてあげるね』

その後、音無が気絶するまでムチが振り下ろされた。
部屋中に響くのは音無の絶叫。背中から流れる
血はベッドシーツまで汚してしまうほどだった。

痛みと恐怖に耐えられなくなった音無が、
泣きながら許して欲しいと懇願したが、
ハンドソニックで傷口を何回も刺された。

音無を痛めつけるときのかなでの顔は狂っていた。

まるで音無にとりついた悪霊を退治するよう面持ちで
攻撃をするのだった。彼女にとって遊佐の存在とは
それほど危険なものなのだろう。

しかし、どれだけ音無を痛めつけても、彼の本心では
遊佐のことを決して諦めていなかった。
その理不尽な暴力は音無に強烈な恐怖心と不信感を
与えることはできても、かなでへの好意が芽生えることはないのだ。

その日の夜。

「結弦? 今日はごめんね。背中、まだ痛む?」

ベッドでかなでが添い寝していた。
調子近距離で甘えた声を発してくるが、
音無にはもう何の感情もなかった。

「……」

暴風のような虐待に会い、音無は思考回路を
失いかけていた。もうかなでに逆らうことはもちろん、
脱走することも考えなくなった。

以前は周到な脱走作戦を計画したものだが、
今思えばそんなことは不可能だったと言っていい。

地下の廊下には複数の赤目天使が常駐しているからだ。
仮に目の前のかなでを倒しても、他の天使に見つかれば
アウトだ。そもそもタイマンで絶対に勝てない天使達が
複数いる時点でどうにもならない。

「結弦が変な冗談を言うから悪いんだからね。私もつい怒って
あんなことしちゃたけど…本当は結弦のことが大好きなんだよ?
仲直りのキスしようか」

「……」

音無は死人のような目でかなでの唇を受け入れた。

その時である。鉄製の扉がゆっくりと開かれた。

「立華さん。そこまでだ」

直井がキザなポースで立っていた。

「直井…? どうやって私達の監視を潜り抜けてここに?」

かなでが鋭い目つきで睨む。

「彼女達ならもう消えたよ」

「えっ」

「正確には消去した。以前君のPCに送ったウイルスが
ようやく効いてきたらしい。
今の君はもう普通の女の子と変わらないはずだ」

自信満々に言う直井。

(ウイルスですって…? まさか)

不審に思ったかなでがハンドソニックを展開しようとするが、
何も出なかった。焦ったかなでが他のガードスキルを発動
させようとするが、全て無効だった。

「うそ……」

呆然とするかなで。

「ふふ。やはりな。種明かしするとだな…」

得意げに話し出した直井の説明を要約すると
こういうことになる。

直井はエロゲー漬けの毎日を送ってきたが、その一方で
音無に敵対するであろう天使への対策を考えていた。

その時に開発したのが対エンジェルプレイヤー用の
特殊ウイルスだ。遅効性の効果を持ち、発見されにくい
特徴を有している。製作には催眠術で洗脳した竹山を使役した。

ある日いつものように生徒会室でエロゲー(妹もの)を
プレイしていた直井は赤目天使に襲撃された後、地下室に
閉じ込められていた。しかし、事前にかなでのPCに
進入させていたウイルスが、今になって効果を発揮したというわけだ。

