本研究協議会加盟、熊本番傘お茶の間川柳会の「壺」29号(令和4年7月10日)発行。
◎巻頭言 黒川孤遊
「覚醒せよ!自己満足でいいのか」川柳は文学を謳いながら世間から離れたままでいる川柳界への警鐘―。
◎壺の詩
いい事は無いかと探す肩車 落合 洋人
筋肉をひくひくさせて見る相撲 田中 薫
一本の道にそれぞれ物語 上田美知子
こざっぱりしているわけは貯金ゼロ 井上としお
◎私の川柳創世記㉓ 番傘わかくさ川柳会 瀬川 幸子
◎てくてく前号鑑賞 真島美智子
◎各月句会 4月 5月 6月
◎年間秀吟賞 井上としおさん 直線をそっと曲線包み込む
◎流花 女性川柳花伝 「ハンセン病と戦い詠んだ 辻村みつ子」 黒川孤遊
◎私の好きな川柳
宮本ともさんが、川柳作家だった両親(宮本禮吉、宮本美致代)の句を引用しながら、お二人のことや生まれ育った新町の思い出を綴っておられます。
◎熊本の川柳 歴史散歩④ 嶋本慶之介
今回が最終回。①川柳真風吟社、②田口麦彦、③黒川孤遊に焦点を当てて紹介。また、日川協の熊本での全国大会、熊本地震、川柳協会から川柳研究協議会への動きなど、最近の熊本川柳界を「散歩」。熊本川柳史の貴重な資料となっています。
◎川柳の教科書
◎お茶の間の団欒
エッセイ「娘の飼い猫 トラとサクラ」 千葉 昌秋
◎令和柳多留第3集 通巻24号 入選作品
※ 問い合わせは黒川孤遊さんまで。