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久保敬元校長の文書訓告取り消しを求める応援団(ガッツせんべい応援団)

久保敬さんの「文書訓告取消を求める人権侵害救済申立」を応援します!

FCCJ記者会見で久保敬さんがスピーチされました!!

2024-05-09 07:03:01 | 集会・イベント

日本外国特派員協会(FCCJ)記者会見久保敬さんスピーチ

久保敬さんからスピーチ原稿を提供いただきました。アーカイブ動画(末尾にURL掲載)とともにご覧ください。大阪におけるこの10年余りの教育への政治のかかわりがお分かりいただけます。

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私が、今日お話するのは、政治的権力による教育への不当な介入についてです。テストで競争させ、数値評価で序列化し、政治家が管理していくことを目的とした教育システムに強い危機感を持っています。

子どもや教職員一人一人の権利が蔑ろにされ、非人間的な教育が進行しています。これは、大阪市の教育現場で起こっていることですが、日本の教育全体、さらには世界中の教育に関わる重大な問題だと思っています。

2012年、当時の橋下徹大阪市長は、教職員への管理・統制を強め、教育の自由を奪う目的で教育行政基本条例や学校活性化条例をつくりました。そして、これら条例の影響はその後の10年間起こったことを鑑みると甚大でした。

子どもの内心の自由に踏み込む日の丸・君が代への強制やテストの点数など冷たい数値評価によって人を支配しようとする教育行政が、教職員、児童・生徒の人間としての尊厳を傷つけ続けていると言っても過言ではありません。

昨年こちらFCCJで「報道の自由賞」を受賞された斉加尚代監督の映画「教育と愛国」の中では安倍元首相が「教育に政治がタッチしてはいけないはずがない」と発言し、当時の大阪維新の松井知事と握手をしています。

その流れは止まらず、先の日本の軍国主義、侵略戦争を反省し、国に命を捧げよと教えた教育勅語を廃止して作られた民主的な教育基本法が崩されており、再び戦争できる国になって行くのではないかとさえ思えるのです。その斉加監督が大阪で私の「提言書」をめぐって生じた問題についても事態を深刻にとらえ、応援してくれています。

それでは、具体的に私の身に起こったことをお話します。

コロナ禍の発生から1年を経た2021年4月19日、当時の松井一郎大阪市長が、定例記者会見で「大阪市立小中学校は、全面オンライン授業を行う」と突然発表し、それがテレビのニュース番組で流れました。この時点で学校側はまったく何も知らされておらず、心配した保護者からの電話で初めて知りました。

すぐに市教委に確認したところ、市教委さえもこの教育政策上の重要な判断について知らされていませんでした。大阪市では教育政策について市長が先にテレビで発表し、学校現場が初めて知るというようなことは、それまでも何度もありましたが、今度ばかりは「全国に先駆けてオンライン授業やります、できます」という市長の政治的パフォーマンスに教育を使われていると実感し、憤りが沸き起こりました。

パンデミック下の1年間を経ても通信環境は整備されておらず、家庭の格差にも支援が行き届かない状況でした。そうした中でオンライン授業が不可能なことは明白でした。市長の言う通りにオンライン授業を実施すれば、学校だけではなく、子どもや保護者に大きな負担がかかり、混乱することは目に見えていました。

しかし、それ以上に、やっとコロナ禍の学校生活が落ち着き始め、心身のバランスを取り戻しつつある子どもたちを、全国臨時一斉休校になった1年前のあのしんどい状況に戻したくないという思いが、一番でした。学校では感染症対策を行いながらできるだけ対面で授業を続けてきており、子どもも家庭もそのことを望んでいたのでした。

だからこそ、いろいろと自分なりに教育委員会にも働きかけましたが、私の声は聞き入れられませんでした。できもしないオンライン授業が始まり、予想通り学校現場は大混乱しました。

教育現場への想像力を失い政治化されてしまった教育行政には失望するばかりでした。しかし、この十数年を振り返ると、こんなことは今に始まったわけではなく、2011年のダブル選挙で橋下徹氏が大阪市長に、松井一郎氏が大阪府知事になったときから始まったことでした。「おかしい」と思いながらも、自分一人が何か言ったところで変わるわけでもない、仕方がないと思考停止し、やり過ごしてきた自分がいたのです。

