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久保敬元校長の文書訓告取り消しを求める応援団(ガッツせんべい応援団)

久保敬さんの「文書訓告取消を求める人権侵害救済申立」を応援します!

「考える」市民から、「文化をつくる」市民へ。

2023-06-13 20:39:09 | 子ども情報研究センター

公益社団法人子ども情報研究センターの活動について、お知らせと呼びかけです。

本年3月7日に、子ども情報研究センターから『これからの学校と社会を変えていこう おとなと子どもの市民宣言』を公表しました。宣言の作成には、久保敬さんも関わりました。

『市民宣言』では、誰も排除されることなく、おとなも子どもも共に育ちあえる学校づくりのビジョンと、その実現に向けた8項目の提言事項を掲げました。4月の大阪ダブル選に際しては、各候補者に対して、『市民宣言』の示す学校像と8つの提言事項についての賛否をたずねる公開質問状を送付し、回答を公開しました。

選挙は終わりましたが、『市民宣言』で発信したメッセージをそれっきりで終わらせてしまうのではなく、むしろこれから市民の具体的かつ持続的なアクションにつなげていくことこそ大切という思いで、新たに「〈協働・自治〉の文化をつくる市民研究部会」と衣替えし、次なるステージへと進むべくシンポジウムを企画しました。

「考える」市民から、「文化をつくる」市民へ。
市民研究部会 2ndステージ シンポジウム
「これからの学校と社会を変えていく ~いま、ここからはじめる 市民の〈協働・自治〉~」
【日程】2023年7月16日(日)13:30~16:30
【会場】HRCビル4階 研修室(大阪市港区波除4-1-37)オンライン配信あり
※シンポジウムの詳細及びお申し込みは下記Peatixページをご覧ください。チラシも添付しています。
https://kojoken-citizenship001.peatix.com/

基調講演は、教育政策の歴史研究や、学校事故・事件の研究をとおして、子どものいのちが大切にされる学校のあり方と、その実現を妨げる政治・経済の動向への分析・批判を続けてこられた住友剛さん(京都精華大学)にお願いしました。

さらに、学校内外で子どもの権利を実現するための模索を続けている現職教員・保護者の方々をパネリストにお招きし、お話をうかがいます。

生き抜くための競争ではなく、生き合うための協働へ。
管理され評価される対象として眼差されるのではなく、自治の主体として未来への希望のありかを眼差すために。

与えられたものを消費するだけの生活ではなく、一人ひとりが文化の作り手・担い手となる生活へ。
いまここから、その歩みをはじめるためのヒントを学びたいと思います。

オンライン参加も可能ですので、関西のみならず、全国各地から、公教育や子育ち環境の現状を憂う市民の皆様や、学校現場で奮闘と抵抗を続けておられる教職員の皆様にもご参加いただければ幸いです。
また身近なところで広めてくださるとありがたいです。

【参考1】『おとなと子どもの市民宣言』(2023年3月7日)
https://kojoken.jp/research-group/shiminkenkyubukai230307.html

【参考2】『「考える」市民から、「文化をつくる」市民へ』(2023年6月8日)
https://kojoken.jp/research-group/shiminkenkyubukai230610.html


久保ちゃんのインド・ブータン紀行その8  ブータン編③

2023-06-13 20:26:16 | 久保ちゃんのインド・ブータン紀行

久保ちゃんのインド・ブータン紀行その8  ブータン編③

6月12日(月) ブータン3日目です。

いよいよ、ペーパーグループという15人ほどのグループに分かれて、それぞれが書いてきた論文について議論するセッションが始まります。16日の最終日までに6回のセッションを同じメンバーで行います。今日は、二つのセッション行われました。1回目、自己紹介をし、お互いの印刷した論文を交換し、発表順を決めました。僕たちのように二人で発表する場合もあるので、僕たちのグループは、10本の報告について議論します。

ぼくの都合で、15日にはブータンを出国しなければならないので、1番に発表することになりました。
午後からの2回目のセッションで発表しました。と言っても、英語ですから発表するのは辻野先生で、ぼくは、Qちゃんで笑いをとって、せんべいを配ってしのぎました。

このようなグループセッションの合間には、様々なプログラムが用意されており、興味が尽きません。
今日は、午前の一番が前教育大臣のお話でした。第2セッションの後は、「ルナナ 教室のヤク」(邦題:ブータン 山の教室)を観て、監督を交えた映画関係者のパネルディスカッションでした。

何よりも感動したのは、プログラムの合間にHealth Breakという休憩時間がきっちりととられていて、お茶やお菓子を食べながらリラックスできるということでした。

改めて、上から目線で無理やりやらされる研修ほど身にならないものはないと思いました。

写真:1,2枚目、ペーパーグループセッション。3枚目、前教育大臣のお話。4,5枚目、映画上映とパネルディスカッション。6,7枚目、ヘルスブレスの時間。