かなでの持つ特殊能力、及び全ての赤目天使は消滅した。

「くくく。よくやってくれた直井」

音無が邪悪な笑みで立ち上がった。

「俺はこれからかなでと遊ばせてもらうぜ。こいつには
恨みがある。お前は閉じ込められている遊佐を保護してやってくれ」

「はい。音無さん」

直井は音無の手錠を外した後、遊佐のところへ向かった。

「さて。かなでちゃん? 俺と遊ぼうぜ」 

音無がいやらいく笑う。

「ひ……!」

かなでは部屋の隅で脅えていた。
今のかなでは小柄な少女にすぎない。
単純な力比べでは大の男に適うわけがない。

ちなみに、音無の背中の傷はすでに回復していた。
時間経過と共に回復する世界だからだ。

「ご……ごめんなさい……怒ってるよね……?
 あれは結弦を思ってやったことで……」

くどくど言い訳を始めるかなで。

「うるせえよ」

音無が皆まで言う前に殴った。

「…っ!!」

グーで殴られたかなでは口の中が切れて出血していた。
音無に傷つけられた頬を押さえながら震えていた。

「おい。泣いたって許してあげないぞ?」

音無は髪の毛を掴んだ。かなでは苦痛に顔を
歪めながら両手で音無の手を押さえようとするが…

「あっ……!」

今度は平手打ちが炸裂した。怪しく微笑んだ音無が
何度も何度もビンタしてかなでを痛めつける。

「う……」

かなでは髪の毛を掴まれているので避けれない。

その子供のように愛らしい頬が真っ赤に染まるまで
音無は殴り続けた。

「ひぐっ……うう……」

かなでは唇を硬く結んでいる。
くやしそうに涙を流していた。

「おいおい。何だよその可愛いその顔は……。
興奮するじゃねえか……」

音無がかなでを抱き寄せ、強引にキスした。

「んぐぐyぐg……!!」

かなでが嗚咽交じりで嫌がるが、かまわず舌を入れてやる。

チュ ピチャ

「何嫌そうな顔してんだよ。
 俺のこと好きじゃなかったのか?」

「違う……結弦は……こんな酷いことする人じゃない…」

「ほう。それは買いかぶりすぎだな。
これからもっと酷いことしてやるよ。
ふふふふ。ははははっははははははは!」

音無は笑いが止まらなかった。
かなでと付き合い始めたときからその異常性に
気がついていたが、彼女の容姿は大好きだったからだ。

いつか大人の関係を持ちたいと思っていたが、
かなでは貞操観念が強く、それを許してくれなかった。

ちなみに、この長い監禁生活の中でもキス以上の
ことはされていない。それゆえに若い音無の
身体はいろんな意味で欲求不満になっていた。

それにいままでの恨みも積もっている。
かなでとは絶交するつもりだが、
その前に一度犯すのも悪くはないと思ったのだ。


「あ……や……やだ……!!」

かなでは、ベッドに腰かけている音無の上に乗せられていた。

音無に背中を見せている位置だ。

音無はかなでの腰を持ちながら上下に動かし、ピストン運動をしていた。

「んああ………はぁ……」

かなでの秘所には音無のものが挿入されている。
彼女は上下に揺れ続け、長い髪の毛が生き物のように暴れていた。

「どうだかなで?」

「はぁ……はあ……いや……やぁ……」

「おまえのアソコ、きつく締まってるぞ?」

「やだ……いわ……ない……で……」

音無はかなでの脇に手を差し入れ、小さな乳房に触れた。

「きゃ…」

「それにしても小さいな。これじゃユイと大して変わらないな」

言いながら揉み続ける。

「ユイって……誰のこと……?」

かなでが息を荒くしながらも聞いた。

「ん? 俺の浮気相手の一人かな。知らなかったのか?」

音無が乳首を摘みながら答えた。

「おまえが身体を許してくれなかったからさ。欲求不満だったんだよ。
それと浮気相手は他にもいるからな」

「そ……そんな……酷い……私のこと……遊びだったのね…」

「まあな。誰がおまえみたいなヤンデレを好きになるかよ」

音無は再びピストン運動を再開させた。

「ひゃ……あぁ………そ……そんなの……ゆるさ…」

「何を許さないんだ? 言ってみろよ」

腰を強く掴んで動かす。

「ふぁ……んんん……あ……ああん……」

かなでの背中には汗が流れ始めていた。
音無が時間をかけてたっぷりと刺激したので、
そろそろ疲れてきた頃だろう。

「はぁ……はぁ……もう……だめ……」

かなでの吐息が熱っぽさを増してきた。

「そろそろ楽になっていいぞ? 俺ももうイきそうだ」

かなでの上下運動はさらに激しさを増していった。
口を大きく開けて、いやらしい叫び声をあげる

「はぁ……はぁ……ぁあああああああああん!!」

事後。

「最高に気持ちよかったよ」

音無はかなでをベッドに寝かせていた。
かなでは真っ赤な顔で荒い息を整えていた。
汗で湿った髪の毛が肌に張り付いている。

「かなで? 本当はおまえと絶交しようと
思ってたんだけどな、気が変わったよ。
これからも俺と仲良くしようぜ」

音無はかなでの髪の毛を触りながら言った。

「え?」

かなでは驚いた。
音無に捨てられると思ってたからだ。
いままでかなでが音無にしてきたことを
考えればそうなるのが当然だろう。

「ただし、俺の一番は遊佐だけど、それでもよければな」

「……そんなの嫌。私が結弦の一番になりたい…」

「そうか。じゃあおまえとは今日限りだな。
もう二度と会わないようにするよ。じゃあな」

音無は冷たく言うと、部屋から出て行こうとした。

「待って!!」

かなでは音無の足にすがりついた。

「分かったわ。遊佐のことが好きでもいい。
私から離れていかないで」

すでに泣きそうだった。

「くく。聞き分けのいい子は大好きだよ、かなで。」

音無はかなでを抱きしめた。
こうすることで、その歪んだ表情を見られなくてすむ。

「うん…。私も大好き……」

かなでは安心しきった顔で目を閉じていた。

「くくくく……」

音無はかなでの頭を撫で続けた。

宿敵であったかなでを攻略し、
新たな性奴隷を手に入れたのだ。
全ては音無の思惑通りに事は進んだわけだ。

この後音無は遊佐と再開し、
危機を乗り越えた二人の愛を再確認した。








音無「浮気させてもらうぜ」 かなで「え?」改訂版(1)

音無「浮気させてもらうぜ」 かなで「え?」改訂版(2)


音無「浮気させてもらうぜ」 かなで「え?」改訂版(3)

 

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