くまかつの○日坊主

「ごめんなさい」的な私の日常。マイクで話す仕事を目指しつつ平成大不況を生き抜く、ほろニガテイストなブログ。

悲しい出来事

2011年03月18日 22時18分57秒 | ビターテイストな日常
3月11日。

言わずと知れた、東日本大震災の罹災日である。

軽々にお見舞いの言葉なんかでは言い表せない。
目の前で、肉親や子供や伴侶が、恋人や友人、生家が、故郷が
黒い濁流に「削られていく」のだ。
地獄という言葉すら、生ぬるい。

自分自身すら消えてしまいたくなるような喪失感だろう。

申し訳ない。
とても、「頑張ってください」なんて言えない。

せめて、言えることは

時が、経つまで、挫けないでほしい。
悲しみの壁の前に立ち尽くさずに、
悲しみの壁を直視しないで、
辛いなら、眼を背けていいから。

心に、立ち上がるわずかな気力が芽生えるまで、
どうか、挫けないでください。

くまも微力ながら、なにか、します。

必ず。


今更ながら、観劇の感想

2011年03月09日 20時18分05秒 | 声優・ナレーターのお仕事
2月中旬、本村慧さまの舞台を見に行く。

劇団enji公演「恋愛再読」

慧様にもちろん誘われてはいたのだが、
enjiさんの公演は、私的に「ハズレ」がない。

面白いのだ。

別に慧様に賄賂をもらっているわけではない。

脚本の内容が深く、その密度をきちんと役者が表現できていると思う。
大体において、舞台を見ると、あら捜しをしてしまいがちだ。
それはなぜかと言うと、「つまらないから」。
しかし、そんなことをさせない力がこの舞台にはある。

個々のキャストの技量は勿論、
これでもか、と言うほどの稽古量に裏打ちされた互いの間合い。

はっきり言って、彼らの公演を見た後だと
舞台に立つのが、少し怖くなった。