片想い

恋は甘い毒薬

あきらめよう、か

2012-09-29 | 日記

恋は風邪と同じ。

熱に浮かされて、

目が覚めているのに夢の中を歩いているみたいで、

自分の頭も体も自分の思い通りに動かない。

こんなはずじゃないと思う自分が叫ぶ。

もうやめよう、と。

彼の言葉に、彼の仕草に、彼の態度に、彼の笑顔に、

こんなにも動揺する自分はもう見たくない、と。

あきらめよう、か。

忘れよう、か。

自分の心に嘘をついてみよう、か。

 


何も、言えない

2012-09-15 | 日記
好きという気持ちが心から溢れて、
独りよがりの夢を見る。

あなたが好きと声に出したら、
この夢の世界もあなたの笑顔も一瞬で消えるのね。
いつものジョークで軽く笑って、それきり私に背を向けるでしょう。

だから今は。
言葉交わして、笑いあえる幸せ。
あなたの笑顔が見れれば、それだけでいい。

心の中の切なさを
苦しさを
気付いてほしいけど、
分かってほしいけど。

でもやっぱり私、
何も言えない。



ときめき

2012-09-01 | 日記

さりげなく、食事に誘ってみる。
何気なく思いついた振りをして。
誘い慣れた振りをして。
それでも声が震えたことに、
きっとあなたは気付いたはず。

二人で歩く街は、景色さえ別の色。
まぶしいのは太陽なのか、あなたの笑顔なのか。
何気ない会話が嬉しくて、はしゃぐ私はいつもよりずっとおしゃべり。
今日だけはあなたの笑顔を独り占め。
時を止めて、このままあなたを閉じ込めてしまいたいけれど。

何気ないさよならで、
別れた街角。
見送る背中は振り向きもせずに、足早に夜の街へと消えていく。
微笑んでくれたのは、あなたの優しさ?
本当は
迷惑だったのかも。
つまらなかったのかも。
早く帰りたかったのかも。

恋はいつも不安と隣合わせ。