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家庭に電力を6日間供給できるホンダの車、太陽電池で水素を生成

2012-03-29 16:18:06 | 日記
家庭に電力を6日間供給できるホンダの車、太陽電池で水素を生成 と言う記事を見つけました

 燃料電池車(FCV)が広く普及したとき、何が課題になるのだろうか。まずは燃料となる水素だろう。水素は天然資源ではないため、別の物質から作り出す必要がある。現在量産されている水素は、液化天然ガス(LNG)の改質や、ガラス工場の副生物、製鉄副生物などによって得ている。

 これとは異なる方式も考えられる。ホンダは太陽電池で電力を得、「水」を電気分解して水素を作るという手法を追求している。目的は、製造時から貯蔵、供給まで全てのプロセスで二酸化炭素(CO2)を排出しないことだ。太陽電池で効率良く水素を作り出すことが水素燃料電池車の普及につながるということだ。

 2012年3月27日には、埼玉県庁にガソリンスタンドに相当する「ソーラー水素ステーション」を設置、燃料電池車「FCXクラリティ」と組み合わせた2年間の実証実験を開始した。

 「県庁の屋上に最大出力9kWのCIGS薄膜太陽電池モジュールを設置、系統電力と合わせて水素を作り出す仕組みだ」(ホンダ)。

 ホンダの水素製造手法は「差圧式高圧水電解システム」と呼ばれている。通常の電気分解では生成した常圧の水素をコンプレッサーで圧縮して水素タンクに蓄える。ホンダの手法はそもそも高圧下で水を電気分解するため、コンプレッサーが不要になる。システムを小型にでき、騒音も小さくなる。水素ステーションを広く普及させる際に役立つ特長だ。同社は家庭用の水素ステーションの普及を狙っているため、このような技術を開発した。今回は日本国内初の設置事例である。

 埼玉県に納車したFCXクラリティも従来品とは異なる。車体のフロント側に新たにインバーターボックスを追加して、交流100Vのコンセントを利用できるようにした。「9kWの出力を7時間連続で出力できる」(ホンダ)。これは一般家庭が消費する電力の6日分に相当する電力量だという。

 もし将来家庭でソーラ式水素発生装置が設置出来たらかなりの期間電力の心配は無くなりそうだ。ただ避難に車を使うか、電力供給として使うかは、悩むところだ

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