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流行のシステムに飛びつくべきか、様子見か 判断基準となる“10の質問”

2016-04-27 16:14:36 | 日記
流行のシステムに飛びつくべきか、様子見か 判断基準となる“10の質問” という記事を見つけました

 ハイパーコンバージドシステムには、従来のサーバ/ストレージアレイのセットアップとその間で機能するネットワークにない多くのメリットがある。

 ハイパーコンバージェンスでは、コンピューティングとストレージをネットワークで接続したノードにまとめ、仮想化と管理ソフトウェアの準備が最初から整っている。まだ広く普及しているというわけではないが、ハイパーコンバジドシステムは急速に成熟しており、企業の管理者が望むスケーラビリティと管理容易性を満たせるようになっている。企業がハイパーコンバージドシステムの構成を選ぶ理由は多種多様だ。貴社の現状によっては、以下で紹介する理由の幾つかが当てはまるかもしれない。

1.流行のテクノロジー

 企業がハイパーコンバージドデータセンターの構成に注目する最大の理由の1は、他の顧客が注目しているからだ。ハイパーコンバージェンスは、大流行のIT用語として世間の関心を集めている。ただし、このこと自体はハイパーコンバージドシステムを試す理由にはならない。だが、ハイパーコンバージドシステムが自社のニーズに合っているかどうかを確かめるために本稿で取り上げる残り9つの理由に目を通さなければならない理由となる。

2.ワークロードのスケールアウト

 ハイパーコンバージドシステムはスケールアウトプラットフォームであるため、スケールアウトワークロードに適している。数万台の仮想デスクトップインフラ(VDI)は、典型的なスケールアウトワークロードだ。各仮想マシンの負荷は非常に小さいが、VDI全体の負荷は大きい。そのため、Webサーバと一部のデータベースワークロードはハイパーコンバージドシステムから恩恵を得られる。また、スケールアウトプラットフォームでは、この方式で拡大するよう設計されたアプリケーションに安定したパフォーマンスが提供される。

3.ワークロードの拡大

 ハイパーコンバージドシステムでは、新しいノードを追加することで、データセンターの容量を簡単に拡大できる。段階的に導入していたり、長期間に渡ってITリソースの需要が増加している場合、ハイパーコンバージドシステムなら、ワークロードの増加に合わせて必要な容量を購入できる。その結果、ワークロードで得られる価値とインフラの支出のバランスを取ることが可能だ。予定よりも早くワークロードの増加が見られればノードの購入数を増やしたり、予測よりも増加が遅ければ購入数を減らすことも簡単にできる。

4.シンプルにする

 ハイパーコンバージドシステムの特筆すべき特徴は、管理がシンプルな点だ。ほとんどの製品には、ポリシーベースの仮想化管理機能が備わっている。この機能によって、一連の仮想マシンを管理するのに必要な労力を抑えることができる。シンプルにすることで、ITチームがプラットフォームの調整や最適化にかける時間は短縮される。その結果、業務に価値をもたらす仮想マシンやアプリケーションにもっと集中できるようになる。

5.テクノロジーサイロをなくす

 ハイパーコンバージドシステムは、ストレージサイロや専用のネットワークといった問題を解消する。これにより、企業はストレージアレイやネットワークに関する専門知識を保有しなければならない状況から解放される。それから、一般的に、ハイパーコンバージドシステムによって、ストレージエリアネットワーク(SAN)に付随する論理装置番号、プレゼンテーション、ストレージのパスを管理する必要もなくなる。その結果、専門知識が不要になり、ITチームはデータセンターやアプリケーションスタックの別の部分に集中できるようになる。

6.インフラのリソース

 多くのリソースを必要としない小規模のプロジェクトを巨大なコンバージドインフラプラットフォームやサーバとストレージアレイで構成された専用環境に展開するのは適切でない。ハイパーコンバージドシステムでは、データセンターのスタッフが、比較的小さい要件に対して、ごく小規模なインフラのユニットを展開することができる。ハイパーコンバージドシステムの構成に幾つかのノードを追加することで、大きな投資を行わずに小規模プロジェクトのニーズに対応することが可能だ。一連の各プロジェクトで幾つかのノードが必要な場合、ITチームは複数のノードを結合して、大きな1つのハイパーコンバージドクラスタを構成できる。このような小さなプロジェクトを1つの大きなインフラにまとめれば、各プロジェクトの規模が拡大するたびにプロジェクトの運用コストが増える状況を回避できる。

7.リモートオフィスのサポートと管理

 莫大な数のリモートオフィスやブランチオフィス(ROBO)を抱えている企業もある。その場所の多くが堅牢な仮想化プラットフォームの恩恵を享受するには、十分なIT設備が必要になる。各拠点にSANやサーバを展開すると高価になる。また、これらのシステムの運用は複雑なため、ROBOをサポートするコストもかさむ。

 また、スペースに制約のあるブランチオフィスもある。ハイパーコンバージドシステムはコンピューティングとストレージを1つの筐体にまとめることで、従来のインフラよりもはるかにコンパクトになっている。ブランチオフィスが自動車、船舶、トラック、飛行機、潜水艦なら、スペースと省力化は極めて重要な問題になる。また、ROBOの場所が多ければ、各拠点でプラットフォームを管理するのは困難だ。ハイパーコンバージェンスは管理を単純化し、運用コストをコントロールするのに役立つ。

8.ハードウェアの更新

 多くの場合、企業は仮想化プラットフォームをまとめて購入して置き換える。これは、次のインフラのためにハイパーコンバージドシステムを評価するのに絶好のタイミングだ。ハイパーコンバージドシステムを展開すると、将来ハードウェアを更新するプロセスが仮想化プラットフォームを丸ごと置き換えるよりもずっと簡単になる。一般的に、ハイパーコンバージドシステムでは、ノードの置き換えによってクラスタを更新できる。つまり、新しいインフラを導入する際に大規模な停止状態が発生したり、仮想マシンの移行に長い時間がかかることもない。

9.人材の配置

 IT部門にとって、有能な専門知識のあるスタッフを見つけるのは骨が折れる作業だ。ハイパーコンバージドデータセンターはシンプルなので、チームに必要なスキルセットの条件が緩和される。

 また、仮想マシンの個別管理には時間がかかる。ポリシーによって仮想マシンをグループで管理し、ポリシーに準拠していないマシンだけを考慮する必要がある状態にすれば、個別管理のワークロードは少なく済む。慣例的なプロセスを優れたポリシーベースの管理で置き換えれば、同じ数のスタッフで、今よりも多くの仮想マシンをより適切に管理できる。

10.パブリッククラウドの使用回避

 クラウドサービスを魅力的なものにしているのは、”ITを究極的に単純化するには、ITを運用しないこと”という考え方だ。だたし、多くの企業は、クラウドサービスの使用を禁止する法的またはコンプライアンス要件を抱えている。また、単純に業務規則で禁止されている場合もある。ハイパーコンバージドシステムなら、全てのITサービスをオンプレミスに維持したまま、クラウドサービスのインフラ管理を緩和できる。ハイパーコンバージドシステムはプログラミングしやすいプラットフォームを設計している。そのため、プライベート/ハイブリッドクラウドプラットフォームを簡単に構築できるようになっている。

 今までに聞いたことがない言葉に 開いてまたが 具体的に理解できなかった

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