空腹

空腹を満たすためいろいろなものに、食いつこう

QRコードを張った場所がレジになる――モバイル決済サービス「ZNAP」、日本上陸

2014-02-03 15:48:32 | 日記
QRコードを張った場所がレジになる――モバイル決済サービス「ZNAP」、日本上陸 という記事を見つけました

 QRコードにスマホをかざして暗証番号を入力するだけで、クレジットカード払いが可能に――。財布やカードを出すことなく、スマホで手軽に支払いができるモバイル決済サービス「ZNAP」(ズナップ)が日本に上陸した。

 ZNAP(MPayMe Japan提供)はクレジットカード払いをする際、スマホユーザーが使い慣れたQRコードを使えるという手軽さ、決済時にクーポンを適用できる便利さ、QRコードを張りつけさえすれば、店頭だけでなくポスターやチラシ、テレビ、Web動画までもが“お店になる”という自由度の高さ、導入・運用コストの安さが特徴。今後は銀行口座からの引き落としに対応する予定もあるといい、新たな決済手法として注目を集めそうだ。

ZNAPでショッピング体験はこう変わる

 ZNAPを導入することで、お店は来店者にどんなショッピング体験を提供できるのか。スマホさえあれば、財布を取り出すことなくカード払いで買い物ができるのもその1つだ。

 店がPOSレジとZNAPを連携させれば、買い物に来た人は、レジ付近に張られたQRコードにスマホをかざして暗証番号を入力するだけで、カード払いができる。カードを取り出す必要がなくサインも不要なので、支払いにかかる時間を大幅に軽減できる。

 ZNAPは、店のスタッフがカードを預かったり、カードリーダーに通したりという対面の対応をすることなく、クレジットカード決済サービスを提供できるところもポイントだ。そのため、QRコードを張った場所をどこでも“レジ”できてしまうのが面白い。例えば街中に張ったジーンズのポスターに、ショッピング用のQRコードを張り付けておく。すると、そのジーンズを気に入った通りすがりの人は、スマホのZNAPアプリを起動してQRコードにかざし、暗証番号を入力するだけで、そのジーンズを買うことができる。あらかじめ住所を登録しておけば、その場で配送を手配することも可能だ。

 ZNAPの店舗用ツールは、決済用QRコードの生成ツールのほか、クーポンの生成・配信ツールやカタログ作成ツールも用意される。これらの機能を使えば、ポスターのQRコードを通じてスマホにクーポンとカタログを配信し、商品に関心を持った人が好きな場所で買い物をできるようにすることも可能だ。さらにZNAPのチェックイン/チェックアウト機能を連携させれば、ポスターのQRコードから商品を買った人が、受け取りに指定した店にチェックインすると同時に買ったものを受け取れるようなサービスも提供できるという。

 レストランでの利用シーンも面白い。例えば店内のオーダーシステムとZNAPを連携させるとどうなるか。テーブルにQRコードを張り、スマホをかざすとメニューをダウンロードできるように設定しておけば、来店者はスマホにダウンロードしたメニューを見て好きなものを選び、テーブル番号と暗証番号を入力することでオーダーと支払いを行える。店舗側にとってもオーダーや会計の手間を軽減できるというおまけつきだ。

 ほかにも、決済機能とチェックイン機能を組み合わせることで、ホテルの予約とチェックイン後の部屋のカギの開閉、飛行機のチケット予約と搭乗手続きを連携させ、QRコードでまかなえるようにすることもできる。ZNAPを提供するMPayMe Japanのスタッフは、「利用者が新しい使い方を発見してくれるサービス。面白い使い方はどんどん共有して広げていきたい」と話す。


導入店舗のメリットは

 ZNAPは導入店舗にもメリットをもたらすという。1つは、多額の導入コストをかけることなく、クレジットカード決済サービスを導入できる点だ。

 低コストで導入できるモバイル決済といえば、PayPal HereやSquare、Coineyといった“スマホにカードリーダーを取り付けて決済する”サービスが注目を集めているが、ZNAPは、CAT端末はもちろん、カードリーダーすら用意することなくクレジットカード決済サービスを導入できる。これは、ZNAPがサーバ上でクレジットカード決済を行う仕組みになっており、そのトリガーとしてスマホで読み取ったQRコードと暗証番号を使っているためだ。

 店舗が用意するのは、お客が読み取ったQRコードの情報をZNAPサーバに送るためのモバイル回線のみで、QRコードやカタログ、クーポンを生成するためのツールも無料で利用できる。店舗が負担するのは3.24%の決済手数料くらいだ

 もう1つのメリットはマーケティングツールとして利用できる点だ。QRコードの利用履歴はZNAPのサーバ上に蓄積されるので、購入者の属性や購入場所、時間などの情報を分析し、マーケティングに活用できる。クーポン発行機能やポイント管理機能も備えているので、顧客の囲い込みにも有効だ。

 ほかにも、店がカードを預かる必要がない点やセルフサービスの注文システムを構築しやすい点、店頭以外の場所で商品を販売できる点などが挙げられる。

コンセプトショップで“未来の決済”アピール

 さまざまな機能を備えたZNAPの決済は、仕組みを聞いただけでは実際のサービスをイメージしづらいところがある。そこで、日本でZNAPを提供するMPayMeは、六本木にコンセプトショップ「QRBAR」を展開。QRコードを使った注文や決済を実際に試せる場を用意した。店内では、テーブルに張られたQRコードをスマホで読み取ると、メニューがダウンロードされ、そこからセルフサービスでオーダーと支払いができる。

 今後ZNAPは、クレジットカード決済だけでなく、銀行との連携による口座引き落としにも対応する計画だ。MPayMe Japanで営業部の部長を務める山路幹氏は、「お店の人たちがZNAPのさまざまな機能をどう使いこなし、どんな新たなサービスを生み出すのかが楽しみ。新しい使い方をシェアしながら、未来の決済を作っていきたい」と期待を寄せた。

 操作ミスの取り消しやセキュリティはしっかりと出来ると思いますが 心配もあるが便利にはなる

コメントを投稿