琴電60形67の前身は、宮城電鉄が1926(大正15年)に日本車輌で新造したクハ300形国有化後、仙石線で走っていましたが、1953(昭和28年)高松琴平電鉄に3両が移籍し老巧化の激しい木造車体を、鋼体化し電動車化をして琴電60形67に改番した古豪車両木造車時代の面影を各所に感じさせる、最後は志度線増結用で運用されたようですが長尾線の早朝運用で、5000形 (510) と組んで走る姿をとらえる事が出来ました。 93’8.30 長尾線 (元山~水田) 60形 67 + 5000形 510