お騒がせ＆ビックリの今日この頃

このところ、お騒がせ事件の裁判やら、指名手配犯の逮捕やら、どうも驚かされる事件が多いですねぇ。

指名手配犯の逮捕なんて、数日前に懸賞金の値段がアップして、メディアが注目して、連日犯人の顔写真をＴＶ画面に写し、おまけに整形手術のシュミレーションまでやってたりして。そのうちに実際に整形したニュースと新たな顔写真が紹介され、そのうちにいつ頃どの辺に居たかなんてかなりリアルな目撃情報も出てきて・・・。で、今回の逮捕劇となったワケで。
「懸賞金」で世間の注目を集め、メディアを最大限に利用するというのはここまでもコトを実現させたんだね。単なるお金だけの問題じゃない何かを感じます。
犯人の２年７ヶ月間の逃走劇ってのもスゴイ。事件発覚当初は、かなり衝撃的な内容だったけど、一般市民には次第に忘れ去られていったんだろうなぁ。逃げてる方も、どんな思いだったんだろうか？想像もつかないことだが。

芸能人の薬物にまつわる裁判が相次いだけど、これも、夏に連続して発覚したが故に、裁判も続いてしまうんだね。傍聴席を求めて並ぶマスコミの数もスゴイけど、何より驚いたのは執行猶予の長さ。
薬物所持・使用の初犯だから、懲役１年６ヶ月で執行猶予付きの判決ってのは何となくありがちかと思ったけど、執行猶予ってあんなに長くまで引っ張れたっけ？
大体長くても２年～「刑の２倍程度の」３年くらいまでかと思ってましたが。
俺様タレントの方は何と５年もの長さ。

元アイドルに対しては、「主文を復唱させる」って、そんなの聞いたことない。
裁判官って、クールで事務的な方々かと思いきや、案外、現実の罪の重さを何とかして認識させようとしてああいう対応をしたんだろうね。その昔、裁判の途中でさだまさしの歌を引用して、被告人の心に何かを訴えようとした方もありましたが、人を裁くという行為は、本来はそれほどに重い内容を実行しなきゃならないのに、何もお話を理解出来てないであろうアホな被告人達に、どうにか罪の重さを伝えなきゃいけないんだから、実に難しいお仕事だと思います。

うーん、いろんな事が起こってるなぁ。