毒舌の日々

なかなか人前で言えないことをぶちまけます。

『本と虫は家の邪魔』 奥本大三郎

2020-07-16 23:33:19 | 読書
『本と虫は家の邪魔』 奥本大三郎
¥1,800+税 青土社 2018/11/15発行
ISBN978-4-7917-7112-7

対談集。錚々たるメンバーである。
アーサー・ビナード
ビートたけし
阿川佐和子
田辺聖子
長谷川眞理子
阿川弘之×北杜夫
鹿島茂
内田洋子
山極寿一
茂木健一郎
養老孟司


>  阿川佐和子:日本人は何でこんなに虫が好きなんでしょうか。
> 奥本:いい虫がたくさんいたから自然と好きになったんだろうと思いますね。それから、日本人の目は接写レンズ的なんですよ。日本の根付けとか印籠なんかの工芸品とか、現代では半導体って非常に精巧なつくりですよね。それは手先が器用なんじゃなくて、養老孟子さん式に言えば目を通して脳が細かいものを認識するからつくれる。(85頁)

> 鹿島茂:骨董の世界というのは、世界でこんなばかげた物を買うのは自分だけだろうと思っていると、必ずほかにもたくさんいるんですよ(笑)。(199頁)

> 山極寿一:ゴリラは家族的な集団しかもっていないし、サルは家族がなくて、より大きなコミュニティという集団しかもってないんです。そのどちらにも属し、複数のコミュニティを行き来し、演技をしながら役割を果たしているのが人間です。(226頁)


やっぱアーサー・ビナードと鹿島茂が好きだなー。

GO TO

2020-07-16 23:29:59 | 日記
東京除外とか言ってるくらいだったら、そもそもGoToやめりゃいいんじゃん?

観光関係の皆さんには申し訳ないけど、コロナ禍の間は移動自粛は基本でしょ。

経済のためには死んでもいいって人たちには、ご勝手にとしか言いようがないけど。