気がつけば、管理・統制強化の教育施策がどんどんトップダウンで降りて来て、学校現場は硬直し息苦しい場所になっていきました。子どもたちには「自分一人の意見だと思っても勇気を出して言おう、嫌なことはイヤだと言っても構わないんだよ」と言っておきながら、自分は黙ったまま・・・。市長への怒りは、自分への怒りにかわりました。

このまま何も行動せずに定年退職したら、一生後悔し続けると思いました。これは直接、市長に言うしかないと思い、2021年5月17日「提言書」を郵送したのでした。

しかし、この提言書を出したことが咎められて、3か月後の8月20日に明確な理由を示されないままに「文書訓告」処分を受けました。

学校現場からの当たり前の発信に対する見せしめのような処分に弁護士団体やたくさんの市民団体から、文書訓告取消しの要望が教育委員会に届けられました。周囲からの熱い声援を受け、2022年1月24日、自らも教育委員会へ「文書訓告取消しの要望書」を提出しましたが、教育委員会からの返答はないままでした。

アメリカ・ミネソタ大学名誉教授のクレイグ・キゾック氏が私の「提言書」を自動翻訳で読んだと、大阪公立大学の辻野けんま准教授に感想を寄せられたことがきっかけで、本人と対談する第1回のジョイントセミナーが開催されました。

そこに参加していた他国の研究者からもリクエストがあり、ドイツ、マレーシア、キューバ、ブルガリア、インドネシアの教育研究者との間でこれまでに計6回のジョイントセミナーが開催されてきました。そこには、十数か国以上の研究者が参加してくださり(ブラジル、南アフリカ、インド、キプロスなどからも参加)、今も交流が続いています。

海外の研究者の方々に「『文書訓告』をこのまま放置することは、後々の教育に悪い影響を及ぼすにちがいない。正統性のない理由での「文書訓告」を許せば、さらに何も意見が言えなくなり、ますます抑圧的な学校になる」と言われたことがずっと心に引っかかっており、2023年2月21日、大阪弁護士会に文書訓告処分取り消しを求めて、人権侵害救済申し立てを行うことを決心しました。

これは、自分個人の名誉を回復したいというような思いではありません。政治権力が不当に学校に介入してきたことへの異議申し立てが、あの「提言書」であり、その意見が「文書訓告」という形でさらに圧力をかけられたのです。もはや私個人の問題ではなく、子どもや教職員全体に対する人権侵害であり、許すことはできないと考えるに至ったからです。

私を支援してくれている市民応援団の方々が、これまでの行政とのやりとりから内部の意思決定があまりにも不透明であると情報公開請求を行った結果、驚くべきことが判明しました。私の処分には大阪市特別顧問の大森不二雄氏の市教委に対する指示があったのです。

大森氏は橋下元市長によって大阪に招かれた人物ですが、顧問はアドバイザーという立場であり、教育行政はあくまでも教育委員会の権限で執り行われるものです。であるにも関わらず、知事や市長の名前を出して市教委の幹部職員たちに何度も自身の意に沿うような政策変更を強要する多くのメールが明らかになりました。

教育基本法16条には「教育は不当な支配に服することなく」と謳われています。私は、これを世界的普遍性をもつ重要な文言だと感じているのですが、その法の理念そのものが破壊されつつあるのです。

大森不二雄特別顧問の教育委員会への関与のあり方を問題にするのは、政治的権力による不当な介入によって教育委員会の独立性が失われていることに他ならないからです。教育が極度に政治化されてしまい、子どもや家庭の状況、そして教職員の声が鑑みられなくなっていく中で、戦前のような非民主的な教育が進行しているのです。私が教師になるときに中国戦線に従軍したことのある祖父がこう言いました。「お前が教師になるならこれだけは覚えておけ、南京虐殺はあったんだ」と。

先日、文部科学省は令和書籍の歴史教科書を教科書検定で合格させました。これは教育勅語や日露戦争、南京虐殺、沖縄戦など、日本の戦争加害を伝えず自国の軍国主義を美化することばかり書かれた教科書で過去、3回不合格になっていたものですが、文科省が政治圧力に屈したと言われています。この問題も地続きだと思います。

