少しはそれらしいことしてます

あんまりそれらしいことを書かないと
いい年こいて声優とか騒いでるただの危ないオヤジと思われかねないので
一応それっぽい話も。

写真はミキシングのテーブル。
そう。この間行ったスタジオで撮った。
とは言っても、仕事ではなく外画アフレコの練習会。

自分はアニメの録音経験がないのでわからないのだが、
人に言わせると外画のほうがかなり難しい、とのこと。
すでに生の人間が生の表情をしているところに声を当てる。

確かにねー・・・
難しい。と言うより、まだまだ不自由なんだな、演技が。
とにかく画にあわせて、となると相手は人間。
呼吸や細かい表情があり、それに応じて声を当てないといけない。

意外に声優と言ってもアニメと外画とに住み分けがはっきりしているそうだ。
ためしに外画の常連と、アニメの常連の名前を比べると
ほとんどかぶらない。
両方にちょいちょい出ている人、そうだなー
俺の知ってる人だと、山寺さんや石塚運昇さん、
後、勝手に師と仰いでいる茶風林さんとか
息の長い活躍をしている人はやはり外画にしっかりキャスティングされている。
演技力と声優としての技術。
声優が「職人」としばしば言われるゆえんはそこにあるように思う。

むずかしい。
本当に難しいが。

やるしか、ないのだ。