身辺雑記

備忘録代わりの日記風文章

連日の傍聴記

2007年08月31日 19時32分12秒 | Weblog
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 昨日に引き続き裁判傍聴。今日は目を引く事件の審理は無さそうだ。1発目は窃盗の判決公判。30歳前後の坊主頭の冴えない野郎が登場。緊張から肩で息をしている。4人掛りで女性のバックをミニバイクを使って引ったくり。たった7000円だって。セコイ事件だ。累犯の前科持ちのクセに懲役2年・執行猶予4年だって。「オイ!裁判官、甘過ぎるぜ」。こいつは必ず再犯をやるよ。実刑で良し。
 次は26歳フリーのシルバーデザイナーなんて胡散臭い小僧の覚醒剤事案。最前列の好ポジションをゲット。職質から自転車盗が発覚し、シャブまでバレてやんの。やはり職質って効果があるね。しかもこれに引っ掛かる連中の多くは犯罪歴があるので叩けばホコリが出るんだね。頑張れ!警察。情状証人は母親だ。たまたま隣の席に父親と兄が座った。「精神病が酷くて自動車学校に通うのが辛いからシャブを打ってヤル気と集中力を出した」だって。こんな言い訳をする弁護士もバカとしか言いようがない。こんな小僧は免許なんて取らなくて良いから死ね。おいおい、隣席の父親は居眠りしてるよ。いくら母親が「今後は同居させて家業を手伝わせて生活の全てを監督します」なんて、殊勝なことを言っても説得力ゼロだ。しかも累犯の前科1犯。前刑は懲役1年6月・執行猶予3年。その執行猶予期間の犯行だ。求刑は2年。今度は前刑と合算されて実刑だろう。
 最後は強制猥褻。猥褻事案は傍聴人に人気だ。多くは情けないオッサンがその手口を披露されて、「パンティーの中に手を入れ、同女の陰部を手淫し、云々・・・」などと痴漢野郎が衆人環視の中で辱められるのだ。ところが今日の変態野郎は70歳のプー太郎。こいつ何やれるんだ?安物のジャージ姿だが、髪を短く刈っててコざっぱりしていて浮浪者という感じではない。こいつが公園で遊んでた8歳の少女の胸を揉んで逮捕されたのだ。まっ昼間に缶チューハイで酔っ払い劣情をもよおした。60歳の時に成人女に「この役立たず」とバカにされて以来、少女を性の対象にしたと弁護士が言ってる。でもこの変態は「悪い事をしたのではなく孫を可愛がる気持ちで・・・」なんて言い訳してたが、検察官に「孫の胸を揉んで可愛がる奴が何処にいるんだ!」と怒鳴られると、ニヤニヤと犯行を思い出して勃起させてる様子。裁判官から「こういう娘がタイプなんでしょう?」と聞かれ、「ハイ」だって。裁判官が溜息混じりに「困ったモノだ~」だって。変態は出所後の生活予定を話してるが、こんな変態爺さんに部屋を貸す奴はいないから、また公園で生活するんだよ。こいつも再犯だ。求刑は1年6月。どうせ生い先は短いだろうが。こんな屑は死ぬまで牢屋に入っていろ。
 2日で再確認したのは犯罪者の再犯率の高さと職質の重要性。これからもジャンジャン傍聴して愉しもう。
 さて今夜の夕食はどうしようかな?