わたしが教員になった頃のかつての大阪の教育はそうではありませんでした。「共に学び 共に育ち 共に生きる」を合言葉に、子どもたち一人一人を大切にした豊かな教育を創ろうとしていました。ところが、競争を強いられる現在では、小中高生の自殺者は、2022年が514人、2023年が513人となっており、自殺者全体の数は、この十数年で約30%減少しているのに対して、10代の小学生を含む子どもの自殺率は上がっているのです。また、10代の死因の第1位が「事故」ではなく、「自殺」というのは日本だけです。これほどまでに子どもたちが生きづらい社会とは何なのでしょうか。「子どもの権利条約」批准から30年、子どもの最善の利益を考えたい、その一念です。

このような悩みが決して大阪だけの問題ではなく、日本全国でも深刻化していることであり、海外の研究者も自分たちの国が直面している問題でもあると感じておられるのです。そうした中で、本日このような会見の機会が得られたことに感謝し、お集まりいただいた皆様に心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

アーカイブ動画

◇日本海外特派員記者協会公式サイト

https://www.youtube.com/live/sA4RLHZgHDo c?si=WJNVcakG5_rDDkaz

◇Iwjサイト

https://youtu.be/qQDV3AKkSms?si=DzMTbF037QtsXqds


御礼:日本外国特派員協会(FCCJ)記者会見前!経過報告&意見交流会in東京

2024-05-06 19:11:23 | 集会・イベント

初の東京集会 御礼

本日、ポレポレ坐で開催しました、初の東京ガッツせんべい応援団経過報告&交流会、たくさんの方々にお越しいただき、ありがとうございました。

共同代表の足立須香さんから、「無事、いい感じで終わりました」と報告がありました。

明日はいよいよ、外国特派員記者会見が行われます。

◇日本海外特派員記者クラブ記者会見in東京

■ Who Rules Public Schools?
 (公立学校を支配しているのは誰ですか?)

・久保敬(元大阪市立木川南小学校校長)
・辻野けんま(大阪公立大学准教授)

◇ 2024年5月7日(火)13:00~14:00
◇スピーチおよび質疑応答は日本語で行われ、英語通訳が付きます。
◇辻野けんまさんはオンラインで参加。

オンライン視聴方法:https://www.youtube.com/c/FCCJchannel/live 

 

◇大阪では、隆祥館書店で5/7(火) 13:00~「久保敬先生を応援する視聴会」が開催されます。

隆祥館書店 二村知子さんより

8階イベントスペースに大型モニターを設置して無料開放することを思いつきました。パブリックビューイングのように多くの方に来て頂いて、久保先生の提起する問題にその場で触れて議論する場所を提供できればと思います。町の書店として、大切なテーマについて地域の方が交流される場所にして頂ければと思いま。よろしければぜひ。

ご参加希望の方は事前にお電話かメ-ルをいただけますと準備の都合上、ありがたいです。もちろん久保先生の著書や、関連書籍も常備しています。小さな書店のため行き届かないところもあるかも知れませんが、どうぞ宜しくお願い致します。

連絡先二村知子
TEL 06-6768-1023
FAX 06-6768-1024

 E-Mail: ryushokan@eos.ocn.ne.jp

画像は、東京ポレポレ坐で報告する久保さん


     


5/7(火) 13:00~「久保敬先生を応援する視聴会」のご案内

2024-04-29 16:14:16 | 集会・イベント

隆祥館書店の二村知子さんからのご案内

すでに、5月7日海外特派員記者クラブで久保敬さんの記者会見が行われることはお知らせしましたが、それに伴って、隆祥館書店の二村知子さんよりうれしい案内が届きました。どうぞご覧ください。

🌹5/7() 13:00~「久保敬先生を応援する視聴会」

「僕の好きな先生」「フツーの校長、市長に直訴」の著作のある元木川南小学校前校長先生、久保敬さんが5月7日13時から東京の外国特派員協会で記者会見をされることになりました。

