羽化に失敗した……?
老朽化した石炭火力発電を2030年までに段階的に休廃止することを経済産業相が発表した。
同時に、未だに蠢く原子力発電推進派が、Co2を排出しない原発を増設せよと言い出している。
原発推進派って、Co2排出削減の目的と手段を勘違いしてないか?
なぜCo2を削減しようとしているかと言えば、地球温暖化防止のためだよ?
そして原発は巨大な海水湯沸かし器だ。
核分裂のエネルギーのうち、発電に利用できるのはせいぜい1割。原子力委員会は3割と主張しているけれど、そんなわけがない。
仮に原子力委員会が言うように3割だとしても、残りのエネルギーは海水を冷却水として、熱水を海に垂れ流しなわけです。汚染水と同じようにね。
薄まるから大丈夫、と推進派は言う。
薄まると無くなるは違うのに。
そうやって熱水を海に垂れ流しておきながら、Co2は少ないから温暖化防止にいいって? この人たち、アタマおかしくないかな。