政治が教育現場に介入されることに対して子どもたちのために声を上げた久保先生には、隆祥館書店ではイベントなどで大変お世話になっています。

この機会に何か応援できないか、考えたところ、記者会見の時間に8階イベントスペースに大型モニターを設置して無料開放することを思いつきました。

パブリックビューイングのように多くの方に来て頂いて、久保先生の提起する問題にその場で触れて議論する場所を提供できればと思います。

町の書店として、大切なテーマについて地域の方が交流される場所にして頂ければと思います。よろしければぜひ。

5/7() 13:00~「久保敬先生を応援する視聴会」

ご参加希望の方は事前にお電話かメ-ルをいただけますと準備の都合上、ありがたいです。もちろん久保先生の著書や、関連書籍も常備しています。小さな書店のため行き届かないところもあるかも知れませんが、どうぞ宜しくお願い致します。

二村知子

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   ㈱隆祥館書店 二村知子

 542-0061

大阪市中央区安堂寺町1-3-4

  TEL 06-6768-1023

  FAX 06-6768-1024

  E-Mail: ryushokan@eos.ocn.ne.jp

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日本外国特派員協会(FCCJ)記者会見前!経過報告&意見交流会in東京

2024-04-28 18:55:06 | 集会・イベント

日本外国特派員協会(FCCJ)記者会見前!経過報告&意見交流会in東京

緊急告知!特に関東方面の方へ

すでにお伝えしましたように、ガッツせんべい久保さんがなんと!5月7日に日本外国特派員協会(FCCJ)で記者会見することになりました。
https://www.fccj.or.jp/event/press-conference-who-rules-public-schools

そこで、ガッツせんべい(久保敬元校長の文書訓告取り消しをもとめる)応援団主催で、その前日に東京で緊急の経過報告&意見交流会を行います。

世界の教育者から注目‼️久保 敬(元大阪市立小学校校長)の「提言書」とは~
大阪の教育現場だけの話ではありません!公教育について考えませんか~

📣 日時    5月6日(月)13時半~(約2時間)

📣 会場  ポレポレ坐(ポレポレ東中野)

📣 参加費 (会場費カンパ+資料代) 1000円

(事前申込不要)

東京方面の方、ご参加お待ちしています。また、お知り合いがおられる方はぜひ、お声がけください

 

 

 

 


スペシャルブックトーク「宮崎亮さん「僕の好きな先生」×玉置太郎さん「移民のこどもの隣に座る」のご案内

2024-02-26 11:41:08 | 集会・イベント

スペシャルブックトーク
宮崎亮さんの「僕の好きな先生」と玉置太郎さんの「移民のこどもの隣に座る」

ガッツせんべい応援団 共同代表の足立です。

いつもご支援ご協力ありがとうございます。

普段は、生野区コリアタウン近くで6年前に「一般社団法人ひとことつむぐ」を立ち上げ「まちの拠り所~Yosuga ~」という場所を中心に地域活動を行っています。
また、「教育」をテーマにした様々な企画を開催しています。

今回は、スペシャルブックトークのご案内です。
宮崎亮さんの「僕の好きな先生」玉置太郎さんの「移民のこどもの隣に座る」
日 時 2024年3月9日(土)14:00~17:00 (開場 13:30)
会 場 玉造さんくすホール 大阪市東成区中道3-14-17 
参加費 1500円

私には、この2冊の出版は、偶然の出来事とは思えませんでした。
宮崎さんと玉置さんは、朝日新聞の社会部記者
久保さんと山崎さんは、大阪市立小学校の元校長
という共通点だけではないのです。

この2冊が「つながる」ことで、さらに深まる!
何が?どのように深まるのか?
皆さんと一緒に考えたいです。
ガッツせんべい応援団の皆さんにこそ、ご参加いただきたいブックトーク

ありがたいことに皆さんそれぞれお忙しいのにご快諾いただきました。宮崎さんは、広島から駆けつけてくださいます。
会場は、久保さんと私の活動をご理解応援してくださっている「さんくすホール」の小野さんの特別のお計らいで貸していただけることになりました。

3月9日はすでにいろいろなイベントが企画されていますが、
今後、この皆さんが集って話をされる機会は、おそらくないと思います。
この日、ご都合つきそうなら、ぜひぜひ、お越し下さい。
ご家族、お知り合い、お友だちにもお声がけいただけたらありがたいです。

なんと、終了後は、交流会も行います。(定員20名、2,000円)
もちろん、書籍販売もあります。

どうぞ、ご検討よろしくお願いします。